ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメーション映画 SF/ミュージカル『アイの歌声を聴かせて』「近未来社会の日常にリアリティあり(`・ω・´)b」

引用元:amazon.co.jp

ストーリー

景部高等学校に転入してきた謎の美少女、シオン(cv 土屋太鳳)は抜群の運動神経と天真爛漫な性格で学校の人気者になるが…実は試験中の【AI】だった!シオンはクラスでいつもひとりぼっちのサトミ(cv 福原遥)の前で突然歌い出し、思いもよらない方法でサトミの“幸せ”を叶えようとする。彼女がAIであることを知ってしまったサトミと、幼馴染で機械マニアのトウマ(cv 工藤阿須加)、人気NO.1イケメンのゴッちゃん(cv 興津和幸)、気の強いアヤ(cv 小松未可子)、柔道部員のサンダー(cv 日野聡)たちは、シオンに振り回されながらも、ひたむきな姿とその歌声に心動かされていく。しかしシオンがサトミのためにとったある行動をきっかけに、大騒動に巻き込まれてしまう――。ちょっぴりポンコツなAIとクラスメイトが織りなす、ハートフルエンターテイメント!

引用元:https://filmarks.com/movies/92720

 

「サカサマのパテマ」「イヴの時間」の吉浦康裕が原作・脚本・監督を務めたオリジナル長編アニメーション。景部市高等学校に転入してきたシオンは、登校初日、クラスで孤立しているサトミに「私がしあわせにしてあげる!」と話しかけ、ミュージカルさながらに歌い出す。勉強も運動も得意で底抜けの明るさを持つシオンはクラスの人気者になるが、予測不能な行動で周囲を大騒動に巻き込んでしまう。一途にサトミのしあわせを願うシオンの歌声は、孤独だったサトミに変化をもたらし、いつしかクラスメイトたちの心も動かしていく。声の出演は、不思議な転校生シオンを土屋太鳳、クラスメイトのサトミを福原遥、サトミの幼なじみで機械マニアのトウマを工藤阿須加が担当。「コードギアス」シリーズの大河内一楼が共同脚本、「海辺のエトランゼ」の漫画家・紀伊カンナがキャラクター原案、「とある魔術の禁書目録」シリーズのJ.C.STAFFがアニメーション制作を手がけた。

引用元:https://eiga.com/movie/93749/

登場人物・キャスト

景部高等学校[編集]

シオン / 芦森 詩音(あしもり しおん[5]
 - 土屋太鳳[1]
本作の主人公。6月6日生まれ[6]
サトミのクラスの転入生で謎の美少女。抜群の運動神経と天真爛漫な性格で学校の人気者になる。
実はサトミの母・美津子が開発し、試験中のAIを搭載したロボット。転校当時からサトミのことを知っており、彼女を幸せにするために懸命になる。転入してきたのはモニターテストのため。サトミを含む生徒に正体がばれなければ成功となり、ばれれば失敗となる。
幸せの意味がよく分かっておらず、すぐ歌い出すなど騒動を起こし、アヤからは「ポンコツ」呼ばわりされている。
緊急停止コードで機能停止すると、自動的に腹部から入力・出力デバイスが射出される。
サトミ / 天野 悟美(あまの さとみ[7]
声 - 福原遥[1]
本作のもう一人の主人公。12月31日生まれ、血液型A型[8]
小学6年生の時に[9]両親が離婚しており、現在は母・美津子と二人暮らし。家事もこなす母親思い。学級委員を務める優等生で正義感が強く人一倍しっかりしているが、本心を見せるのが苦手。
電子工作部の部室でサッカー部の3年生の喫煙を教師に言いつけ、出場停止となったサッカー部から逆恨みされ「告げ口姫」と言われていじめを受け、学校では孤立してしまっているが、これはトウマの部室を守るためだった。
女児向けミュージカルアニメ『ムーンプリンセス』の大ファン。
トウマ / 素崎 十真(すざき とうま[10]
声 - 工藤阿須加[1](幼少期:藤原夏海
サトミの幼なじみでクラスメイト。4月10日生まれ、血液型O型[11]
電子工作部の部員。小学生のころからの機械マニアで、専門的な知識と卓越した能力を持っている。
サトミに対しては、昔からずっと好意を抱き続けている。サトミにタマゴ型の改造AIの玩具をプレゼントし、そのAIに関心を抱いた美津子がサトミから借りたところ当時の上司だった野見山に初期化されてしまい、その状態で返されてしまったため、美津子に初期化されたものと思い込んで、それ以来疎遠になっている。
ゴッちゃん / 後藤 定行(ごとう さだゆき[12]
声 - 興津和幸[1]
サトミのクラスメイト。11月20日生まれ、血液型AB型[13]
勉強も運動もそつなくこなし、人柄も良いため、学校では男女ともに人気がある。アヤと付き合っている。
アヤからうわべだけでしか評価されていないと思い込みぎくしゃくしていたが、シオンのおかげで仲直りした。
アヤ / 佐藤 綾(さとう あや[14]
声 - 小松未可子[1]
サトミのクラスメイト。7月8日生まれ、血液型A型[15]
気が強くはっきりものを言う面もあるが、本当は優しく友達思い。
ゴッちゃんが他の女子と話していると嫉妬してしまう。ゴッちゃんと仲直りしてからはシオンやサトミを気遣うようになる。
サンダー / 杉山 絋一郎(すぎやま こういちろう[16]
声 - 日野聡[1]
サトミのクラスメイト。3月9日生まれ、血液型B型[17]
柔道部員。人一倍練習熱心で、AIロボットの三太夫(さんだゆう)とよく稽古をしているが、本番に弱く試合に勝ったことはない。三太夫のメンテナンスや修理をトウマに頼んでおり、彼を信頼している。シオンのおかげで試合に初勝利を果たし、シオンがAIと知りながら想いを寄せるようになり、回収されたシオンを取り戻そうとする。
マユミ、リョーコ
声 - 藤井ゆきよ(マユミ)、杉山里穂(リョーコ)[18]
アヤの友達。アヤとゴッちゃんの仲を心配している。
石黒(いしぐろ[19])、鈴山(すずやま[19]
声 - 河西健吾(石黒)、石谷春貴(鈴山)[18]
電子工作部の部員で、トウマの部活仲間。
クラスの担任
声 - カズレーザーメイプル超合金[20][18]
サトミのクラスの担任教師。肥満で眼鏡をかけている。担当教科は数学で、数学の授業の際はシオンが書いた大量の数式に仰天していた。

星間エレクトロニクス[編集]

天野 美津子(あまの みつこ[21]
声 - 大原さやか[1]
サトミの母で、星間エレクトロニクス景部市の支社に勤めている。夫と離婚した後はサトミを引き取り育てている。職位は課長。「シオンプロジェクト」のリーダーを務めている。男社会の圧力にも負けずに出世したため、社内に敵が多い。
サトミにスケジュールデータを覗き見られていることやシオンがAIであることをサトミが知っていることに気付かなかった。
サトミから研究成果を台無しにしないように気遣われていたが、「シオンプロジェクト」が最初から失敗していたと知り、絶望から一度は飲んだくれてしまうが、シオンを奪還しようとするサトミたちの作戦に協力する。
野見山(のみやま[21]
声 - 浜田賢二[1]
研究員の一人で職位は主任。
美津子よりも五つ年上で元上司だが、仕事で出し抜かれてしまったと思っており、部下という現在の立場に納得しておらず、それを西城に付け込まれる。シオンの学校への送迎係を務めていたためモニターテストの件で偽のデータが出ていると気づき、命令されていない行動をしたシオンを「恐ろしい」と評している。
過去にトウマのAIを初期化した張本人でもある。
西城(さいじょう[22]
声 - 津田健次郎[1]
景部市支部の支社長。美津子の上司。眼鏡をかけている。
陰湿な性格で出世した美津子を最も妬んでおり、美津子を潰したうえで排除を目論んでいる。AIメーカーの重役ながら、AIを「何をしでかすかわからん代物」扱いするなど軽視しており、シオンに対しても製品呼ばわりしている。
会長
声 - 堀内賢雄[18]
星間エレクトロニクスの会長。穏やかな性格で美津子に対して情があり、美津子の先走ってしまった行動を「次は堂々とやれ」と咎めることなく、研究成果をきちんと評価し西城を唖然とさせた。
アニメ劇中では顔に影が掛かっていたり後ろ姿だったりと顔が見えないように描写されているが、パンフレットの設定資料では顔が判明しており、漫画版では設定画に準じた顔で描かれている。

その他[編集]

ムーン
声 - 咲妃みゆ[23]
劇中アニメ『ムーンプリンセス』[注 1]に登場する主人公のプリンセスとして歌う。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/アイの歌声を聴かせて

感想

「『イブの時間』ぽい作品だな(●´ω`●)?」と思ったら『イブの時間』の吉浦康裕さんが原作・脚本を担当されていると解説で知り納得しました。

『イブの時間』のときも思いましたが、吉浦康裕さんは近未来日常SFがとてもうまいと思います。

『イブの時間』ではアンドロイド・ロボットが人間の心を持った、これからあるかもしれない世界で、アンドロイド・ロボットと人間のリアリティーある交流が描かれていました。

 

そして本作『アイの歌声を聴かせて』も、近未来の世界観がとてもリアルなんです。

例えば現在でも「スマートスピーカー」や「スマート家電」などがありますが、この作品の世界では現在よりもさらに使いこなされていたり、カーボンニュートラルな発電方法が発展しているリアルな近未来が舞台です。

とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』の学園都市の世界観に近いかもしれません。

 

そんな近未来のある日、人間の心をもったシオンという少女型アンドロイドが、ある目的のために人間の高校にやって来て、何故かサトミという少女に接近してハチャメチャな問題を巻き起こすという物語です。

引用元:映画『アイの歌声を聴かせて』

転校生が冴えない主人公に接近して、問題を起こしながらも徐々に仲間が増えて行くという、よくある設定の話ではありますが、物語としての出来は良いと思います。

何より世界観がとてもいいです(`・ω・´)b

ですが賛否は分かれる作品だと思いますね(^▽^;)

 

賛否がわかれる原因の一つ目は、芸能人声優さんの起用ですね。

当然、芸能人声優さんを起用するのは悪い事ではありませんよ。

番組宣伝なども必要ですからね。

ですが、キャラクターと芸能人声優さんの声が合っていないと感じるケースもあるわけですよ(^▽^;)

本作の主人公シオンを演じられているのが土屋太鳳さんなんですが、正直ちょっと合っていないというのがバニラの感想です。

「どこが合っていないのか?」と問われても答えられないのですが……ちょっと合っていない(^▽^;)  ごめんなさい……(>_<)

 

そして二つ目は、突然始まるミュージカル。

ディズニーなら違和感全然ないのですが、日本アニメで突然ミュージカルが始まると違和感が拭えない(^▽^;)

これがコメディ・ギャグアニメだったら笑えるのでしょうけど、真面目にミュージカルをやっているのでどういう感情で観たらいいのか混乱してしまいました(;^▽^)

シオンちゃんのノリについて行けるのであれば、気になりませんけどね。

 

まあ、これは慣れの問題で慣れてしまえば味がありますし、バニラはこういう作品も好きなのでマイナス点にはなりません( ̄▽ ̄)

ストーリーは良くできているし近未来の世界観はリアルなので、声優さん問題とミュージカル演出が気にならないなら、評価の高いアニメーション映画になるのではないでしょうか('◇')ゞ

予告

www.youtube.com