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アニメ SF/ミステリー『僕だけがいない街』「犯人がわかっていても、面白い作品」

引用元:TVアニメ『僕だけがいない街』公式サイト

ストーリー

漫画家としてデビューするも、いまひとつ結果を出せずに毎日を過ごす青年・藤沼悟。彼は、彼の身にしか起こらない、ある不思議な現象に不満を感じていた。

――リバイバル(再上映)

何か「悪い事」が起こる直前まで時が巻き戻る現象。それは、その原因が取り除かれるまで何度も繰り返される。

……まるで、誰かに「お前が防げ」と強制されているかのように。

しかし、ある日起きた事件をきっかけに、その現象に大きな変化が訪れる。

自らの過去に向き合う時、悟が目撃する真実とは?

そして、悟の未来は――?

引用元:https://bokumachi-anime.com

登場人物・キャスト

主要人物

藤沼 悟(ふじぬま さとる)
 - 満島真之介(成人)、土屋太鳳(小学生)
主人公。北海道出身。1977年3月2日生まれ[注 2]
2006年5月時点では29歳[注 2]漫画家。画力やストーリー構成力はあるものの、自分の心に踏み込めないという欠点のためにデビュー後はなかなか成功せず、ピザ屋「Oasi Pizza」のアルバイトで生計を立てていた。人間関係は希薄。漫画は主にゲームのコミカライズを手がけていた。心に思ったことを無意識のうちに声に出す癖がある。
「再上映(リバイバル)」というタイムリープ能力の持ち主で、過去を変えることができるが、自分の意志とは無関係に発動するためにその能力を疎ましく思っていた。しかし母親の死をきっかけに、2006年と1988年を往復する「再上映」が発動。そのチャンスを活かし、過去と現在の悲劇を回避するために奔走する。
雛月 加代(ひなづき かよ)
声 - 悠木碧
小学校時代の悟のクラスメイト。1977年3月2日生まれ(悟と同じ日)。リバーシトランプが強い。母子家庭で、母親とその愛人から虐待を受けている。その家庭環境ゆえに卑屈な性分となってしまっており滅多に言葉を発さず、クラスでは貧乏ゆえに偏見を持たれている。口癖は「バカなの?」。
オリジナルのタイムラインでは連続誘拐殺人事件の被害者となり、1988年3月1日に死亡。
片桐 愛梨(かたぎり あいり) / アイリ
声 - 赤﨑千夏
悟のバイトの後輩である女子高生。2006年5月時点で17歳。一人称は「あたし」だが、親しい人物の前では「愛梨」になる。快活で人見知りしないオープンな性格。良くも悪くも素直に物を言うため、当初は悟に「距離感が掴めない」と困惑されていたが、何事にも踏み込んでいく姿勢が悟の心境に変化を与えていく。自分の「正義」に忠実で一本気だが、許せない相手には即殴りかかるような一面もあり、美穂からは「我慢が足りない」とも言われる。
藤沼 佐知子(ふじぬま さちこ)
声 - 高山みなみ
悟の母。2006年5月時点で52歳。夫とは悟が赤子のころに別れ、女手一つで悟を育てた。元テレビ石狩の報道部アナウンサーで高い洞察力と推理力があり、心を読んでいるかのような発言をするため、悟は頭があがらない。愛梨が姉と見間違うほど外見が若いままであり、1988年と2006年で容姿にほとんど変化がなく(原作最終回で2012年の姿も登場するが、やはり変化はなかった)、悟曰く「妖怪」と揶揄されている。悟にはうっかり口を滑らせる癖があり、その都度「冗談に決まってるべさ」と誤魔化している(悟には「冗談に決まってるべさ」=真実である、と見抜かれている)。また、学生時代には部屋に入り込んだ下着泥棒を退治したほどの猛者であった。
白鳥 潤(しらとり じゅん) / ユウキさん
声 - 水島大宙
1988年時点で悟の友人であった近所に住む青年。当時23歳。軽度の吃音症持ちだが、ペーパークラフトが得意。朝4時から父親・清一郎(せいいちろう / 声 - 手塚秀彰)が営む弁当屋「白鳥食品」を手伝い、仕事明けの昼過ぎには街をブラブラしていたため、再上映前の悟からは無職だと思われていた。悟にとっては、自分を変えるきっかけを与えてくれた存在であり、尊敬する相手である。1988年の事件の犯人として捕らえられ、死刑を宣告される。
小林 賢也(こばやし けんや) / ケンヤ
声 - 大地葉(10歳)、柄本佑(26歳)
悟のクラスメイトでアジト仲間。サッカー少年で、泉水小学校の友達とも親しい。父親が弁護士ということもあり、頭脳明晰で観察眼が鋭く、テレビ石狩による事件の報道規制や、大人の意識をもっている悟の変化を見抜いた。一方、アプローチは下手と自認している。『Re』にて5歳年下の美幸(みゆき)という妹がいることが判明した。
八代 学(やしろ がく)
声 - 宮本充
小学校時代の悟のクラスの担任教師。1988年時点では29歳前後。明るく親身なために人気がある。禁煙の代償行動で、一人でいるときは飴を手放さない。加代の保護にも積極的に動き、再上映後の悟に父親に似た感情を抱かれていた。
杉田 広美(すぎた ひろみ) / ヒロミ
声 - 鬼頭明里(10歳)、田丸篤志(26歳)
1988年のクラスメイトで、女の子のような名前と外見を持つ少年。アジト仲間。『ファイナルファンタジー』が好き。将棋が強い。悟は「俺と同じで人付き合いが苦手だった」と回想しているが、作中ではそう言った一面はあまり描かれていない。

小学校の生徒

カズ
声 - 菊池幸利
1988年のクラスメイト。アジト仲間であり、「アジト」を作った張本人。シューティングゲーム好き。仲間思いの性格で行動力に溢れており、友達のいなかった賢也をアジトに誘ったり、悟が植物人間になった後は落ち込んでいる仲間たちを元気付けるためにお好み焼きパーティーを開いた。
修(おさむ) / オサム
声 - 七瀬彩夏
1988年のクラスメイト。アジト仲間。『ドラゴンクエスト』が好き。一時期、悟たちの行動に加えてもらえないことから疎外感を抱いていたが、後に理由を聞いて納得した。
柳原 美里(やなぎはら みさと)
声 - 木野日菜
1988年のクラスメイト。気が強く悟や加代をからかう。加代とは過去の事情から互いに嫌い合っており、彼女に給食費盗難の疑惑を掛けようとしたが悟と賢也によって失敗。それ以降はクラスでは浮いた存在になっていた。
浜田 コウイチ(はまだ コウイチ)
声 - 吉田麻実
1988年のクラスメイト。アイスホッケー部のレギュラーで、全国優勝の実力者。短距離走で悟に勝利するが、悟が遠慮から手を抜いたことに気付き彼を罵倒する。
中西 彩(なかにし あや)
声 - 金子彩花
悟らが通う小学校の隣にある泉水小学校の生徒。エレクトーン教室に通っている。趣味は読書で母が薦めたシェイクスピアの『リア王』を読んでいる。オリジナルのタイムラインでは1988年に起きた連続誘拐殺人事件の第二の犠牲者。

その他の人物

高橋(たかはし)
声 - 竹内栄治
悟と愛梨が勤めているピザ屋の店長。悟からの印象は「ちょっとウザい兄貴肌」。悟の働きぶりを買っており、漫画が上手く行かないようなら、と社員登用を勧めている。愛梨には好意を抱いており、特にアニメ・実写映画版では原作よりもそれを窺わせる描写がある。
澤田 真(さわだ まこと)
声 - 大川透
佐知子の元同僚でテレビ石狩に務めていた記者。2006年時点では退職してフリージャーナリストとなって連続誘拐殺人事件の真犯人を追っており、佐知子とは退職後も意見を交換し合うほか、弁護士である賢也の父とも交流がある。
雛月 明美(ひなづき あけみ)
声 - 岡村明美
加代の母親。旧姓は高島。昭和32年3月12日生まれ。夫・加寿男の暴力にたえかね離婚し現在は愛人(実写版では「須藤」)と暮らしている。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/僕だけがいない街

感想

殺されてしまったクラスメイトの女の子を救うために、主人公が過去に戻るという王道展開のよくある話ですが、面白いから王道になるわけであって本作『僕だけがいない街』は王道に面白いです( ̄▽ ̄)

以前、観たことがあるのですが、今回久々に視聴しました。

ミステリ作品は犯人がわかってしまったら、面白さが半減するとよく聞きますが、本作『僕だけがいない街』は結末や犯人をわかっていてもハラハラドキドキなんですよ。

 

恐らく、作者の三部けいさんも、初めからそれほど犯人を隠そうとしていなかったと思います。

勘のいい人なら「まあ、この人しかいないよね(^▽^;)」と犯人が初期の内からわかってしまう構成になっていますからね。

だから、ミステリ作品でいうところの犯人探し、推理パートを抜きにしても、面白いエピソードで構成されていて、面白さが損なわれないのです。

アニメ、映画、漫画と、ストーリーや結末が微妙に違うところもあって見比べるのも面白いですよ(*´ω`) 

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