ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメ SF 『電脳コイル』「眼鏡が本体(^0_0^)」

引用元:GYAO!-yahoo! JAPAN

ストーリー

時は202X年、今よりもちょっと未来。子供達の間で“電脳メガネ”が大流行していた。この“電脳メガネ”は、街のどこからでもネットに接続し様々な情報を表示する機能を備えた、子供たちになくてはならないアイテムだ。現代の携帯電話のように普及し、ほぼ全ての子供が持っている。舞台は由緒ある神社仏閣が建ち並ぶ古都でありながら、最新の電脳インフラを擁する地方都市「大黒市」。
小此木優子(おこのぎゆうこ) は、小学校最後の夏休みを目前に、父の仕事の都合で大黒市に引っ越すことになる。そこで出会ったのは、もう一人の“ユウコ”、天沢勇子(あまさわゆうこ) 。
同じ名前で同じ歳だが全くタイプの違う二人。新しい学校で個性豊かな子供たちと出会い、電脳空間で次々と巻き起こるフシギな出来事を体験する。

引用元:https://v-storage.bnarts.jp/sp-site/coil/

登場人物・キャスト

主要人物

ヤサコ / 小此木優子(おこのぎ ゆうこ)
 - 折笠富美子
コイル電脳探偵局 会員番号 八
主人公。2014年10月12日生まれ[注 21]。「ヤサコ」とは、「優」の訓読みをもとにしたあだ名である。金沢市から引っ越してきた女の子。大黒市立第三小学校に転入し、6年3組に在籍。生物部部員。メガばあにデンスケを助けてもらう代わりに、コイル電脳探偵局に入局させられる。優しくて、大人しめの性格。金沢市とは勝手が違う大黒市での生活にとまどいながら、イサコやフミエ、ハラケンたちとの出会いにより、不思議な出来事に向き合っていく。
イサコ / 天沢勇子(あまさわ ゆうこ)
声 - 桑島法子
もう一人の「ゆうこ」。2014年4月4日生まれ[注 21]。「イサコ」とは、優子との区別のためフミエに付けられたあだ名で「勇」の訓読みをもとにしているが、本人はこのあだ名で呼ばれることを嫌がる。ヤサコが転入した翌日に、同じクラスへ転入してきた女の子。同じく金沢市から引っ越してきたが、ヤサコとの面識はなかった。強気な性格で友だちを作ろうとしないなど、利己的で他者を寄せ付けない振る舞いをする一方、危機に陥る京子を助けたり、入院中の伯父を見舞うなど優しい一面も垣間見える。「暗号屋」であり、電脳メガネの隠し機能である「イマーゴ」を使える。大黒市にある「何か」を探し、様々な事件を引き起こす。
フミエ / 橋本文恵(はしもと ふみえ)
声 - 小島幸子
コイル電脳探偵局 会員番号 七
電脳ペットを探していた所でヤサコと出会う、背の低い女の子。生物部副部長。ヤサコにとって大黒市で初めての友だちであり、クラスメイト。気が強くて押しつけがましいが、根は親切。しかし少しお節介なところもある。ダイチの嫌がらせの数々に対抗するうちにハッキング技術や違法な電脳アイテムの扱いに長けていき、暗号屋であるイサコも認めるほどの電脳技能を持つに至った。かつてネズミ型の電脳ペットを消去され悲しい思いをしたために、サッチーに強い敵愾心を抱いており、それ以来、電脳生物に対して感情移入しないようにしている。そのために、オヤジを「ペット」ではなく「しもべ」とみなしている。苦手なものは怖い話と大きい生き物。実弟のアキラとは仲が悪く、彼に対しては暴君の如く振る舞うため、非常に恨まれている。
ハラケン / 原川研一(はらかわ けんいち)
声 - 朴璐美
コイル電脳探偵局 会員番号 五
少し無愛想な、背の高い男の子。大黒市立第三小学校6年1組に在籍。生物部部長。感情をあまり表に出さないため、普段は無表情でボーっとしているように見られている。フミエには「頼りない」と言われることがあるが、それについて気にしている様子はない。
空間管理室の客員顧問をしているオバちゃんのつてで、サッチーやキュウちゃんを1分間だけ電脳ペットとして制御することができる。交通事故で亡くなった「カンナ」とは幼馴染だった。彼女とケンカ別れしてしまったことに負い目を感じており、その事故の真相を探るため、カンナとの共同研究であった「イリーガルの観察」を1人で続けている。
メガばあ / 小此木早苗(おこのぎ さなえ)
声 - 鈴木れい子
コイル電脳探偵局 会員番号 零(ゼロ)
ヤサコの父方の祖母で、電脳駄菓子屋「メガシ屋」(メガネの駄菓子屋の略)店主。コイル電脳探偵局の創始者。ヤサコからは普段「おばば」と呼ばれ、そのがめつさから敬遠されていた。したたかで物事に動じないが、嫁姑の喧嘩になると感情を爆発させる。メタバグを組み合わせて、メタタグを作り出す特殊技能の持ち主。発売禁止になった強力なメタタグも所持しており、電脳アイテムやメガネに関する知識が豊富。
4年前に倒れた影響で色々と記憶が飛んでいる。4年前に「電脳コイル」現象(後述)からオバちゃんを助けた際、それ以前の記憶の多くを失っている。その時の感情のもつれがまだ残っており、古い空間が増殖した異常事態にもオバちゃんにタダで手を貸そうとはしなかった。他の局員にも同じ手を使ったかは不明だが、ヤサコとヤサコの父に対しては弱みを握った上で、強制的に入局させている。物語の後半では失った記憶を取り戻し、かつてオバちゃんが「通路」を開けようとしていたことを思い出す。
オバちゃん / 原川玉子(はらかわ たまこ)
声 - 野田順子
コイル電脳探偵局 会員番号 弐
ハラケンの父方の叔母なので「オバちゃん」と呼ばれている、自称17歳。大黒市市役所空間管理室の客員顧問であり、「サッチー」の導入者でもある。過保護とも思えるほど、甥であるハラケンを溺愛している。移動時には黒のライダースーツを身にまとい、黒のビッグバイクを駆る。妥協のない性格で、必要であれば違法な行動も躊躇しない。
ダイチ / 沢口ダイチ(さわぐち ダイチ)
声 - 斉藤梨絵
大黒黒客のリーダーだった背の低い男子。ヤサコと同じクラス。生物部部員。ガキ大将気質で、仲間を率いて電脳を駆使したイタズラばかりしているガキ大将。いつもフミエとはり合っている。気に入らない相手には電脳に限らずいじめを仕掛ける。しかし、いじめられている子を助けることもあり、仲間からはそれなりに慕われている。メタタグを使わず、通信販売経由で違法な電脳アイテムとハッキングの知識を身につけているが、能力はフミエやイサコに劣る。後に大黒黒客をイサコに乗っ取られる。フミエの事が好きで、フミエに仕掛けたいたずらも、恋愛感情を素直に表せないためのものであった。
デンパ
声 - 梅田貴公美
大黒黒客のメンバーである男子。ハラケンと同じクラス。生物部部員。温厚で優しい性格で、コイル電脳探偵局への対抗意識はほとんどない。かつていじめにあったときに唯一助けてくれたダイチを慕っている。「誘電波体質」という電波の受信感度が高い体質のため、「デンパ」と呼ばれる。このため空間の不安定な電脳霧の中でも、体(電脳体)が壊れにくい。普通の人には聴こえないようなメタバグが発する音も聴くことができる。自転車にはうまく乗れないようで、小学六年生時点でも補助輪付きである。
ガチャギリ
声 - 山口眞弓
大黒黒客のメンバーである男子。ハラケンと同じクラス。生物部部員。常に帽子を目深に被っている。抜けているところもあるが、基本的にはクールな性格で、イサコに従うのも彼女の技術を入手するためと割り切っている。「イマーゴ」や「キラバグ」などの都市伝説についての知識も持ち合わせている。
ナメッチ / 滑川(なめかわ)[注 22]
声 - 沼田祐介
大黒黒客のメンバーである男子。ヤサコと同じクラス。生物部部員。メンバーの中では能力的に最も劣り、主体性も欠けている。強いものには卑屈で、ダイチやイサコに対しては同級生にもかかわらず敬語を使う。
アキラ / 橋本アキラ(はしもと アキラ)
声 - 小林由美子
大黒黒客のメンバーである男子。フミエの弟。生物部部員。4年生なのでメンバーからは「4年」と呼ばれている。姉のフミエからは傍若無人なる扱いをされており、そんな姉を非常に恨んでいる。年少ながら冷静で鋭い洞察力を見せる。気配りも良く、電脳技能は高い。自身の電脳ペット・ミゼットを巧みに使い、様々な映像を記録するのが日課
小此木京子(おこのぎ きょうこ)
声 - 矢島晶子
ヤサコの妹。元気でいたずら好き。好奇心旺盛で、デンスケをお供に日夜騒動を巻き起こす。デンスケやダイチに対して過激な悪戯を仕掛けるなど、ヤサコたちを悩ませている。何を見ても指をさして「ウンチ」と言うのがマイブームでヤサコに辟易されている[78]。最終回にて小学生になり、約半年しか使われなかった姉のランドセルを譲り受ける。

その他の人物

小此木一郎(おこのぎ いちろう)
声 - 中尾みち雄
コイル電脳探偵局 会員番号 一
ヤサコの父。電脳メガネ関連企業「メガマス」の社員であり、大黒市市役所空間管理室に室長として出向している。サーチマトンの「サッチー」という愛称や、そのサッチーが発する言葉を考え出した当人である。
半年ほど前からメガマス社の依頼でメガマスの内部監査を行っており、旧コイルスの一派やその走狗として動いていた猫目の存在も把握していた。
コイルタグを造れるが、メガばあ製のモノと比べ再現度は低かったようである。
小此木静江(おこのぎ しずえ)
声 - 金月真美
ヤサコの母。姑のメガばあのメガシ屋を開店するなどの非常識に見える行動に頭を痛めている。普段は電脳メガネをかけていないため、デンスケのことなど、電脳についてはよく知らない。専業主婦。
アイコ
声 - 進藤尚美
ヤサコおよびフミエとクラスメイトで3人で行動することの多い、少し大人びた背の高い女の子。生物部部員。メガネは持っているがあまり興味がない。他人のことにかまけている場合ではないヤサコと、その手の話にはまるで鈍いフミエの恋愛動向を緩やかに後押しする。各話に登場しているが、作中で名前が呼ばれるのは第8話においてヤサコからと第21話においてフミエからの2回のみ。
カンナ / 葦原かんな(あしはら かんな)
声 - 相沢舞
ハラケンの幼馴染み。大黒市立第三小学校5年1組に在籍していた。ハラケンと共にイリーガルの研究をしていたが、一年前の夏休み、彼とケンカ別れした後に電脳ナビで自動運転中の車両による人身事故で死亡。生前はおっとりしていて無口だった。残された日記には彼に対する思いが綴られていた。
実はイマーゴを持っており通路が開いた際、電脳体が分離し電脳ナビが電脳体を避け生身の体を撥ねてしまったのがこの事件の真相。
マユミ
声 - うえだ星子
金沢市でのヤサコのクラスメートであり親友だった女の子[注 23]
マイコ先生
声 - 堂ノ脇恭子
ヤサコのクラスの担任である女性教諭。生物部顧問。未婚であり、そのことで生徒であるダイチらにからかわれる。怒るときは、言葉遣いが乱暴になる。酒にはウイスキーボンボンでも泥酔するほど弱く、しかも酒癖が悪い。夏休みの初めに「コイル電脳探偵局」と「大黒黒客倶楽部」のメンバーを仲直りさせるために合宿を実施したが、結局うまくいかなかった。
ウチクネ / 内久根[注 24]
声 - 西脇保
ハラケンのクラスの担任である男性教諭。マイコ先生に片想い中。マイコ先生と同じく酒に弱い。呼ばれてもいないのに生物部合宿に無理矢理参加した。
教頭
声 - 水野龍司
大黒市立第三小学校の教頭。男性。「柔道三段」の特技を持つ。生物部合宿に参加した。
ダイチチ
声 - 郷里大輔
ダイチの父。町内会長を務める。元卓球部の体育会系で熱血漢。柔道の黒帯でもある。生物部合宿に参加したが、合宿と聞いて勝手に卓球部の強化合宿と勘違いしていた。
カンナの母
声 - 湯屋敦子
警察から戻されたカンナのメガネの中に鍵のかかったデータの存在を知り、中に何か残されていないかハラケンに調査を依頼、彼にカンナのメガネを託した。
オジジ / 小此木宏文(おこのぎ ひろふみ)[注 25]
声 - 矢田耕司
メガばあの夫、故人。ヤサコにデンスケを与えた。大黒市立メガマス病院の医師で、電脳メガネの技術者でもあった。病院でもメガネが使えるようにした功績があり、自室には脳生理学に関する書籍が大量に残されていた。イサコ・イサコのおじ・猫目・オバちゃんから「小此木医師」や「小此木先生」、あるいは単に「先生」と呼ばれる。
ノブヒコ / 天沢信彦(あまさわ のぶひこ)
声 - 岸尾だいすけ
イサコの。5年前にイサコとともに交通事故に遭った。意識不明のまま入院を続けていると思われていたが、実は亡くなっている。勇子に「イサコ」というあだ名をつけており、イサコも兄にこの名で呼ばれることは大切に思っている。
4423(ヨンヨンニイサン)
声 - 岸尾だいすけ
ヤサコが見る、鳥居が無数に連なっている階段の夢の中に現れ、警告らしきものを与えようとするが、いつも正確な内容は聞き取れないままヤサコの目が覚める。ヤサコの初恋の人。
猫目宗助(ねこめ そうすけ)
声 - 遊佐浩二
コイル電脳探偵局 会員番号参
カメラを持ち歩いている謎めいた青年。イサコを巻き込んで陰謀を企てていた。
彼らの父親は世界で初めてイマーゴを完成させ人間の集団無意識を電脳空間で実現した。
しかし、その功績をメガマス社に奪われた事で、父親は失踪、母親は入院生活を余儀なくされ、宗助の家庭は目茶苦茶にされてしまった。メガマス社への復讐と失踪した父親の名誉回復の為、メガマス内部の旧コイルス一派と結託し、過去にはタマコを、そしてイサコをも利用し暗躍していた。目的の為なら人命も厭わない過激なやり方に実の弟からも見限られ、最終話でイサコの病室を暗号式で襲うも、タケルによって阻止されてしまった。その後は消息は不明となっている。
タケル / 猫目タケル(ねこめ タケル)
声 - 日比愛子
猫目宗助の弟であり大黒市立第一小学校の6年生。駅向こうにおいて3人組に絡まれていたヤサコを助けた。兄の指示で大黒町での都市伝説の掲示板を管理していた。兄が企てていた陰謀に対して疑問を持ち、最終回において阻止する。

電脳ペット

デンスケ
声 - 麻生智久
ヤサコの犬型のペットマトン。人語は話せないが、性格は主人に忠実で、ヤサコや京子の危機の際には、自身を顧みず危地に飛び込んでゆく。最終回では、首輪についていた南京錠が、オジジの数珠についていたものと同じような鈴に変わっている。
外見的成長があるようで、ヤサコの元に来た時は子犬だった。
オヤジ
フミエのペットマトン。デフォルメされた人型。隠密行動が得意。他のペットマトンより古い空間での耐久性が強い。臨機応変な行動をとれ、電脳アイテムを扱うこともできる。
モジョ
イサコのペットマトン。茶色の小さい毛玉型で、目と細い毛状の手と1本のアンテナが付いている。全部で8匹おり、イサコは番号で呼び分ける。言葉を話せ、電脳アイテムも使いこなす。ビーム攻撃ができ、発射時に目が赤く点滅する。別行動を取った仲間と「タコ」「イカ」という合言葉を用いて合流する場面があった(第3話)。イサコ自身が傷ついたモジョの手当てをする場面もある(22話)。
ミゼット
アキラのペットマトン。小さい猫型。知能は高く、言葉を話せ、諜報活動が得意。同種に会うと拳のような形の耳を開いてじゃんけんをする機能がある。非公式に流出したパッチによって盗撮などが可能になったため、発売禁止となった。
クロエ
カンナのペットマトン。白い小型犬の姿をしており、ハラケンからは「クロ」とも呼ばれていたが、イリーガル化してしまい、キュウちゃんに消去された。
モモコ
ミゼットと同型で色違いの猫型ペットマトン。アキラのミゼットがこのマトンに会うと、なぜか映像や音声の記録が消去されている[注 26]
ヘップバーン
猫型のペットマトン。第1話において主人公たちが接触するきっかけとなった。
マンタ
トメさんのペットマトン。ハムスター型。第7話の事件の発端となった。

違法電脳体駆除ソフト

キュウちゃん
大黒市の管理するセキュリティプログラムが、「電脳メガネ」により視覚化された際にバレーボール大の球体に見えることから、子供たちの間でこの名称が定着している。複数機が宙を浮遊しながら市内を巡回し、後述する「サッチー」の探査範囲を拡げるほか、自らもビームを放ち、小規模なバグ初期化したり、データの破損を修復する。正面はマークを模したようなデザインになっている。
サッチー
正式名称「サーチマトン」。大黒市の空間管理室が導入した強力な違法電脳体駆除ソフト[注 27]。郵政局が市に管理を委託しており、まだ大黒市以外では運用されていない[79]。視覚化された姿は、赤く丸みを帯びた形で巨大(高さ2.5から3メートル)、顔は日本の郵政省のマスコットキャラクター(〠)に似ている。腹部(にあたる部分)に前述の「キュウちゃん」を4機[注 28]収納することができる。大黒市内に複数機が配備されており、「ボクサッチー、ヨロシクネ」と音声を発しながら滑るように移動する[注 29]。収納したキュウちゃんから駆除対象に向けてビームを放ち、命中した電脳物質のデータを初期化する。あまり高度な識別機能を持っておらず、わずかにバグを持っている電脳ペットや、メガシ屋で売っているような「ちょっとお茶目な電脳アイテム」も駆除対象と認識して攻撃する。そのため、大黒市の子供たちには恐れられている。自らを壁から壁へ「郵」の字の文様の陣を通し転送でき、距離を無視して駆除対象に近づくことができる。郵政局の管轄なので、管理外ドメイン[注 30]である、民家(ホームドメイン)や学校(文部局の管轄)、病院、公園の敷地内、神社などの鳥居のある敷地(文化局の管轄)には許可なく進入や認識ができないようになっている。子供たちはそれを利用し、大黒市に点在する神社を隠れみのとしている。標的を感知できる範囲は半径20メートル程度だが、キュウちゃんによって探査範囲を広げている。「ポチ」「タマ」「ミケ」「チビ」「コロ」の5機が登場する。
2.0(ニーテンゼロ)
サッチーよりも高レベルのフォーマットを実行できる違法電脳体駆除ソフト。メガマス及び電脳局の管轄。普段は稼動しておらず、メガマスの判断、もしくは行政側からの依頼があった時のみ出動する。視覚化された姿は黒いキューブ状で、サッチーよりも小型。出現時には「法」の字の文様の陣が形成される。特別な許可を受け、神社や民家へも進入することができる。性能はサッチーを大きく上回る。物理結界を持っており、ほとんどの攻撃を防ぐことができる。サッチーと同様に母機と子機がいるが、通常時には子機単体で行動する。緊急時には6機が合体したり、親機と合体して行動する[注 31]

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/電脳コイル

感想

隠れた名作として名高い『電脳コイル

作者は磯光雄(いそ みつお)さんという『ガンダム』『ジブリ』『エヴァンゲリオン』『攻殻機動隊』などの人気アニメの制作にも参加している方なのだとか。

そんな磯光雄さんが満を持して制作したのが、初のオリジナルアニメーション『電脳コイル』です(≧▽≦) 

 

本作『電脳コイル』は「第11回 文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 優秀賞」「第29回 日本SF大賞」「第39回 星雲賞 メディア部門」「第7回 東京アニメアワード テレビアニメ部門優秀賞」などを受賞している、社会的評価も高い作品になっています。

その輝かしい受賞歴に恥じぬ名作アニメであることはバニラが保証します( ・`▽・´)

 

まず『電脳コイル』の何が良いかというと、科学とオカルトが共存した新鋭的でありながらノスタルジック漂う世界観です。

科学とオカルトというと、遠いテーマのように感じますが、実は遠くなくて、実は光と影のように表裏一体なもののように思うのです。

なぜ、そう思うのか上手く説明することはできませんが「高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない」というクラークの三法則のようなものもありますし、専門家でもない一般人からしたら、科学も突き詰めればオカルト的に見えてしまいます。

科学の世界でも、研究を突き詰めた科学者が、オカルト的になってしまうなんて話もありますし……幽霊とデジタル機器との相性がいいなんていう話もありますからね(^▽^;)

 

電脳コイル』の世界で使われているスマートグラスのようなメガネがあるのですが、そのメガネをかけると電子の世界が、つまり本作でいう電脳世界見えるのです。

恐らくですが、この電脳世界は人間がメガネを作る以前から存在していた世界だと思うのです。

この世とあの世の狭間のような場所で、科学とオカルトの交わる場所なのです。

もし、これからAR技術が実用化され、チップや電極などを埋め込んで、このような拡張現実の世界で生活することが当たり前になったら、本作に描かれているような、ことになる可能性もあります。

この作品はそのような技術が実用可された世界をリアルに予想している名作と言って間違いない作品です('◇')ゞ

OP

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