ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメーション映画 SF 『メトロポリス』「ワタシハダレ?」

引用元:BS12

ストーリー

私立探偵のヒゲオヤジとケンイチは、指名手配されているロートン博士を探すため、人間とロボットが共に暮らす巨大都市国家メトロポリスへやってきた。そこでケンイチは不思議な少女ティマに出会う。しかし、ティマには巨大な運命が託されていた…。

引用元:https://filmarks.com/movies/10527

登場人物・キャスト

ティマ
ヒロイン。レッド公がロートン博士に造らせたロボットの少女。その名前と姿はレッド公の死んだ娘がモデルとなっている。
レッド公が自身の権力を永遠のものにするために造らせたロボットであり、ジグラット最上部の「超人の間」に座ることでその力を発揮する。
原作での両性具有の人造人間「ミッチイ」に相当するキャラクター。
ケンイチ
声:小林桂
主人公。叔父のヒゲオヤジと共にメトロポリスに来た少年。ふとしたことからティマと行動を共にすることとなる。
ティマを愛しており、彼女が幸せになれる術を探すも結局最後まで叶うことはなかった。
声:岡田浩暉
レッド公の養子で政治結社マルドゥク党の若手実力者[注 1]。レッド公に心酔し、ロボットを憎んでいる。
レッド公が執着するティマを破壊しようとする。
レッド公
声:石田太郎
ジグラットを建設したメトロポリスの有力者。ジグラット内部の秘密兵器を使いメトロポリスの、そして世界の支配を画策する。マルドゥク党の設立者でもあり、現在も支援していることは公然の秘密となっている。
戦争孤児だったロックを養子としているが愛情は持っておらず、彼から父と呼ばれることを嫌っている。
声:富田耕生
ロートン博士を追って日本から来た名探偵。ケンイチの叔父で、本名は「伴俊作」。
ペロ
声:若本規夫
メトロポリス警察のロボット刑事。正式名称は「803-D,R-P,D.M.497-3-C」で、人間に対する逮捕権を持たない。「ペロ」の名はヒゲオヤジが付けた愛称。ロートン博士を追うヒゲオヤジ達と行動を共にする。革命の際、アトラスに解散を促すが破壊される。
ロートン博士
声:滝口順平
人体実験や臓器密売の罪により国際手配されている科学者。メトロポリスの地下に潜伏し、レッド公の依頼でティマを造った。序盤で秘密研究所に乗り込んできたロックに撃たれて瀕死の重傷を負い、救助に来たヒゲオヤジに研究ノートを託して死亡。
ポンコッツ博士
声:青野武
レッド公配下の科学者。オモテニウム発生装置を開発した。
ブーン大統領
声:池田勝
メトロポリスの大統領。レッド公の影響力を疎ましく思い、市民を扇動してその失脚を企むが、スカンクに裏切られて粛清される。
ノタアリン
声:八代駿
メトロポリス警視庁警視総監。捜査協力を求めに来たヒゲオヤジに対し、補佐役としてペロを付ける。その後、理由は不明だが更迭されている。
スカンク
軍を統括するメトロポリス国務長官[注 2]でブーン大統領の腹心。ブーン大統領にレッド公逮捕のための軍出動を命令されるが、そのことをレッド公に密告し、逆にブーン大統領を粛清する。
声:千葉繁
メトロポリスの諜報省長官でブーン大統領の腹心。アトラスに反レッド公・反ロボットの革命を持ち掛けるが、スカンクに裏切られ、ブーン大統領とともに射殺される。
ハムエッグ
声:江原正士
メトロポリス地下ゾーンの管理責任者。ロックを地下ゾーンに案内する。ティマを破壊しようとするロックを制止して射殺される。
リヨン
声:土師孝也
メトロポリスの市長。ジグラット完成記念式典に招待される。
アトラス
声:井上倫宏
ZONE-1のスラム街に住む失業者達の指導者。ロボットの躍進によって失業者が増えていることから反ロボットの革命を起こす。ブーン大統領の支援を取り付けていたが、軍とマルドゥク党に阻止され失敗。革命が鎮圧された後、ケンイチ達の目の前で力尽きて倒れる。
フィフィ
アルバートII型の清掃ロボット。ZONE-3の下水処理場でケンイチと出会う。
エンミィ
声:小山茉美
レッド公に仕えるメイド。ロックに買収され、ティマを連れ出して彼に会わせる。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/メトロポリス_(2001年の映画)

感想

漫画の神様・手塚治虫の『メトロポリス』を監督りん たろう、脚本大友克洋を起用し、総製作費10臆、総作画枚数15万枚、製作期間5年を費やして完成させたのが本作『メトロポリス』です。

調べたところによると、テレビアニメ1話分の作画枚数は3000~4000枚、アニメ・OVAで10000~15000枚

『劇場版 名探偵コナン』の作画枚数は4~5万枚、「ジブリ」の『千と千尋の神隠し』や『ハウルの動く城』で13~14万枚、『AKIRA』で15万枚ということです。

こうして比べてみると、総作画枚数15万がどれだけすごい事かわかりますよね(≧▽≦)

kurashidata.com

作画枚数も15万枚とすごいですが、本作のすごさは作画枚数に加えて、描き込み量だと思います。

漫画に例えるとわかりやすいと思いますが、描き込み量の少ない漫画は早く仕上げることができますが、描き込み量の多い漫画は時間がかかります。

それと同じで、いくら作画枚数が多くても、一枚にかける描き込み量が少なければ、それだけ作画枚数を増やすことができるのです。

つまり、作画枚数も大切ですが、同じくらい大切なのは描き込み量ではないでしょうか?

そして本作『メトロポリス』の描き込み量はとんでもなくすごいのです(; ・`д・´)

 

キャラクターがヌメヌメ動き、細かなディテールにも手を抜いていないことが伝わってきます。

視聴者はディテールまで気にせずに観てしまいますが、ディテールって物語の世界を構築するために大切な要素ですよね。

またも漫画で例えますが、プロの漫画家とアマチュアの漫画家の違いは背景に出ると言っても過言ではありません。

背景をアシスタントに描いてもらっている漫画家も多いですが、プロの漫画は背景ありきで描いているので、世界観のディテールがしっかりしていて、没入感が感じられると思うのです。

 

何がいいたいかというと、ディテールがしっかりしていると世界観に説得力を与えることができるというわけです。

それだけ、製作費と時間を費やして作り込まれた映画ですが、興行収入は7.5億円らしく完全な赤字だったのだとか……;つД`) 

これが大作映画を作るときの怖いところですね……(^▽^;)

時間と労力と資金を投じた作品が必ずしもヒットするわけではないということですね……。

 

ヒットこそしませんでしたが、隠れた名作と激推しできるほどにストーリーともに面白いし、手塚治虫原作だけあって哲学的な物語です。

「ロボットと生命の違いとは?」というAI技術が発展した現代だからこそ、見るべき映画だと思いました。

日本が誇るジャパニメーション技術の最高峰映画なので一度は観て損はないと思います('◇')ゞ

PV

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