ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメーション映画 ドラマ『フラ・フラダンス』「踊ること。笑うこと。仲間を想うこと。職業、フラガール」

引用元:hula-fulladance.com

ストーリー

福島県いわき市に実在するリゾート施設「スパリゾートハワイアンズ」を舞台に、通称「フラガール」と呼ばれるダンサーになることを決めた主人公の夏凪日羽の成長と、周囲の人々との絆を描いたオリジナル劇場アニメーション。福島県いわき市に暮らす高校生の夏凪日羽は、卒業後の進路に迷っていたが、「東北のハワイ」こと「スパリゾートハワイアンズ」のポスターを見て、フラダンスショーで踊るダンサー=フラガールの採用試験に衝動的に応募する。未経験ながらも採用となった日羽は、鎌倉環奈、滝川蘭子、オハナ・カアイフエ、白沢しおんという個性的な同期たちとともにフラガールへの道を歩み出すが、なかなか足並みがそろわず、初めてのステージは大失敗。周囲からも「史上最も残念な新人たち」と呼ばれてしまう。落ち込む日羽たちだったが、良いことも悪いことも分かち合いながら、次第に絆を深めていく。子役時代から俳優・歌手・声優と幅広く活躍する福原遥が主人公の夏凪日羽を演じ、同期のフラガール役で美山加恋富田望生前田佳織里、陶山恵実里が共演。そのほかの声の出演にディーン・フジオカ山田裕貴。「鋼の錬金術師」「機動戦士ガンダム00」の水島精二が総監督、「劇場版アイカツスターズ!」の綿田慎也が監督、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の吉田玲子が脚本を担当。

引用元:https://eiga.com/movie/94086/

登場人物・キャスト

夏凪日羽(なつなぎ ひわ)
声 - 福原遥[3](幼少期:東山奈央
本作の主人公。19歳。いわき市出身。フラガールだった姉・真理の後を追う形でスパリゾートハワイアンズに入社。
フラダンス未経験者だが、ステージデビューするべく奮闘の日々を送る。
鎌倉環奈(かまくら かんな)
日羽の同期。神奈川県出身。過去にフラ全国大会の優勝経験をもつ実力者で、ストイックな性格[16]
滝川蘭子(たきがわ らんこ)
日羽の同期。秋田県出身。陽気な性格。力強い踊りが特徴で、メンバーのムードメーカー的存在[16]
オハナ・カアイフエ
日羽の同期。出身のハワイで見たフラガールの公演がきっかけで来日した経緯をもつ[16]
白沢しおん(しろさわ しおん)
日羽の同期。山形県出身。踊ることを愛する一方で、うまく笑えないことに引け目がある[16]
平和人(たいら かずと)
日羽たち新人フラガールのマネージャー。
鈴懸涼太(すずかけ りょうた)
日羽たちの憧れの的である先輩社員。
夏凪真理(なつなぎ まり)
日羽の姉。フラガールで「プアラ真理」としてステージに立っていた。
東日本大震災発生当日に命を落としており[注 2]、その後日羽が持つハワイアンズのマスコット・CoCoネェさんのぬいぐるみに魂を宿した状態になっていた[注 3]
塩屋崎あやめ(しおやざき あやめ)
声 - 相沢梨紗
ダンシングチームのキャプテンで、ソロダンサーとして活躍する人気フラガール。真理とは同期で芸名を引き継ぎ「プアラあやめ」と名乗る。
カピリナなずな
ダンシングチームの副キャプテンを務める先輩フラガール
日羽の両親
声 - 三木眞一郎(父)、中村繪里子(母)
いわき市内で美容室「おしゃれサロンなつなぎ」を経営している。
小松菜子(こまつ なこ)[19]
声 - 奥野香耶
日羽の親友。高校卒業後、浪人生として予備校に通っている。
七草せり(ななくさ せり)[19]
声 - 本泉莉奈
日羽の親友。高校卒業後、美容師になるため専門学校に通っている。
コージ・レックス
声 - 木村昴
ファイヤーナイフダンシングチームのリーダー。
マカナ大野(マカナ おおの)
常磐音楽舞踊学院のダンス講師。
早坂先生(はやさかせんせい)
声 - 高島雅羅
常磐音楽舞踊学院のベテラン教師。
環奈の母
環奈の後輩
社長 / 学園長
司会者女性
声 - 富田美憂
会場アナウンス
声 - 大地葉
「おしゃれサロンなつなぎ」のお客さん
声 - 枝元萌
ライブスタッフ
声 - 保住有哉
タクシー運転手
声 - 吉富英治
舞台監督
声 - 山橋正臣
清水清掃員
声 - 清水敏男
いついろディライト!!
劇中に登場する女性アイドルグループ。井戸沢好子(愛称:すーちゃん、イメージカラー:黄、声:福原遥)、関場理佳(愛称:リーダー、イメージカラー:青、声:美山加恋)、雪割萌(愛称:きゅん、イメージカラー:緑、声:富田望生)、見頃舞香(愛称:まいまい、イメージカラー:桃、声:前田佳織里)、昭代エミリ(愛称:エミリー、イメージカラー:赤、声:陶山恵実里)の5人で構成されており、各メンバーの声優はメインキャスト5人が兼ね役で担当している[20]

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/フラ・フラダンス

感想

フジテレビが東日本大震災から10年となる2021年にアニプレックスイオンエンターテイメントと共同で被災三県、岩手県宮城県福島県を舞台とするアニメ作品を発表する企画「ずっとおうえん。プロジェクト2011+10……」の一環として制作されたアニメが本作らしいです。

本作の主人公、夏凪日羽(なつなぎ ひわ)ちゃんは東日本大震災で姉を亡くしており、震災以来心にぽっかり穴が開いた日常を送っていたのです。

そんな気持ちもまま高校卒業が迫り、進路に悩んでいたとき、お店でフラダンスのダンサー募集のポスターを偶然見つけて応募してみることにしたんですね。

 

どうして、そんな行き当たりばったりなことをしたかというと、実は日羽ちゃんの亡くなったお姉さんはプロのフラダンサーで、日羽ちゃんは幼いころからフラダンサーに憧れていた節があるんですよ。

ですが、日羽ちゃんは運動音痴のフラダンス初心者ということもあり「落ちるだろ……」と本人も始めから受かるつもりなく一応受けてみたところ、何故か受かってスパリゾートハワイアンズに入社してしまうんですね(^▽^;)

 

スパリゾートハワイアンズで、鎌倉環奈(かまくら かんな)、滝川蘭子(たきがわ らんこ)、オハナ・カアイフエ、白沢しおん(しろさわ しおん)という同期と知り合い、それぞれの悩みや夢を描きながら、友情・努力・勝利、震災の傷を抱えた日羽ちゃんの心の浄化を描いています。

引用元:アニメ『フラ・フラダンス』

復興の願いを込めた作品ということで、フラダンスに目を付けたのは新鮮でしたね(*´▽`*) 

本作を観て知りましたが、フラダンスにはハンドモーションという動きがあるそうで、手の形一つ一つに意味があるのだとか。

そのハンドモーションには、観る人を元気づける意味合いも含まれており、復興を応援するなら、確かにこれ以上の踊りはありません。

 

ただ、低予算なのかわかりませんが、作画の描き込み量は少なめで重厚感という点に関しては物足りなさを感じました。

震災の復興の願いを込めた作品ということで、万人向けに作られた作品だから仕方がないのでしょうが、ストーリーはシンプルで、ちょっと強引な気もしないではないです( ̄▽ ̄)

そして、もう一つ惜しいと思ったのは、無声シーンの演出ですね。

例えば新海誠監督の映画などで印象的ですが、登場人物がしゃべらずに、出来事だけを見せるシーンがありますよね。

 

それらのシーンでは劇中歌などの印象的な歌が入っているじゃないですか。

その挿入歌で映画のヒットか否かが決まると言っても過言ではありませんが、本作『フラ・フラダンス』には劇中歌を入れる絶好のシーンを描いているのに、ほぼBGMも加えず無音でそのシーンが流されるだけなんですよね。

それを観て、予算の関係だったのか? ちょっともったいないと思ってしまいました(^▽^;) 

それを除けば、P.A.WORKSが得意とするお仕事アニメみたいに、登場人物は活き活きとしているし、フラダンサーという未知の世界を知る知的好奇心もくすぐらる良い映画だと思いました('◇')ゞ

PV

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