ストーリー
恋人同士のモリーとサムは一緒に暮らし始め、幸福に満ちあふれていた。そんな矢先、サムは暴漢に襲われ命を落としてしまう。だがその死が陰謀であると知ったサムはこの世にとどまり、インチキ霊媒師の力を借りて愛するモリーを守ろうとする……
引用元:https://filmarks.com/movies/10
暴漢に殺された男性が幽霊となって恋人を守る姿を描き、世界的大ヒットを記録したロマンティックファンタジー。銀行員のサムと恋人の陶芸家モリーは、ニューヨークで一緒に暮らし始める。しかしモリーがサムにプロポーズした夜、2人は暴漢に襲われ、サムは命を落としてしまう。ゴーストとなって現世に残ったサムは、モリーを傍で見守り続ける。やがて、自分を殺した暴漢が再びモリーを狙っていることを知ったサムは、霊媒師オダ・メイの力を借りて彼女に危険を知らせようとするが……。主演は「アウトサイダー」のパトリック・スウェイジと「セント・エルモス・ファイアー」のデミ・ムーア。ウーピー・ゴールドバーグが霊媒師を好演し、第63回アカデミー賞で助演女優賞を受賞した。
引用元:https://eiga.com/movie/44410/
登場人物・キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
---|---|---|---|---|
ソフト版 | フジテレビ版 | テレビ朝日版 | ||
サム・ウィート | パトリック・スウェイジ | 江原正士 | 堀内賢雄 | |
モリー・ジェンセン | デミ・ムーア | 高島雅羅 | 金野恵子 | 松井菜桜子 |
オダ・メイ・ブラウン | ウーピー・ゴールドバーグ | 小宮和枝 | 今井和子 | 片岡富枝 |
カール・ブルーナー | トニー・ゴールドウィン | 大塚芳忠 | 鈴置洋孝 | 家中宏 |
ウィリー・ロペス | リック・アビレス | 牛山茂 | 福田信昭 | 西凜太朗 |
地下鉄のゴースト | ヴィンセント・スキャヴェリ | 吉水慶 | 青野武 | 水野龍司 |
緊急治療室のゴースト | フィル・リーズ | 峰恵研 | 中庸助 | 沢りつお |
ローザ・サンティアゴ | アンジェリカ・エストラーダ | 秋元千賀子 | 荘司美代子 | 秋元千賀子 |
クララ | アルメリア・マックィーン | 達依久子 | 片岡富枝 | 堀越真己 |
ルイーズ | ゲイル・ボグス | 深見梨加 | 紗ゆり | 喜田あゆ美 |
巡査部長 | スティーヴン・ルート | 有本欽隆 | 岡部政明 | 幹本雄之 |
婦警 | ローラ・ドレイク | 火野カチコ | 有馬瑞香 | 定岡小百合 |
オーランド | オージー・ブラント | 小関一 | 中庸助 | |
オーティーシャ | ヴィヴィアン・ボネル | 片岡富枝 | 好村俊子 | 水原リン |
ライル・ファーガソン | ブルース・ジャーチョウ | 城山堅 | 西村知道 | 水内清光 |
銀行の同僚 | ウィリアム・コート | 秋元羊介 | 梅津秀行 | |
ゴースト | J・クリストファー・サリヴァン | 幹本雄之 | ||
アーセニオ・ホール | 小室正幸 | 水内清光 | ||
ローズ | マルティナ・ディーグナン | 亀井芳子 | 滝沢久美子 | 佐藤しのぶ |
タクシードライバー | サイード・ファラジ | 古田信幸 |
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴースト/ニューヨークの幻
感想
ニューヨークに暮らすサムとモリーは幸せな生活を送っていた。
そんなある日、サムとモリーは突如暴漢に襲われ、モリーを助けようとしたサムは殺されてしまった――はずだったが……サムは自分の死体を第三者の視点から、見下ろしていることに気付くのだった……。
自分が幽霊になったことを受け入れられないサムだが、自分を殺した暴漢者が再びモリーに迫っていることを知り、サムはモリーに危険を知らせようとするのだが……幽霊である為に彼女には見えもしないし、聞こえもしない。
モリーに危険を知らせる方法に困っていたときに霊媒師であるオダ・メイだけは、自分の声が聞こえていることを知る。
サムはモリーに危険が迫っていることを知らせてほしいとオダ・メイに頼むが……彼女は非協力的だった。
しかし、サムの必死の懇願にオダ・メイは折れて、協力してくれることになったのだが……
オダ・メイから話を聞いたモリーは嘘だと思い信じてくれないのだった……。
と、いう話です。
そりゃあ、信じるわけがありませんよね(^▽^;)
もし、愛する人を亡くしてすぐに、霊媒師を名乗る人が家に押しかけてきて「あなたの亡くなった愛する人が、危険を知らせています」と言われたら、人の悲しみを利用する質の悪い詐欺だと思うのは当然のことです。
もし仮にバニラがモリーの立場なら、巧妙な詐欺だと思って信用できないと思いますよ(;^▽^)
それでも諦めず、オダ・メイはサムとモリーしか知り得ないことを次々言い当てたことで、信用を勝ち取るのです。
後は警察に相談して一件落着と思いきや……オダ・メイには過去に多くの前科があることがわかり…….話は思いもよらない展開へと発展するのです。
インチキ霊媒師のオダ・メイがいい味出してるんですよ( ̄▽ ̄)
過去に詐欺をしているので完璧な善人ではないのですが、情に厚くて人間味があるからこそ共感できるのです。
突出して捻りがあるわけでもない、ちょっとご都合的な勧善懲悪もののラブストーリーですが、1990年代の雰囲気が良くて、ストーリーも万人受けしそうですし、ヒットしたのも納得です。
例えるなら、ラブコメでしょうか?
ラブコメの王道展開といえば、かわいい幼馴染! 次々現れるヒロインがそれほど大した理由もなく主人公に惚れる! 受け身の主人公に積極的なヒロイン! 突然始まる同居生活! ラッキースケベ!
キャラや舞台、設定が違うだけでどの話もやっていることはほぼ同じなんですよ。
でも、消費者はその王道を求めてラブコメを読むのです( ̄▽ ̄)
意味がわからなかったらごめんなさい。
本作はロマンスですが、言いたいことはつまりそういうことです。
リアルだったら、いくら愛している人でも、ずっと付きまとわれたり、ずっと天国から見張られたらちょっと嫌ですが、フィクションなら良き(`・ω・´)b