ストーリー
「1999年7の月、終末が訪れる」というノストラダムスの予言を信じ、世界滅亡から人類を救うため厳しい修行を重ねてきた終末の戦士たち。強力な殺人拳「無戒殺風拳」をマスターしたものの、2022年になっても世界は滅亡する気配もなく、彼らは師範(古田新太)から解散を告げられる。勝平(伊藤英明)をはじめやることがなくなった戦士たちは、その能力が必要とされない平和な現代の東京に流れ着く。
引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/379201/
「デトロイト・メタル・シティ」で知られる漫画家・若杉公徳が手がけたギャグ漫画「KAPPEI」を、伊藤英明の主演で実写映画化。1999年7月に世界が滅亡するという「ノストラダムスの大予言」を信じ、乱世の救世主となるべく、人里離れた地で修行に明け暮れていた男・勝平。しかし、世界が滅亡する気配は一向にない。そしてある時、勝平をはじめとした「終末の戦士」たちは、師範から突如「解散」を命じられた。東京へと流れ着き、右も左もわからぬ大都会で、気弱な大学生・啓太を助けた勝平は、それをきっかけに天真爛漫な女子大生・山瀬ハルと知り合い、人生で初めての恋をする。そんな勝平の前に、かつてともに修行に励んだ守、正義、英雄らたちが現れて……。勝平役を伊藤が演じ、ヒロインのハル役を上白石萌歌が務める。共演には西畑大吾、大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦、古田新太をはじめ個性的なキャストがそろう。これまでプロデューサーとして数多くのヒット作を手がけてきた平野隆が初めて監督を務め、脚本を「翔んで埼玉」の徳永友一が担当。
引用元:https://eiga.com/movie/95731/
登場人物・キャスト
- 終末の戦士・勝平:伊藤英明[7]
- 山瀬ハル:上白石萌歌[7]
- 入間啓太:西畑大吾(なにわ男子)[7]
- 終末の戦士・守:大貫勇輔[7]
- 師範:古田新太[7]
- テルオ:森永悠希[15]
- 新井久美子:浅川梨奈[15]
- 矢木徹:倉悠貴[15]
- 柳田:橋本じゅん[15]
- 和也:関口メンディー(EXILE / GENERATIONS)[15]
- 武智:鈴木福[15]
- 美麗:かなで(3時のヒロイン)[15]
- 堀田先輩:岡崎体育[15]
- リアム(街の不良):アントニー(マテンロウ)[15]
- しんちゃん(街の不良):大トニー(マテンロウ)[15]
- 終末の戦士・正義:山本耕史[7]
- 終末の戦士・英雄:小澤征悦[7]
感想
ノストラダムスの「1999年七の月、終末が訪れる」という予言を信じて、人里離れた孤島で修行に励んでいた終末の戦士たちは、やっぱり終末は訪れなかったことで「解散」することになるところから始まるツッコミどころ満載なギャグ映画です( *´艸`)
この作品の何が凄いって、俳優さんたちだと思うんですよ。
さすがプロというか、この役を演じるって黒歴史の罰ゲーム以外の何物でもないのに、ちゃんと誠意をもって演じていて、職人魂を感じさせられました。
特に終末の戦士・守を演じた大貫勇輔さんはイケメンを売りにしているはずなのに
イメージが崩れそうな↑このキャラを熱演しているところに好感ですよね。
恥ずかしがっちゃ、余計に恥ずかしく見えちゃうものなのなんです(。-`ω-)
大抵漫画の実写映画化は失敗するという印象があるのですが、何も考えずに観ることのできる娯楽映画として面白かったですよ(≧▽≦)
バニラが思う漫画の実写化成功例は『るろうに剣心』『テルマエ・ロマエ』『カイジ』『デスノート(藤原竜也・松山ケンイチ版)』『翔んで埼玉』『闇金ウシジマくん』『20世紀少年』『GANTZ』などですかね。
こうやって見ると、サスペンスとかコメディー、ヒューマンドラマなどは実写化に向きだと思いますが、能力バトル物とか、ジャンプ系の特徴のあるキャラクターが登場する作品は実写化には向かないと思います。
本作は個性的なキャラクターが登場しますが、ジャンルをコメディに極振りしているので、違和感さえも笑いに変えられ、コメディとしてみるなら実写化に成功しているのではないでしょうか。
最後にバニラが一番笑ったところを紹介すると、山本耕史さん演じる終末の戦士・正義の過去回想と北中の武智ネタ、師範の世俗にまみれた例え話が最高に笑えました( *´艸`)
師範の回想シーンがもっとあればよかったのにと思いました('◇')ゞ