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ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメ 日常/コメディー『スキップとローファー』「大丈夫、予感がするの!今日はきっと完璧な1日になる(フラグ)」

引用元:https://douga-haishin-miru.com/4438.html

ストーリー

地方の小さな中学校から、東京の高偏差値高校に首席入学した岩倉美津未。
カンペキな生涯設計を胸に、ひとり上京してきた田舎の神童は、
勉強はできるけれど距離感が独特でちょっとズレてる。
だから失敗することもあるけれど、その天然っぷりにクラスメイトたちは
やわらかに感化されて、十人十色の個性はいつしか重なっていく。
知り合って、だんだんわかって、気づけば互いに通じ合う。
だれもが経験する心のもやもや、チリチリした気持ち。
わかりあえるきっかけをくれるのは、かけがえのない友達。
ときどき不協和音スレスレ、だけど
いつのまにかハッピーなスクールライフ・コメディ!

引用元:アニメ『スキップとローファー』公式サイト

登場人物・キャスト

主要登場人物

岩倉 美津未(いわくら みつみ)
声 - 黒沢ともよ[9]
本作の主人公で、石川県のはしっこ(珠洲市方面[1])から上京してきたばかりの高校1年生。三白眼のおかっぱ少女。小さな町に生まれ神童と呼ばれ育ち、高校も首席入学した。感覚が周りとズレていることに気付いていない天然インフルエンサー。「T大を首席で卒業して総務省に入る」「定年後は市長になって財政を大幅に改善」「死んだらお骨は日本海にまいてもらう」など人生設計だけは完璧である[10]。純粋無垢な彼女の性格は本人が図らずとも周りの人たちに影響を与えている。裏表ない素直な性格で常に周りを前向きにさせてくれる彼女の周りには、自然と色々な個性の人たちが集まってくる。母親似の妹と父親似の弟がいる。
志摩 聡介(しま そうすけ)
声 - 江越彬紀[9]
美津未のクラスメイトで、女子の視線を集める金髪のイケメン好青年。入学式をサボろうとしていたところで美津未と出会い、一緒に高校まで走ったことをきっかけに、まっすぐな美津未に好感を抱く[11]。過去に色々あり自分の昔を詮索されるのが嫌いだったが、美津未と出会い自分を見つめ直すようになっていく。複雑な家庭環境を抱えているため家族関係の話をあまりしたがらないが、3歳の弟を気に掛けている。
江頭 ミカ(えがしら ミカ)
声 - 寺崎裕香[9]
美津未のクラスメイト。当初は美津未をスルーしていたが、美津未が聡介と仲良くなったことで美津未に接近。イケメンの聡介を意識しつつ、他の友人付き合いでも計算的な思考が見え隠れする。最初こそ美津未に冷たい態度をとっていたが、純粋な彼女に感化され自分のコンプレックスと向き合うようになる。昔のコンプレックスからひねくれた性格になり[注釈 1]、他人に素直になれなくなるが美津未には次第に自分の本性を見せるようになる。それ以降、世間知らずな美津未に何かと世話を焼くような間柄となる。
村重 結月(むらしげ ゆづき)
声 - 内田真礼[9]
美津未のクラスメイト。端正な顔立ちとハッキリした性格から、本人の意思とは裏腹に周囲に圧をかけるほどの存在感を示す。入学早々に美津未と打ち解け、東京で最初の友達になる[12]。容姿端麗な見た目とステータスの高さから異性からの人気が高く、同性の女子から疎まれる事が多かったことにコンプレックスを持っていたが美津未と誠に出会い考え方が変わる。誠とは、美津未を介して出会ってからはいつも一緒に行動するようになる。実は過去の理由から自分を利用しようとする友人関係を断つためキツ目の性格を演じており、誠や美津未達の前では年相応の性格になる。帰国子女で金髪、長身な見た目なため英語が得意かと思われがちだが本人曰くそこまで得意ではないらしい。
久留米 誠(くるめ まこと)
声 - 潘めぐみ[9]
チャラい人間を苦手とする、美津未のクラスメイト。内向的な性格ゆえ孤立気味になった自分に焦るが、美津未との交流で、固まった性格が少しずつほぐれてゆく[13]。美津未とは何らかのコミュニティに入ることで自分を変えようとして生徒会へ入ろうとした際に出会う。美津未を介して自分と正反対なタイプである結月と出会い、最初は彼女を苦手としていたがお互いを理解しあい歩み寄ってからは学校内でいつも一緒に行動するほどの仲になる。今までオシャレや女の子らしい華やかな事を暗い自分では向いていないと卑下していたが、結月の説得により前向きになるようになる。

クラスメイト

迎井 司(むかい つかさ)
声 - 田中光[9]
美津未のクラスメイトで聡介とは中学からの友人。聡介の過去を知る人物だが堅実で寡黙な性格なのか口外はしない。聡介が心を開いている数少ない友人の一人。いつも物静かで根が優しく、よく他人の相談を聞いてしまう。女子と話すのが苦手。
山田 建斗(やまだ けんと)
声 - 村瀬歩[9]
美津未のクラスメイトで聡介の友人。クラスのお調子者で場を盛り上げるのが得意なタイプ。モテることを考え、異性へのアプローチを積極的に行っており、特に結月に好意を向けているが大抵スルーされてしまっている。常に明るく、愛され&いじられ&人畜無害の元気者。時折的を射た良いことを言うが、下心を出して台無しにしてしまう。クラス全員にクッキーを作ってくるなど意外とまめで、波風立てずにクラスメイト達のサポートをするのが上手い。
木之本 小春(きのもと こはる)
声 - 広瀬さや
美津未のクラスメイトで、文化祭の劇では大佐の娘エミリア役を演じる。ダンス部に所属していて、彼氏持ち。

高校の人達

兼近 鳴海(かねちか なるみ)
声 - 木村良平[9]渡辺理沙(少年)
演劇部次期部長の2年生。将来的には有名な劇作家になることを疑っていない自信家。入学式で目立った美津未を演劇部に勧誘すると同時に聡介と出会い、彼の過去も含めて猛アプローチ[14]。空気が読めずデリカシーに欠ける言動が目立つが、他人が傷ついたり悲しんでいる際は自分の恥をさらけ出してでも元気づける真っすぐな人でもある。
高嶺 十貴子(たかみね ときこ)
声 - 津田美波[9]
生徒会役員の2年生。分刻みの濃密スケジュールを自主的に毎日こなす超絶完璧主義者。常にストイックな性格で、自分の事を努力でやっと天才タイプと同じ土俵に立てる人間と評価していたが美津未と出会い少し自分に優しくなり、人当たりも柔らかくなる。優しくなってからは笑うことも増え、密かに意識する男子が増えた。次期生徒会長候補だが、真面目すぎる性格故にミカをはじめ生徒会以外の下級生からは怖そうなイメージを持たれている。それが影響してか、立候補してきた風上に選挙で敗れ副会長に就任。暫くの間、会長になれなかったショックを引きずっていた。
風上 紘人(かざかみ ひろと)
声 - 榎木淳弥
2年生の新生徒会長。もともとはサッカー部の次期主将候補だったが、ケガの影響で断念し退部してしまう。その後、十貴子との選挙争いを制し新たな生徒会長に就任する。二枚目であり、ミカですら知るほど学内では有名だった。ただ前述とは裏腹に、本当はサッカー部を引退まで続けるつもりはなく、「年内に辞められるから」「先生のポイントを稼げるから」という軽い気持ちで生徒会長に立候補していた。
花園 さくら(はなぞの さくら)
声 - 豊崎愛生
美津未たちのクラス担任。担任としてクラスを受け持つのは初めてだが、同僚の職員からは学校で一番サボり上手な教師と評される一面もある。

地元の人達

遠山 文乃(とおやま ふみの)
声 - 諸星すみれ
美津未の地元の友達で、幼稚園からの幼馴染。彼女の良き理解者であり、かけがえのない親友。屈託のない会話から恋バナまで、お互い隠し事もなく頻繁に近況報告をしあっている。
美津未の母
声 - 能登麻美子
美津未の父
声 - 丹羽正人
岩倉 真春(いわくら まはる)
声 - 広瀬さや
美津未の妹
岩倉 桔平(いわくら きっぺい)
声 - 塙真奈美
美津未の弟
美津未の祖母
声 - 横尾まり

その他

西城 梨々華(さいじょう りりか)
声 - 寿美菜子
ファッション誌の表紙を飾る人気モデルかつ高校1年生。美津未たちとは別の高校で、聡介とは子役時代からの友人。小学校6年生の時、飲酒疑惑を週刊誌に書かれたことで、ネットでアンチにかみつき炎上した過去がある。この一件から、聡介とは浅からぬ因縁がある。
福永 玖里寿(ふくなが くりす)
声 - 永野由祐
幼いころ子役をやっていた縁で、学校は別々ながらも聡介とは長い付き合いの友人。聡介にとってはオープンに話せる数少ない友人で、時々家に泊めてもらったりしている。関係が悪い聡介と梨々華の間を取り持ったり、聡介の母親や家族関係を気遣ったりできる優しい青年。梨々華とも子役時代からの縁で付き合いが長く、よくぞんざいな扱いを受けるが友人としてキッパリ言い返す事もある。
ナオちゃん / 岩倉 直樹(いわくら なおき)
声 - 斎賀みつき[9]
美津未の父方の叔母(生物学的には叔父)。スタイリストの仕事をしており、高校進学のため上京した美津未の東京での保護者となる。小さいことを気にせず、己のスタイルを貫く性格。都心でのシングルライフを満喫している[15]。美津未が聡介の話をよくするようになってから彼の事をシマスケと心の中で呼び、美津未との仲を気に掛けるようになる。ある出来事以降ミカと知り合い、彼女のコンプレックスを過去の自分と重ねて何かと彼女にも気に掛けるようになる。

感想

今期は本当に豊作ですね(≧▽≦) 

放送時期が違えば十分に覇権を狙えるクオリティの作品が集中している印象です。

本作『スキップとローファー』もその一角だと思いました。

正統派青春学園ものということで、鬼と戦ったり、推しのアイドルが殺されて首謀者を見つけるために芸能界を駆け上がるわけでもなく、それらと比べるとインパクトは弱いですが、主人公の美津未ちゃんを取り巻く、人々との交流がとっても丁寧で描かれていてほっこりしました。

 

第一印象の悪いキャラも登場しますが、話数が進むにつれてそれぞれが抱える問題が掘り下げられて、少しずつ友情を深める展開が丁寧なんですよ(*´▽`*) 

第一話で電車を乗り違い、入学式に遅刻しそうになった美津未ちゃんは駅で同じ制服を着ていた男の子、志摩聡介くんに出会うのです。

引用元:アニメ『スキップとローファー』

引用元:アニメ『スキップとローファー』

このとき、ふと登場人物のキャラデザとか、性格など『君に届け』に似ているなと思ったんですよ。

美津未ちゃんのデフォルメコマや怖い顔など、爽子ちゃんに似ているなと感じて、調べてみたら作者が! 同じわけではありませんでしたが、バニラと同じように『君に届け』に似ていると感じた人もいるそうです。

 

話は戻りまして、美津未が出会った志摩くんは過去のトラウマが原因で何事に対しても深入りすることを避けている男の子だったのです。

美津未ちゃんが入学式に送れることを悲観しているのに対して、志摩くんは「そんなこの世の終わりみたいな、たかが入学式じゃん」と参加できなくてもそれほど気にしていなかったんですよ。

 

でも、美津未ちゃんの真摯な姿勢に触発されるように、志摩くんは柄にもなく学校まで走ることになり、何とか入学式に間に合うのでした。

そのとき、はじめてわかるのですが、実は美津未ちゃんは志摩くんが驚いたように「主席か~い」で入学式の代表挨拶を任されていたのです。

それで美津未ちゃんは必至だったんですね(*´▽`*)

でも、おっちょこちょいな美津未ちゃんは代表挨拶の紙を忘れてしまっていたのです!

 

ドジばかりしている天然・美津未ちゃんですが、衝撃のギャップを視聴者に見せつけることになります。

なんと、挨拶の内容をすべて暗記しているではありませんかΣ(・□・;)

実は美津未ちゃん「T大を首席で卒業して総務省に入る」ことを目標にしている、マジでとんでもなく頭の良い子ではありませんか!

ギャグだと思ってましたわ(^▽^;)

そんな、美津未ちゃんと出会ったことで志摩くんは少しずつ過去のトラウマと向き合っていくことになります。

引用元:アニメ『スキップとローファー』

つまり、本作は志摩くんの成長物語でもあるのです。

一クールで綺麗にまとまっている、神アニメだと思います('◇')ゞ

PV

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