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ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメ アクション/ドラマ 『ジョジョの奇妙な冒険~ストーンオーシャン~(第1クール)』「本当に……やれやれって感じだわ……」

 

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引用元:アニメ!アニメ!

震えるほど心 燃え尽きるほど熱く~! その手から放て 鼓動ぉお~ 身体みなぎる勇気でぇえ~ 迷いなき覚悟に喝采を その~血の~運命(さだめ)ぇえ~ ジョ~ジョ!

ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド一部OP『ジョジョ ~その血の運命~』

 

 はい、というわけで『ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン~』を1~12話までを観て、地上波に追いつきました(*´▽`*) これを読んでくれている人はたぶん、『ジョジョ』のことを知っている人ばかりだと思うので説明するまでもないと思いますが、これ第六部なのです。

 

 第一部から脈々と続くジョースターという貴族の血と黄金の精神を受け継いで部ごとに主人公を変えて続いている作品です(´▽`) 本作の主人公空条徐倫(くうじょう じょりん)は第三部の主人公空条承太郎(くうじょう じょうたろう)の娘なのですね。

 

 で、そのジョースター家の人々が「さすがディオ! 俺たちにできないことを平然とやってのける! そこに痺れる 憧れるゥ!」「こいつはくせッー! ゲロ以下の匂いがプンプンすっぜッ――――ッ!」「おまえは今までに食ったパンの枚数を憶えているのか」でお馴染みの圧倒的悪のカリスマDIO(ディオ)との因縁が世代を超えて描かれています(≧▽≦)

 

 とにかく熱い人間賛歌ですゥゥゥゥゥゥゥ! 作者の荒木先生はこのディオを描くために、『ジョジョの奇妙な冒険』を描いているといっても過言ではないのです( ̄▽ ̄) つまりジョジョの奇妙な冒険の陰の主人公がディオなのです(。-`ω-)

 

 DIOと名前を呼ぶことすらはばかられるでしょう。ヴォルデモート卿と同じように名前を呼んではいけないあの人例のあの人闇の帝王と呼んだ方がいいかもです( ̄▽ ̄) はい、日本で例のあの人、闇の帝王と言えばDIOですからね。ヽ(^o^)ここテストにでるので覚えて帰るように!

 

 そんな陰の主人公DIOは三部で「てめーは、おれを怒らせた」「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」でお馴染みの空条承太郎に倒されてしまっているのですが、ディオの存在はどのシリーズでも大なり小なり影響を与えています。

 

 ストーンオーシャンのラスボスプッチ神父もディオの影響を受けていて、ディオが記した天国への行き方を手に入れるためにストーリーに大きく関わっています。と、大まかにはそんな話ですが、このジョジョには結構ストーリーに矛盾もあって、ストーリーは二の次で個性的なキャラクターたち、センスあるセリフ回し、スタンドバトルを楽しむ話なので、詳しくストーリーは説明しません( ̄▽ ̄)

 

 それにしても、どの部にもキャラの濃い人物ばかりが登場しますよね。バニラはジョジョネタをよく使いますが、ネタにできるほどキャラが濃い人が多く、キャッチーな台詞が多い話なんですよ( *´艸`)

 

 もしキャラが薄かったら、ネタにしたくてもできませんからね。ジョジョ立ちや個性的なセリフ回し、そしてキャラ。ヒット作の条件がすべてそろっていて、面白くない訳がない。ジョジョを観れば、一人くらいは推しキャラが見つかると思います(*´▽`*)

 

PS ちなみにバニラは四部のラスボス吉良吉影イギーが好きです。吉良は今までになったタイプの悪で、目立たず平穏に生きることを望んでいるのに、歪んだ性癖のために平穏に生きることが許されないなんて、してることはどうあれ同情してしまうところもあります……(^▽^;) 

 

 そしてイギーの「やれやれ……犬好きの子供は見殺しには……できねーぜ!」のシーンとかもはや主人公ですよね(´▽`) 誰が主人公でも成立する、それがジョジョです(=゚ω゚)ノ