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アニメ バトル/ファンタジー『BLEACH 千年血戦篇』「残火の太刀 東西南北!」

引用元:テレビ東京アニメ公式

 原作マンガの発行部数は全世界累計1臆越え。競争の激しい週刊少年ジャンプで15年間連載を続け、2016年に堂々完結した『BLEACH』の最終章”千年血戦篇”です! 最終章とあって『BLEACH』世界の全ての謎が明かされます。

 

 やっと始まりましたね( ̄▽ ̄) 以前のアニメ作画もすごかったですが、わずか数年でさらに作画がすごくなっています。説明するまでもないと思いますが、本作は続きものなのでここから観てもちょっとストーリーがわからないかも知れません。

 

BLEACH 千年血戦篇』観たいけど、前作観てないし……観るにしても長いし時間がないしという人はYouTubeの解説などを観てください。30分ほどでバニラなんかより巧くまとめてくれています。それさへ見れば、まだ遅くない!

 

 詳しくはご自身で調べてもらうことにして、どんな話か簡単に説明すると、主人公黒崎一護(くろさき いちご)という高校生が、ある日(ホロウ)という人の魂を喰らう悪霊から朽木ルキア(くちき るきあ)という死神を助けたことで死神代行となり、死神たちの様々な事件に巻き込まれて行くという話です。

 

 長い作品なので、一言での説明は難しいのですがソール・ソサエティ篇、破面篇、死神代行消失篇を通して、藍染惣右介(あいぜん そうすけ)という敵に立ち向かう話になっていました。

 

 この藍染さんはBLEACHの名言量産機と評されるほど名言を量産する敵キャラなんですよね( ̄▽ ̄) そして、一護は死神の力を失うことと引き換えに量産機を倒して終わり、となると思っていたんですが、その後も間を挟みながら、最終章千年血戦篇ではクインシーの始祖という存在が現れて、ラスボスとして君臨することになったんですね( ̄▽ ̄)

 

 最初は蛇足だとバニラも思っていたんですが、この千年血戦篇を通して一護の出生の秘密や、明かされなかった謎、今まで深堀されなかった登場人物たちが脚光を浴びるので、蛇足なのではありませんでした(*´▽`*)

 

 アニメも終始シリアスで怒涛の展開が続き以前あったようなコメディー色がほとんどなくなりました。多くの強キャラが次々に倒され、作中最強クラスの山本元柳斎重國(やまもと げんりゅうさい しげくに)という長い名前のおじいちゃんがやっと卍解を発動させたと思ったら、すぐにやられてしまったときの圧倒的な絶望感はたまりませんね(≧▽≦)

 

 そして、盛り上がりが冷めやらぬまま主人公の覚醒と、親友の裏切り、これぞ最終章って展開が熱いんですよ(≧▽≦) BLEACHの何が凄いって、圧倒的なファッションと造語のセンスだと思うんです。

 

 前回の『惑星のさみだれ』でも言っていますが、厨二的台詞やファッションは世界観と画力が伴ってはじめて表現できるのだと思います。BLEACHの漫画は連載初期から画力が高く、ファッションのセンスと厨二的セリフ回しが群を抜いて上手かったからジャンプで生き残ることができたのだと思います。

 

 キャラクターたちがみんなおしゃれでかっこよくてかわいく、必殺技などの造語のセンスにシビれる、あこがれるぅ! ジョジョが美術的芸術だとしたら、BLEACHはカジュアルなグラフィティアート的な芸術だと思うのです('◇')ゞ

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