ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

映画 ドラマ『バーバラと心の巨人』「ウサミミ眼鏡っ娘は好きですか(。-`ω-)」

f:id:WhiteVanilla:20220127000345p:plain

引用元:Amazon

 いや~、この作品は説明するのが難しい……(>_<) メタファー表現が多く、文芸作品を読んでいるかのようです。ジャンルは何になるのか(。´・ω・)? どのようにストーリーを説明すればいいのか(。´・ω・)? 一人の少女の成長物語ということで、ファンタジーっぽくはありますが一応ジャンルはドラマです。

 

 終始暗い感じで、派手なストーリーでもないので、最後まで観通すにはそれなりに体力がいります。バニラは全集中常駐『映画の呼吸』が使えるので、何とか観ることができました(。-`ω-) では、どのような物語なのか、ちょっとだけ説明します。本作の主人公、ウサミミと眼鏡がトレードマークのバーバラ・ソーソンという少女は、学校や家庭、人間関係の辛い現実から逃れるために、世界最初のロールプレイングゲームとして知られる『ダンジョンズ&ドラゴンズ』と、実在したらしい大リーガーに触発されて空想の世界と巨人を生み出しました。

 

 この辺りは『パンズ・ラビリンス』という映画にとても似ていると思います。防衛機制のために生み出した幻だったのか、現実だったのかわからないモヤモヤ感(;^ω^) 巨人を生み出したといっても、バーバラが始祖の巨人ではないですからね(知っとるがな( `ー´)ノ)。そして、バーバラの特徴に触れないわけにゃあいかないでしょ(*'ω'*) 

 

 だって、ウサミミと眼鏡ですよ。コスプレ喫茶かっちゅうねん( `ー´)ノ ケモ耳に惹かれるのは日本人だけではないのですね( ̄▽ ̄) どうしてバーバラは、ウサミミと眼鏡属性を獲得したのか? その真相が知りたい方はご自身で調べてください。で、バーバラは巨人が世界を破壊すると信じ込んでしまい、その巨人を倒せるのは自分だけだと思っているのです。その気持ち分かりますね( ̄▽ ̄) 誰しも一度は考えたことあるでしょう。いわゆる世界系の作品みたいに、世界がピンチに陥っていて「世界を救えるのは自分だけだ!」みたいなあの気持ち(〃ノωノ)

 

 突然謎の敵があらわれて「逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだ! やります。僕が乗ります」みたいな想像、したことありません? バニラだけですかΣ(゚Д゚) とまあバーバラは、丁度ティーンエイジャーですから中二病発症中なのですね(≧▽≦)

 

 バニラもバーバラくらいのころには、『地球上のバニラがふと思った』『人間の数が半分になったらいくつの森が焼かれずにすむだろうか……』
『地球上のバニラがふと思った』『人間の数が100分の1になったらたれ流される毒も100分の1になるのだろうか……』『バニラはふと思った』『生物(みんな)の未来を守らねば……』と、思っていました。

 

 そして今も頭の中で、何かが叫び続けているのです。「生物の未来を守れ」と……(゚∀゚)(めっちゃヤバい奴じゃんΣ(゚Д゚))。じょ、冗談に決まってるじゃないですかぁ~。も~う、漫画の読み過ぎですよ~(おまえがな( `ー´)ノ)。話しは戻りますが、まあ、普通なら、そんな中二病をこじらせたら、ちょっと友達はできませんよね。だけど、バーバラには、ソフィアという友達ができるのです。ソフィア、聖女過ぎます( ;´Д`)

 

 どうして、バーバラは巨人を生み出すようになってしまったのか? バーバラが負った心の傷とは? 子供から大人になる、成長過程ってどうしてこんなに痛々しいのでしょうね……。大人になるとは、社会に洗脳されることだと思うのですよ。生まれたときはみんな無垢ですが、大きくなるにつれて、幼い頃おかしく感じていたこと、世界の不条理などに慣れて、洗脳され、いつしか幼いころに感じた気持ちも忘れてしまう(´-ω-`) そうならなければ生きられないから仕方がない……;つД`)

 

 だけど、子供はまだ洗脳されていないから、世界の不条理とか、子供のころおかしいと感じたことにも慣れて、それが普通なのだと思い込んでしまうのです。だから、子供がいうことは青いように感じることもありますが、胸に響くこともあるのです。大人には強制的になりますが、心まで大人になっていいのかわかりませんね……。バニラは何歳になっても、厨二心を忘れないバニラでありたいです('◇')ゞ(痛い奴じゃん( `ー´)ノ)。