ドラマ化もしているので知っている方も多いのではないでしょうか。交番コメディーです。交番に勤務する女性警察官の生態が知れます( *´艸`) こんな綺麗なお巡りさんになら、捕まってもいいと思った変態さんたちも多いのではないでしょうか(゚∀゚)(Σ(゚Д゚)キャァァァー! この人変なんです!)(なんだチミはってかぁ? そうです私は変なバニラさんです。変なバニラさんだから変なバニラさん、だっふんだ)。
普段警察でドラマとか小説で取り上げられるのは刑事ですが、この作品は交番のお巡りさんなんですね。交番を舞台にした漫画やドラマが今までにもなかったわけではありませんが、どうしても警察という仕事上シリアスになりがちでコメディーは少ないでしょう。
確かに『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のようにコメディーもありますが、こち亀は警察の仕事と言うよりは、両さんの趣味だとか破天荒を楽しむ作品なので、交番は舞台でしかないと思います。が、この『ハコズメ』はコメディーでありながら、ちゃんと変なおじさんたちをお縄にかけて警察しているのですね。
扱うテーマがテーマ上、事件などもあってシリアスになりそうですが、純粋で素直、ちょっと天然な主人公川合麻衣(かわいまい)やモデルのように綺麗で仕事もできるけどかなり腹黒な藤聖子(ふじ せいこ)、おばさま人気のあるブロッコリー頭源誠二(みなもと せいじ)、キツネっぽい山田武志(やまだ たけし)などなど個性的なキャラクターが笑いを取るためシリアスになり過ぎることはありません(≧▽≦)
作者の泰三子(やす みこ)さんは十年間本当に警察官をしておられたらしいので、警察内部の問題とか事件とかがとってもリアルで、かなり忠実に描かれているのです。川合が時々漏らす愚痴なども経験者でなければ気が付かないことばかりなので面白い(≧▽≦) 警察なのにブラック企業というね……(;´・ω・) 睡眠時間はないは、市民からは「税金泥棒!」とさんざん言われるは……、トラウマ級の事件には遭遇するは……どれだけ安定していても警察官なんてなるもんじゃないなって思わされます(-_-;)
そんな理由から川合は警察を辞めるべく辞表まで書いたのですが、辞めようと決意した日に藤が刑事課で問題を起こして川合の勤務する交番に配属されてくるのです。それから、川合は藤部長と行動を共にすることになり、警察官として大切なことを学んでいきます。勉強になるし、面白いし、ためになる、三拍子そろってます('◇')ゞ(勉強になると、ためになるは同じじゃね(´・ω・`))。警察なるもんじゃないなと思いますが、やっぱり警察ってかっこいい(≧▽≦)!