ハリーポッターシリーズでハーマイオニー役を演じたことで世界的女優となったエマ・ワトソンが大活躍する『コロニア』めっちゃ面白かったです。ハーマイオニーのときには見られなかった、ちょっと過激な描写などもあって当たり前ですがもう一人の女性になったんだな~と感慨深い気持ちになしました( ;∀;)
だけど、永遠のハーマイオニーは『ハリーポッター』とみんなの心の中で生き続けています!(気持ち悪いんじゃっー( `ー´)ノ)。確かに……気持ち悪いっちゃ悪いっすね……。
バニラのことは嫌いになっても、エマ・ワトソンのことは嫌いにならないでくださいっ……!(おまえのことは嫌いになっても、エマ・ワトソンのことは嫌いにならんやろ( ̄д ̄))(Σ(・ω・ノ)ノ!エーマミーア(マンマミーア)なんてこった)
とまあ、この作品はエマ・ワトソンを愛でる作品でもありますが、ストーリーもエマ・ワトソンに負けず劣らず面白いです(エマ・ワトソンから離れい!( `ー´)ノ)。チリ・クーデターの際の実話をもとにした作品で、コロニア・ディグニダという表向きは農業コミュニティーですが、その実態は元ナチス党員のパウル・シェーファーという人物が支配する拷問施設の実態を描いた作品なのです。
事実は小説よりも奇なりとは言いますが、現実の方が恐ろしい……と思わされる作品です(>_<)異常な信仰心の押し付けに、薬による洗脳。人間、自分だけは洗脳されないと思いがちですが、人間は簡単に洗脳されるのですよ。
ただその洗脳が、良いか悪いかの違いでしかないのです。例えば、宇宙は地球を中心に周っているのに、みんなは太陽を中心に廻っているという地動説教の洗脳をされているのですよ(≧◇≦)(天動説教の洗脳されているのはおまえの方じゃ( `ー´)ノ)(Σ(・ω・ノ)ノ!マジで地球って太陽を中心に廻っているの!)(おまえ……マジか(; ・`д・´))。
でエマ・ワトソン演じるレナというキャビンアテンダントが革命運動で物騒になっているチリに仕事でやって来るところから物語が始まります。レナそしてチリには恋人のダニエルがいて、ダニエルと再会してしばらくの逢瀬を重ねます(●´ω`●)
実はダニエルは社会主義革命グループかな?の幹部格らしく、それが原因で捕らえられコロニア・ディグニダに送られてしまうことに……。コロニア・ディグニダに捕らえられたことを知ったレナは何と!コロニアに侵入することに……。
ミッションインポッシブルのイーサン・ハントもビックリの侵入作戦です。そのコロニアの内部では、パウル・シェーファーが教皇と慕われ恐怖政治のように絶大な力によって人々を支配しているのです……。
このような宗教系のコミュニティーすべてがすべて悪いわけではないのでしょうけれど、このような外部から隔離されたコミュニティーとなると悪い想像ばかりしてしまいますよね。物語としてはとても面白いですが、拷問とか性的虐待、人体・薬物実験などなどこんなことが現実に行われていたと思うと気分が悪くなります……(´-ω-`)
カトリック教会が組織ぐるみで行っていることで話題になった児童性虐待事件が騒がれましたが、風通しの悪いコミュニティーの内部はちょっと怖いですよね……。大事になっていないだけで今もどこかのコミュニティーでは、ちょっと危ないことが行われているのかも……(>_<)
そんなコロニアの内部にダニエルを助けるために侵入したレナはダニエルを助け出し脱出することができるのか……? 最後の最後までスリラーらしくハラハラドキドキで全集中常駐して視聴できました('◇')ゞ
PS これを観ているとき中村文則さんの『教団x』を連想してしまいました。謎の新興宗教などを扱った作品が読みたい方はオススメです。