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ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメ コメディー『百姓貴族』「農家の常識は社会の非常識」

引用元:https://smartagri-jp.com/news/6579

ストーリー

作者の荒川が担当編集者のイシイと対談するという体裁で北海道の農業・酪農事情が語られる。内容は荒川の実体験の他、子供時代の思い出、現在の荒川農園の様子など多岐にわたる

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/百姓貴族

登場人物・キャスト

主な登場人物[編集]

荒川をはじめ、荒川の両親や姉弟が多く登場する。荒川の自画像がの擬人化であるため、「荒川、荒川の両親や姉弟」は擬人化された牛の姿をしており、体色や模様、装飾品などで描き分けられる。他に友人や知人、担当者なども登場するがその多くは普通の人間として描かれている。一部の友人は動物を模した姿の場合もある。また、人物ではないが、荒川農園で飼育されている動物の中にも個性的な行動をするものがいるため、それらも併せて描かれている。

進行[編集]

荒川弘(あらかわ・ひろむ)
容姿はメガネをかけた[注釈 1]白黒斑模様のの擬人化。本作以前から自画像として、『鋼の錬金術師』など他の連載作品でも使われているもの。
作者の荒川本人で荒川家の四女。漫画家になる前の7年間北海道の実家で農業に従事していた。父方・母方共に北海道開拓農民。家業の「荒川農園」では酪農と畑作をやっており、主な生産物は牛乳とジャガイモ。たびたび担当のイシイを怒らせたり度肝を抜いたりする。
イシイ
本作を担当する女性編集者。農業に関しては全くの素人で、荒川の偏った常識や桁外れな話に困惑したり突っ込みを入れたりしているが、連載が進むにつれ、農業やそれらに関連する知識も身につけており、荒川の嘘には簡単に騙されなくなっている。口癖は「農家の常識は社会の非常識」。

荒川家・荒川農園[編集]

親父殿
容姿は白黒斑模様の牛の擬人化。首にはいつもタオルを巻いている。子供のころ農耕馬に蹴られて顎を骨折した際に出来た傷跡が左顎に残っている。他にも農作業中に起きた事故などで大怪我をした際に付いた傷が身体のあちこちに残っている。
荒川の実父。実子達ですら驚くような型破りな言動と行動が多く、エピソードに事欠かない。読者アンケートにおいても「人気がすごい」とのこと。
作中では死に至りかねない事態に陥ることが多く、その度に一命をとりとめては家畜(特に牛)が突然死するため、「親父殿の身代わり」と思われている。
「同じ人間だから、俺にできることはお前にもできる」と作者に農業・酪農技術を伝授していた。63頭目では、若牛に引っ張られてコンクリートに叩きつけられ頭蓋骨骨折と脳挫傷で帯広のICUに入院。それ以前から怪我で入退院を繰り返しており、家族も高齢となったため、65頭目で酪農をやめている(平成30年)。
おかん
容姿は頭頂部におばさんパーマのような巻き毛を生やし、「おかん」と書かれたエプロンを着けた牛の擬人化。
荒川の実母。農繁期の手伝いから逃れたい荒川に対し、荒川を妊娠中に農繁期を迎え「陣痛が来るまでトラクターに乗っていた」事を明かして、荒川の反論を封じた(後に聞いたところ、「陣痛が来てから自分で車の運転をして病院に行き、ぷりっと産んだ」と語るほどの安産だったという)。
また、家事や育児と並行して農作業や家畜の世話、荒川農園の経理や営業、じいちゃんの介護、さらに自分の趣味の園芸に至るまであらゆる仕事をこなすという八面六臂ぶりに驚かれているが、おかんは「何でもできるんじゃなくて、何でもやらされるのよ!」と反論している。
酪農をやめてからは肌つやも良くなり、遊ぶ余裕ができたほか、様々な野菜の栽培に挑戦している。
じいちゃん
容姿はほっかむりをした、茶色い体の牛の擬人化。
荒川の父方の祖父。何事にも動じない(鈍い?)性格。高齢にも関わらず木に登り作業中に転落、肋骨を折るも全く動じずにいたことから、「親父殿のやんちゃな気質はここから来ている」と思われている。
入浴中に釧路沖地震に遭ったことがあるが、それにも全く動じず湯船に浸かっていた。
晩年には認知症を患い寝たきりの状態になったが、まだ動ける状態だった頃に山林で手際よく仕事をする姿に荒川が「本当に認知症なのか?」と疑ったものの、単行本3巻113ページにより「これは本当に認知症だ」と納得した。
ばあさん
容姿は頭に手拭いを巻き、着物を着た牛の擬人化。
荒川の父方の祖母。「百姓の女は何でもやるべきだ」という考えの持ち主で、荒川家に自転車が導入されると40代にして自転車の乗り方を覚え、トラクターが導入された時には還暦間際にしてトラクターの運転を覚えたという、非常にアクティブな人物。
なお、晩年は老齢のために体調も思わしくなくなり、最期は仕事に行くおかんに一言だけ礼を言って息を引き取ったが、農閑期に合わせたかのように亡くなった事や、遺影に使えそうな写真をさりげなく用意してあったことから、亡くなってなお「ほんとに迷惑かけないばあさんだな!!」と家族に驚かれていた。
ひいじいちゃん
容姿は着物と股引を着た白い牛の擬人化。
明治時代に生きた荒川の曽祖父。名は与作。親父殿から伝え聞いた話によると、明治時代、田中正造と共に足尾鉱毒事件を闘い、警官隊に果敢に腕力で立ち向かった武勇伝を持つ。それが原因で逮捕状が出てしまい、群馬県から北海道へと入植してきた。荒川曰く「犯罪者かよ!!」「ひいじいさんがやんちゃキングだった」。この件に関しては親父殿が「(当時の)北海道は、そんなの(犯罪者)も受け入れちゃう位おおらかだった」とフォローしている。
姉①
容姿は頭にリボンを付けている牛の擬人化。
荒川の長姉。幼少時に「畑に連れて行って迷子になっても困る」と思った親父殿に、苦肉の策としておんぶヒモで自宅の机の足に繋がれていたり、部屋から出たりしないように部屋の扉に釘を打って扉が開かないようにされていた。
ナスビ頭の公務員と結婚しており、娘も登場している。
姉②
容姿は黒い(カラー頁では茶色い体の)牛の擬人化。
荒川の次姉。学生の頃に農機具に指を挟んで切断寸前になったが、親父殿のわが家流治療法により、1ヶ月で完治した[注釈 2]
元バレー部で、セッターを務めていた。
姉③
容姿は頭頂部に毛が生えた、丸眼鏡をかけている白黒(カラー頁では白茶)斑模様の牛の擬人化。
荒川の三姉。親父殿について聞いたところ、悩んだ末に「(色々な事があるので)何から話せば良いのやら」と答えた。
弟 
容姿は顎にヒゲの生えた、白黒斑模様の牛の擬人化。
荒川の弟(末っ子)。幼少時に、親父殿の運転するトラクターがバックしている時に轢かれて、後輪の下敷きになった事があるが、親父殿の冷静且つ慎重な運転により、奇跡的にかすり傷で済んだ。
祖父が寝たきりになったことを機に介護職を志望し、一浪して東京の大学に進学するが、一度目の受験に失敗した際は家族から「あと一回落ちたら強制的に後継ぎだぞ」「二浪は無いと思え!!!!」と半ば脅迫気味に叱咤激励されていた。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/百姓貴族

感想

鋼の錬金術師』『銀の匙』『アルスラーン戦記』『黄泉のツガイ』などで知られる大人気漫画家の荒川弘さんの家は北海道に渡った開拓民らしく、漫画家になる7年前までは、実家の荒川農場を手伝っておられ、そのときの経験をもとにして描かれたのが『銀の匙』であり、エッセイ漫画が本作『百姓貴族』です(≧▽≦)

「これ本当にエッセイか(゚Д゚;)」と疑ってしまうような、ノンフィクションの連続なんですよ(^▽^;)

 

漫画家の山田玲司さんが何かの動画で「女性の漫画家のバイタリティーはすごい」みたいなことを言われていましたが、荒川弘さんは代表例だと思います。

本人も血の気が多いことを認めておられるようで、暗黒の中倉庫に脱走して来た牛を、ヒグマと勘違いし草刈り鎌を手に相打ち覚悟で戦おうとしたり、「飢えたくなければ、銀座でベコ(牛)を飼え。ビルズを耕せ」とおっしゃったそうです(^▽^;)

 

ちょっと話を聞くだけでも、男以上に男らしい女性だと感じです。

ですが、この作品にはそんな荒川拡さんをも超える武勇伝を持っている人が登場するんですよ!

それが荒川拡さんのお父さんである親父殿なんですね(≧▽≦)

親父殿の話は最高でした(´艸`*)

原作漫画では、親父殿の武勇伝がさらに描かれているようなので、読んでみたいと思います('◇')ゞ