ストーリー
突如地上に降り立った、巨大な球体型宇宙船。謎の知的生命体と意志の疎通をはかるために軍に雇われた言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は、“彼ら”が人類に<何>を伝えようとしているのかを探っていく。その謎を知ったルイーズを待ち受ける、美しくそして残酷な切なさを秘めた人類へのラストメッセージとは―。
引用元:https://filmarks.com/movies/64759
「プリズナーズ」「ボーダーライン」などを手がけ、2017年公開の「ブレードランナー 2049」の監督にも抜擢されたカナダの鬼才ドゥニ・ビルヌーブが、異星人とのコンタクトを描いた米作家テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を映画化したSFドラマ。ある日、突如として地球上に降り立った巨大な球体型宇宙船。言語学者のルイーズは、謎の知的生命体との意思疎通をはかる役目を担うこととなり、“彼ら”が人類に何を伝えようとしているのかを探っていくのだが……。主人公ルイーズ役は「アメリカン・ハッスル」「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス。その他、「アベンジャーズ」「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー、「ラストキング・オブ・スコットランド」でオスカー受賞のフォレスト・ウィテカーが共演。
引用元:https://eiga.com/movie/85583/
登場人物・キャスト
※括弧内は日本語吹替[5]
- ルイーズ・バンクス - エイミー・アダムス(中村千絵)
- イアン・ドネリー - ジェレミー・レナー(加瀬康之)
- ウェバー大佐 - フォレスト・ウィテカー(立木文彦)
- ハルペーン捜査官 - マイケル・スタールバーグ(石原辰己)
- マークス大尉 - マーク・オブライエン(川原元幸)
- シャン上将 - ツィ・マー(堀越富三郎)
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/メッセージ_(映画)
感想
コペルニクス的転回Σ(・ω・ノ)ノ! 時間という概念がひっくり返される映画です。
いわゆるファーストコンタクトものというやつですね。
ある日、宇宙から飛来した『ばかうけ』のお菓子のような楕円形の飛行物体(UFO)が世界各国12か所に現れて、そのまま静止し動かなくなります。
それぞれの国はこのばかうけUFOの対策に追われ、アメリカもUFOの中に侵入して宇宙人とのファーストコンタクトを試みていました。
ですが、宇宙人が話す言語は当然理解できるはずもなく、そこで言語学者ルイーズに白羽の矢が立つことになります。
ルイーズはUFOの中に侵入して、ヘプタポッドと後に呼ばれることになる宇宙人とコンタクトをとり、
↑このような文字をヘプタポッドから引き出すことに成功しました。
まったくわけわからんですよね( ̄▽ ̄)
ですが、ルイーズはこの言語を解読することに成功したのです。人間の言語は口頭の言葉を二次元に記したものですが、ヘプタポッドの使う文字は三次元なんですって。
だから、人間が使う言語よりも多くの情報が含まれていることになります。
解読の結果、明かされた衝撃の事実は、ヘプタポッドの文字には時間を表す時制が存在しなかったのです!
世界にも時制が存在しない言語が存在していて、時制が存在しない言語を使う人々には、時間という概念が存在しないと聞きます。
バニラたち日本人は過去から未来へのベクトルで時間は進んでいると考えますが、時制が存在しない言語を話す人々は、過去・現在・未来が同時並行していると考えられているのだとか。
概念として理解するのは難しいですが、ヘプタポッドも過去・現在・未来の記憶を同時並行で持っているのですねΣ(・ω・ノ)ノ!
ヘプタポッドたちは、三次元のメッセージを用いて人類に何を伝えようとしているのか!
気になった方は↓のサイトで徹底解説されているので読んでください('◇')ゞ