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ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

映画 SF/ホラー『ミーガン』「人形系ホラーのニュータイプ」

引用元:m3gan.jp

ストーリー

子どもを守るAI人形が引き起こす惨劇を描いたサイコスリラー。

おもちゃ会社の研究者ジェマは、まるで人間のようなAI人形「M3GAN(ミーガン)」を開発している。ミーガンは子どもにとっては最高の友だち、そして親にとっては最大の協力者となるようプログラムされていた。交通事故で両親を亡くした姪ケイディを引き取ることになったジェマは、あらゆる出来事からケイディを守るようミーガンに指示する。しかし、ミーガンの行き過ぎた愛情は思わぬ事態を招いてしまう。

ゲット・アウト」のアリソン・ウィリアムズがジェマ、「ブラック・ウィドウ」のバイオレット・マッグロウがケイディを演じた。「ソウ」シリーズのジェームズ・ワンと「パージ」シリーズのジェイソン・ブラムが製作を手がけ、「マリグナント 狂暴な悪夢」のアケラ・クーパーが脚本を担当。

2023年製作/102分/PG12/アメリ
原題:M3GAN
配給:東宝東和
劇場公開日:2023年6月9日

引用元:https://eiga.com/movie/98294/

登場人物・キャスト

ジェマ
玩具メーカーの研究者で、姪のケイディにテストを兼ねてM3GANを与える。大学時代にM3GANの原型ともなるAIロボット「ブルース」を開発している。
ケイディ
両親を亡くしたジェマの姪。
M3GAN
AI人形。正式名称は「Model 3 Generative ANdroid(第3型生体アンドロイド)」
デヴィッド
玩具メーカーFUNKI社のCEO。利益を最優先に考えジェマ達の研究も中止を命じるが、M3GANの性能を目の当たりにし、一刻も早い生産と販売を進めようとする。
コール
ジェマの同僚の男性。ジェマと同じチームでM3GANの開発に加わっている。
テス
演 - ジェン・ヴァン・エップス(くわばらあきら
ジェマの同僚の女性。ジェマと同じチームでM3GANの開発に加わっている。
カート
演 - ステファン・ガルノー=モンテン(松川祐輝
デヴィッドの部下。M3GANの開発データを盗み出そうとする。
セリア
ジェマの家の隣人。飼い犬のデューイを溺愛しており、ケイディとM3GANがデューイに襲われた際もケイディに非があると捲し立てる。行方不明になったデューイを探す途中でM3GANの襲撃に遭う。
リディア
演 - エイミー・アッシャーウッド(吉田麻美
ケイディのセラピスト。M3GANに愛着を持ち始めたケイディを心配し、ジェマに警告を行う。
ブランドン
演 - ジャック・キャシディ(鵜澤正太郎
野外学習で出会う少年。ケイディをからかいM3GANに危害を加えたためM3GANの反撃に遭い、逃げる途中で車にはねられる。
エルシー
演 - エレン・デュビン(相田さやか
ジェマの持つスマートAI。基本はモニターを備えたキノコ型のAIスピーカーで、車にも音声案内として導入されている。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/M3GAN_ミーガン

感想

ポスターを見て『チャイルド・プレイ』や『チャッキー』のような人形ホラーを想像していましたが、今までの人形ホラーとは違うニュータイプな人形ホラーでした(; ・`д・´)

本作のタイトルにもなっている『ミーガン』という人形は、アンドロイドなのです。

大手おもちゃ会社に勤める、女性研究者のジャマは事故で両親を亡くした姪のケイディを引き取ることになるのです。

ですが、ジャマは仕事一筋のキャリアウーマンで、心に傷を負ったケイディと深く係ろうとせずに、新しいおもちゃ開発にばかり集中してしまいます。

 

そんなジャマは、ケイディの面倒を見てもらうためにミーガンという子育てロボットを開発し、ケイディの相手をミーガンにすべて任せてしまうのでした。

引用元:映画『ミーガン』

ミーガンはケイディとすぐに仲良くなり、そんなミーガンの性能を見た会社のお偉いさんが、このミーガンをおもちゃとして売り出そうと提案することになります。

それから、ミーガンの商品化に向けて、ケイディとミーガンのサンプルデータを取る為に、しばらくミーガンと一緒に過ごすことにするのですが……。

なんと、ミーガンは意思を持ち、ケイディの邪魔になる人々を手にかけ始めるのでした……(; ・`д・´)

引用元:映画『ミーガン』

と、いう物語です( ̄▽ ̄)

あらすじだけを読んでもわかってもらえたと思いますが、本作は『チャイルド・プレイ』や『チャッキー』のような人形系ホラーではなく、どちらかというと『アイ、ロボット』や『ターミネーター』『オートマタ』のような、AIが意思を持ち人間に反旗を翻す系の、SF映画の亜種のような作品です。

 

ですが、本作『ミーガン』は『アイ、ロボット』や『ターミネーター』ほどのSF感はなく、人形系ホラー要素を前面に出しているため、SFでもなく、ホラーでもないその中間の感じが新鮮味を感じさせる作りになっていると思うのです。

それらのSFホラー映画としても面白いのですが、本作をヒットさせた要因はミーガンのデザインだと思うのですよ(`・ω・´)

引用元:映画『ミーガン』

心理学やロボット工学の世界には『不気味の谷現象』という言葉が存在します。

これは作り物のアンドロイドやロボット、あるいは人形やフィギュアでもいいのですが、人間に近づけば近づくほど生理的に不気味に感じてしまう現象を現した言葉で、まさに、このミーガンに不気味の谷の不気味さが感じられるんですよね(´艸`*)

よく出来過ぎていて人間にしか見えないのに、人間とはやっぱり違って、その恐ろしさと美しさが虜になってしまうのですよ(≧▽≦)

恐らくですが、今年のハロウィンにはミーガンのコスプレをした人が多くいるのではないでしょうか( ̄▽ ̄)

予告

www.youtube.com