ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

ゲーム 『フィグネリア 呪いの人形館』「そこは、呪いの人形が潜むと噂されるお屋敷だった……」

引用元:ゲームドライブ

 主人公(プレーヤー)の暮らす、アパートの隣には夫に先立たれ孤独な生活を送っていたロシア人女性が暮らしていたという館があった……。だが、日本語がほとんど話せなかったロシア人女性は人間関係に馴染めず……寂しさを紛らわせるために関節人形を我が子のように可愛がっていた。

 

 だが、そんなある日、回覧板を届けに行った際、近隣住人は亡くなったロシア人女性の遺体を発見し警察に通報するも、警察が到着した時にはロシア人女性の遺体は消えていた……。

引用元:ゲーム『フィグネリア 呪いの人形館』

それからというもの、ロシア人女性が可愛がっていた関節人形だけが、館に取り残され、いつしか館は人形館と呼ばれ様々な噂が囁かれるようになる……。

 

 その噂を確かめるべく、ある二人の少女は館に侵入し、姉だけが帰らぬ人となるのだった。それから数年後、人形館の隣のアパートに住んでいた主人公(プレーヤー)は、館に侵入しようとしている女子高生呉蓮緋毬(くれはす ひまり)

引用元:ゲーム『フィグネリア 呪いの人形館』

の身を案じ、後を追って館に侵入するも館に閉じ込められてしまうのだった。そこから、主人公と緋毬は館からの脱出に挑む――。

 

 という、謎解き・ノベルゲームです( ̄▽ ̄) 今回はアニメや映画ではなく、ゲームを一本クリアしたので記録魔たるバニラは記録と感想を兼ねて書いています。子供のころ以来、ここ何年もゲームしていなかったんですが、無性にゲームがしたくなって、探していたところ緋毬ちゃんのキャラデザに惹かれて見つけたゲームです。

 

 会話(ボイスなし)がメインのノベルゲームで、謎の女子高生緋毬が、幼少のころ人形館で行方不明になった姉の供養のために、様々な儀式の準備をするのを協力する形で物語は進みます。

 

 操作方法はダウジングで、館に落ちているアイテムを拾い集め、ストーリーを観ながら謎を解いて行く簡単操作になっています。ただ背景が暗くて、落ちているアイテムなどが、背景に溶け込んでしまってわかり辛くなっていました……。

 

 あまりわかりやすすぎても面白くないですが、背景なのかアイテムなのかの判別がタッチするまでわからないので、画面を隅から隅までしらみつぶしにタッチするなど苦労しました(^▽^;) 

 

 やはり謎解きゲームである以上、謎は大切な要因ですが、真剣衰弱のような会話記憶系の謎とか『鼠、鳥、羊』などのヒントから、四つの数字を導き出してダイアルの施錠を解くなぞなど、謎解きゲームをやり込んでいる人からすれば、それほど難しくないものばだと思います。

 

 バニラは鈍感なので『鼠、鳥、羊』から導き出される四つの数字はわからず、広告動画を観ることで獲得できる答えを観て進めました。謎解きが得意でない人でも、わからなければ答えを教えてくれるので安心です( ̄▽ ̄) ストーリーはちょっと長めの短編小説程度の長さで、所要クリア時間は1~3時間ほどでしょうか? 

 

 それほど長くないため映画のようにメッセージ性はありませんが、ライトノベルのように緋毬ちゃんとのラッキーすけべイベントもあり、エンターテイメントとしては楽しめるでしょう。ストーリーを楽しむというよりかは、キャラクター小説のように緋毬ちゃんを愛でるゲームだからです。

 

 とにかく、緋毬ちゃんがかわいい。緋毬ちゃんが出会って数時間程度の主人公に、心を許すのが早過ぎるとか、いくら天然っていってもそれはないでしょ……などなど、男子の妄想を地で行く女子高生です(誉め言葉ですよ(^▽^;))。

 

 ツッコミどころは満載なんですが、基本プレイ無料(本編クリア後の後日譚は課金制)

引用元:ゲーム『フィグネリア 呪いの人形館』

でメインストーリーをすべて遊べるので高評価です。ホラー・ゲーム分類されていますが、BGMがおどろおどろしいだけで、ストーリーを全然怖くないし、驚かされることもないのでホラーが苦手な人でも遊べますよ( ̄▽ ̄)