世界問題でもある、不法移民・不法滞在・労働問題を取り上げた社会派ドラマです(´-ω-`) 一言、言わせてください――――――この映画すごいですよ(^▽^;) フィクションではありますが、ほぼノンフィクションです、たぶん。9・11以降ますます複雑化、深刻化している不法移民たちの過酷な現実をハリソン・フォード出演で描く群像劇なのですよ(;´・ω・)
本当に色々な人たちがいて、不法移民・不法滞在で労働しているシングルマザーの女性や、9・11テロを過激ではったけど一つの問題提議の方法と考えている少女、不良グループに無理やり引きずり込まれた中国人の少年、移民税関捜査官の職員たち、グリーンカードを手に入れるために体を売る女性、みんな色々な問題を抱えているのです(-_-;)
そんな人たちが、複雑に絡み合ってストーリーが進行していきます。日本でも移民を受け入れるべきや、技能実習生さんたちへの対応などが問題視されますから他人ごとではないのですよね……。世界中の国々が自国ファーストに舵を切り始めている現在……( ;∀;)
移民を受け入れ多様性に富んでいたからこそ成長することができた某国では現在、国境を勝手に超えて来たら射殺も辞さないみたいなことがいわれていたとかいないとか……(;^ω^) どこの国も移民の受け入れには慎重になっています……。日本も少子化、労働者不足などと言われているのに、移民の受け入れには消極的ですよね(。´・ω・)?
移民は厳しくても、一時的に技能実習生として受け入れたら受け入れたで、技能実習生の人たちへの当たりが酷いなんていう話もよく聞きますし、合法な奴隷制だと言われているとかいないとか……(;一_一) 安い賃金で働いてくれる移民が入ってくれば、自国民のようなコストのかかる労働者は……(^▽^;)
そうなったら、移民を受け入れるべきか、という問題にどうしてもぶつかってしまいます。労働者不足、少子高齢化などと言われていますが、実際のところ仕事を椅子取りゲームのように取り合ってるのが現実ですし……。これからさらに、仕事の奪い合いが激しくなって、失業者や仕事にありつけない人たちが増えるのは確実でしょうから……(~_~;)
経済が上昇し続けるなんて不可能なのですよね。社会が発展すればするほど、少子化が進むのは必然で負のスパイラルです。格差が酷くなるのは必然なんですかね……ホント、椅子取りゲームです……(ノД`)・゜・。 そんな『正義のゆくえ』というタイトルは皮肉めいていて、色々考えさせられます。
不法移民の人たちも、貧困、戦争、恐怖政治、など色々な致し方ない理由でアメリカにやってきているのだから、「ちょっとくらい見逃してやれよ」と部外者は思うでしょうが、移民税関捜査官の人たちも自国の国民、自国の平和を守るために移民たちを取り締まらなければならない……。一人を許すと、他の人に面子が立たない……。正義のゆくえはどこにある……( ;∀;)
いや、もう日本の経済やこれからのことを書いてしまうと、どうしても重くなってしまいますね……(´・ω・`) そんな、色々な問題がありますが、晴れてアメリカへの永住権を手に入れた人々の顔は希望に満ち溢れていました(*'ω'*) 過酷な現実を見るのは辛いですが、ちゃんと知らなければいけないのでしょうね('◇')ゞ