ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメ コメディー/日常『まちカドまぞく2丁目』「暗黒物質と光明物質(。´・ω・)?」

引用元:dアニメストア

 テンポも良き、ギャグの切れも良き、キャラも立ってる、そしてシャミ子かわいい(*´▽`*) いい意味で気楽に観れて毎週楽しく視聴させてもらいました(≧▽≦) ストーリはあってないようなものっちゃものですが、簡単に説明するとある日闇の力に目覚めた吉田優子よしだ ゆうこ)は、活動名シャドーミストレス優子(通称シャミ子)を名乗り、古より対立する光の一族である魔法少女たちと切磋琢磨しながら立派な魔族を目指すギャグコメディーです(´艸`*)

 

 原作漫画の掲載誌が「まんがタイムきららキャラット」らしいので、女の子が特にかわいいです。二期からはケモ耳料理人のリコちゃんと言葉をしゃべるバクである白澤しろさわ)さんなども登場して、また違ったギャグが展開されます( *´艸`) リコちゃんはシェフでとても料理が巧いのですよ。作り出す料理の余りの美味しさに中毒者まで出すほどで、本気の料理を作ると虹色に輝くのです。いったいどんな食材を使ったらそんなことになるのか(; ・`д・´)

 

銀魂』にお妙おたえ)さんという人物が登場するのですが、彼女の作る料理はどういうわけかすべて暗黒物質ダークマター)、または、かわいそうな玉子になってしまい、食べたものを消滅させるという作中最強の能力を持っているのですが、リコちゃんはその能力の対比であると言えます。そして、お妙さんもリコちゃんも共に腹黒という共通点(。-`ω-) もしコラボすることがあったら、光と闇の頂上決戦が観られるでしょう。勝利するのはどちだ?

 

 とまあ、そんな妄想をしつつ観ていました。リコちゃんのようなおっとり系腹黒キャラすきですわ~ほんと(*´ω`*) おっとりキャラって天然か腹黒の二極化すると思うんです。リコちゃんは腹黒おっとり系なので、腹黒いことでも平気でバシバシ言います(´艸`*) Mっけ気質の人にはたまらないでしょうね((*´Д`)ハァハァ)。

 

 そして第一期では観られなかった闇落ちコスチュームのモモとかも観れたので眼福です。重厚な作品も好きですが、こういう作品も必要ですよね~。コメディーとシリアスのバランスって難しいです('◇')ゞ

映画 歴史/ドラマ『ブラックブック』「正義は勝つって!?そりゃそうだろ!! 勝者だけが正義だ!!!」

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引用元:yahoo!映画-yahoo! JAPAN

 タイトルに惹かれて視聴してみました。シンプルなタイトルって面白い作品多いし、ブラックボックスみたいに内包されたがある感じのタイトルは、シンプルだからこそ惹かれます。時代背景が第二次世界大戦中のオランダということで、ナチスによるユダヤ人の迫害虐殺が行われてるので、「重いかなぁ~……」と思っていたのですが、全然そんなことありませんでした( ̄▽ ̄)

 

 いや普通に考えれば当然、重い話なんですよ。人も簡単に殺されますし、ユダヤ人への迫害があるし、裏切りもあります。けど、やっぱり描き方によってはどのようなテーマだろうとヘビーにもライトにもなるのですよね。例えば少年漫画とかでも、特にバトル系の作品では主人公側の人間ですら勧善懲悪だからと、人を殺しても許される作品もあるじゃないですか。

 

「オラわくわくすっぞ!」や「海賊王に俺はなる!」の人なども、確かに純真な良い人ですが、人を平気で殺せる戦闘狂ですよ(; ・`д・´) 「オラわくわくすっぞ!」の人なんて、地球を滅ぼし人類を全滅させても、願いを叶えてくれる龍にお願いして生き返らせれば大丈夫だという人ですからね(゚∀゚) ヘビーかライトかを決めているのは、やっぱり描き方なんだなって思うわけですよ。歴史とは勝者の歴史なのです。

 

 あの悪のカリスマとして人気の高い『ワンピース』のドフラミンゴも「正義は勝つって!?そりゃそうだろ!! 勝者だけが正義だ!!!」と言っている通り、ただ観る視点、描き方を変えれば誰だって悪にも善にも見えるのですね(´-ω-`) 正義の対義語は正義なのです。みんな自分の良心、そして最大多数の人々の良心の基準が正義になっているだけなのですね。

 

 と、関係のない話で七百文字近く使ってしまいました(; ・`д・´) 本作の主人公ラヘル・シュタインはオランダ系?ユダヤ人で、戦争が過熱する中、ついにオランダにもナチスによるユダヤ人虐殺の魔の手が迫っていることをオランダ警察を名乗る男から知らされます。

 

 そしてラヘルはいち早くオランダを脱出しますが、どうやらその話はナチスに漏れていたらしく、ラヘルの両親もろとも殺されていしまうのです(ノД`)・゜・ 誰が情報をナチスに漏らしたねん! 裏切り者は誰やねん! もう誰が味方で、誰が敵なのかわからなくなります。統計的に調べたら恐らく親切な人の方が多いと思いますが、だからといって簡単に人を信用してはいけないのですよ( ;∀;) そして運よくラヘルだけが生き残り、ナチスに復讐することを誓うのでした(。-`ω-)

 

 ラヘルはまるで実在した女スパイマタ・ハリのようにナチス内部に侵入して情報収集をすることになります。ラヘルの運命やいかに……という物語です。重すぎず、軽すぎず観やすい作品ですが、R指定ついていないのにちょっと性描写などが強いことには驚きました。もし子供と一緒に観ることがあったら気を付けてください('◇')ゞ

アニメーション映画 ファンタジー『メイドインアビス 深き魂の黎明』「素晴らしい。愛です。愛ですよナナチ」

引用元:Amazon

 物語の構成は出尽くされていると言われて久しいですが、この『メイドインアビス』はまだまだ物語の可能性を感じさせてくれた作品です(≧▽≦) こんな壮大な世界観が生み出せるなんて、「素晴らしい」。この『メイドインアビス』の世界観を支えているのは、まず残酷性だと思います。これがほんわかとした正統派ファンタジーの優しい世界観なら、この物語は生まれません。ほんわかとした絵柄からは想像もできないくらいエグい演出があります。目が飛び出したり、手足が切断されたりというのはまだ軽い方で、人体実験や視聴者の想像を裏切る展開など、衝撃的です。

 

 で、本作は『メイドインアビス』アニメ版の続編にあたります。『鬼滅の刃』でいったら、無限列車編のような感じでアニメ版を観ていないとストーリーはわからないでしょう。アニメ一期のストーリーを簡単に説明すると、この『メイドインアビス』の世界には直径約1000メートル、深さ不明の巨大な縦穴アビスが存在し、そのアビスからは遺物と呼ばれる超文明のアイテムが発見されるのですね。

 

 これだけで面白いですよね(≧▽≦) しかもアビスの謎はこれだけではなく、深層に潜るに従い生態系や環境が過酷になり、引き帰ろうとして上に昇ると上昇負荷と呼ばれる謎の現象に襲われるのです。謎の技術、謎の超巨大な縦穴、謎の法則、ロマンの宝石箱やーないですか! そんな過酷な環境のアビスを調査することを生業とする探窟家たちが存在し、本作の主人公のリコの母親は白笛所有者である上級探窟家ライザという、恐らく作中最強クラスであろう探窟家の子供で、「奈落の底で待つ」という母のメッセージを知り、自身もレグという人間と同じ感情・意識を持つロボットの遺物と冒険に出ることになります( *´艸`)

 

 で、冒険の最中、本作のキーパーソンである『トトロ』の世界に出て来そうな、全身被毛に覆われたナナチという獣人のような生物と出会います。「んなぁ~」という口癖が本当にかわいいです(≧▽≦) かなりネタバレになりますが、ナナチは実は人間であったことがわかり、アビスの呪いによって獣人のような姿になってしまったのですよ……(´-ω-`) ナナチの他にも、作中で「成れ果て」と呼ばれる謎の生物が存在しているのですが、何とその成れ果ても元は人間で、アビスの呪いで姿を変えられてしまったということが判明します。

 

 で、説明が長くなってしまいましたが、本作はそのアニメの続きで、ナナチが獣人のような姿に変わる原因を作った黎明卿の二つ名をもつボンドルドという白笛の探窟家との戦いをメインに描かれています。ボンドルドのビジュアルがとってもカッコいいのよ(≧▽≦) 全身黒ずくめのコートに身を包み、謎の仮面をつけて顔がわかりません。仮面の男ってロマンですよね~( ̄▽ ̄) 

 

 仮面の人物がでる作品は絶対面白いです(異論は認めます)。そして、仮面の人物は高確率で人気キャラになる、間違いありません(。-`ω-)(異論は認めます)。例えば、日本で一番知られた仮面の男、作品は知らなくてもその人物なら誰でも知っているでしょう。数々の名言を残し、ある一族への復讐に燃え、名前を偽り、戦争を生き抜き、多くの作品のパロディに使われる仮面の男といえば! 勘の良い皆さんならもうお気づきですね。そうです、スケキヨの二つ名を持つ青沼静馬です(≧◇≦)(シャア・アズナブルちゃうんかい( `ー´)ノ その前振りは間違いなくシャアやろ!)。

 

 いやいやいや、日本で一番知られた仮面の男といえば横溝正史犬神家の一族』のスケキヨでしょ( ̄▽ ̄) ほら、スケキヨが言った「フフフ……珠代の言ったことは本当だよ。あんたの大事な佐清さんは、とっくにどこかに消えちまったよ!」や「おまえは一体……」と訊かれたときの「青沼静馬だよ!」は日本映画史に残る名言です(≧▽≦) パロディされまくっていて、バニラはパロディでスケキヨを知ったくらいですからね。『犬神家の一族』を観たときも、パロディが勝っていて、スケキヨが登場するときとか、何故か大笑いしてしまいますもの( *´艸`) 以前『笑ってはいけない』の大晦日版だったかな? で、犬神家の一族のパロディをしていて、大笑いしましたよ(≧▽≦) 

 

 話しがそれてしまいましたが、このボンドルドもスケキヨに負けず劣らず良いキャラに仕上がっています。かなりのマッドサイエンティストですが、なぜか憎み切ることのできないキャラです……(´-ω-`) 子どもを使った人体実験を平然と行う、常人の感覚からしたらとんでもないサイコパス腐れ外道なのですが、何かを成し遂げ、世界を変えることができるのはこんな人なのだろうなと思わされるのです。

 

進撃の巨人』でアルミンが言った

何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと大事な物を捨てることができる人だ。

化け物をしのぐ必要にせまられたのなら、人間性をも捨て去ることができる人のことだ。

何も捨てることのできない人には、何も変えることができないだろう。

という名言が表してくれているとおり、何かを変えることのできる人間には、良くも悪くもボンドルドのような性質が必要なのだと思われるのです(´・ω・`) 等価交換の法則、トレードオフの法則なのですよね……。

 

 そんなの無理だとわかってはいても、みんな救われる方がいいというのが本音ですよね。バニラも同意です(。-`ω-) 誰かが切り捨てられることが当たり前なそんな世界なら、みんな仲良く滅びてしまえばいいと思います(゚∀゚) というのはいい過ぎですが、最大多数の最大不幸で、森羅万象すべてに優しい世界になって欲しいと思いますね。

 

PS ボンドルドとの戦いは最終回かってくらい凄いです。アビスの環境や持てる道具を駆使した頭脳戦はアニメ・漫画史に語り継がれてもいい名バトルだと言っても過言ではありません('◇')ゞ

アニメ 日常/ドラマ『パリピ孔明』「\(^O^)チキキチバンバン(^O^)/」

引用元:アニメ「パリピ孔明」公式サイト

 三国志に名高い諸葛亮孔明(しょかつりょう こうめい)が現代の渋谷に転生し、売れない女性歌手をその計略をもってスターダムに押し上げるという奇抜なアイデアΣ(・ω・ノ)ノ! これだけを聞いても、どういうこっちゃ(。´・ω・)? ですよね(;^ω^) 文字通りなのですが孔明がなぜか現在のハロウィンで賑わう渋谷に転生してきたのです。

 

 なぜ渋谷なのか? どうして渋谷でなければならなかったのか? もっと他の時代でも、場所でもよかったのではないか? という疑問を持つのは論外です(。-`ω-) 孔明が渋谷に転生してきたという奇抜なアイデアに物語の可能性は拡がるのです(≧▽≦) そして渋谷に転生してきた孔明は、孔明のコスプレしている人という感じでパリピな二人組に絡まれバーに連れて来られると、英子という名前の売れない歌手の歌を聴くことになるのです。

 

 その歌声に魅せられた孔明は、英子の軍師になることを申し出てるのです。ようはマネージャーになるのですね(*'ω'*) 始めは孔明のコスプレをしているおかしな人と思っていた英子ですが、孔明の奇想天外な計略を見ていくうちに「マジ孔明じゃん!」という感じになっていくのですよ。三国志のリスペクトが随所に感じられ、孔明の計略である石兵八陣(せきへいはちじん)とか、フェスのとき相手の油断を誘うために機械トラブルを偽装した夢中生有の計(むちゅうしょうゆうのけい)、サマーソニア出場のために必要な10万いいね!を集めるために、10万本の矢ならぬ、10万いいね!を相手から奪い取る草船借箭の計(そうせんしゃくせんのけい)など、現代に孔明が蘇って歌手やアイドルのマネージャーになったらこんなことしそうと思わせるところが巧妙ですね。 

 

 バニラはいつも今期観るアニメを事前に調べて決めているのですが、この『パリピ孔明』は本当は流すつもりで観ていなかったのです(;´・ω・) だけど、今期アニメのダークホースであると言われていたので第一話を観て、その作画と演出、そしてアイデアに圧巻されました。オープニングの「キチキチバンバン」の歌詞はわけわからないけど、ノリがあって中毒性のある歌でスキップせずに毎回聴いてしまうほどでした('◇')ゞ

アニメ 恋愛/コメディー『かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』「おに」

引用元:ABEMA

 最高に面白いラブコメディーです(≧▽≦) ギャグもキレキレで、キャラも立ってる。シリアスとコメディーのバランスもよく、好みの問題はあるでしょうけど、バニラが今まで観て来たラブコメの中でも上位に食い込んでいます。毎回笑えるんですよ(≧▽≦) 特に主人公の一人である生徒会長白金御行(しろがね みゆき)くんの特訓回と、ヒロインである藤原千花(ふじわら ちか)ちゃんがもってくるゲーム回は特におもしろいです(≧▽≦)

 

 白金くんは天才ですが、できることとできないことの落差が酷いのですね。お風呂で溺れるほどのカナズチで運動神経はのび太くん並みです( *´艸`) そして、音痴でその歌声はジャイアンリサイタルといい勝負で「なまこの内臓」と例えられるほど。だけど、できないことを克服するために努力するその姿は、正に少年漫画の主人公。そんな白金くんを千花ちゃんはできるまで毎回サポートするという特訓回は面白い。白銀くんをサポートするかしないかで「おに」と書いたハチマキをつけるかつけないかウズウズしているシーンはかわいいですよ(*'ω'*)

 

 人生ゲームの回とか、愛してるゲームとか、NGワードゲームとか、きわどいネーミングの風船膨らませゲームとか、とにかく色々なゲームが登場します。そして、ハーバード大学飛び級できるほどの天才である白金くんとかぐや様は恋愛において、「好きになった方が負け」というポリシーのもと、相手にいかにしてして告らせるかの駆け引きが毎回繰り返されるわけですよ。

 

 確かに好きになり先に告白してしまったほうが、立場が弱くなるとは思いますが、そこまで回りくどく頭脳を使うかという(侮辱しているわけじゃなく)そのアホさ加減がまた面白いのです( *´艸`) 登場人物基本天才設定ですが、好きな相手のことになるとアホになってしまうという(。-`ω-) 恋は盲目、恋は熱病とはよくいいますが、恋愛をしているときは、良くも悪くも周りが見えなくなってしまうのですよね~( *´艸`)

アニメ 歴史/アクション『サムライチャンプルー』「やるなら今しかねぇ! ZURA♪ やるなら今しかねぇ! ZURA♪」

引用元:dアニメストア

 ヒップ・ホップとアクションと時代劇と色々な要素をごちゃまぜ(チャンプルー)した作品だから『サムライチャンプルー』というタイトルになったそうです。『銀魂』のようなハチャメチャ作品が好きな人ならオススメです( ̄▽ ̄) 銀魂よりも大人向けで、たまに世の残酷さを見せつけられる回もあります(´-ω-`) 琉球からやって来たらしいムゲンという男が、冷静沈着無口なメガネのジンと、あることがきっかけで出会い、どちらが強いか白黒つけるために決闘をすることになりますが、そこに割り込んでいたヒロインフウがヒマワリの匂いのするお侍さんを捜すから用心棒になってくれと二人の闘いを預かることになります。

 

 そこから日本各地を巡るロードドラマ形式の基本一話完結で物語が展開されます。音楽とヒップホップ調の演出は、ノリがあって面白いですよね。近年ではラップとか流行っているのか、アニメや漫画でもラップを取り込んだ作品が多い印象です。『パリピ孔明』では河辺太人(かべ たいじん)というキャラが主にラップ担当ですし、『かぐや様は告らせたい』でもラップ回がありましたよ。そのラップ回ではラップバトルのEDも制作されていて、力が入っています(≧▽≦)

 

 ちなみにですが、銀魂にもラップバトルの回があって、「おまえどこの馬の骨ラップ」とか「カツラップ」とか面白いのですよ(≧▽≦) おまえどこの馬の骨の部分を銀さんがやるとほぼピーが入って、吹きます(≧▽≦) カツラップも不思議な中毒性があって、バニラはカツラップを聞かないと禁断症状がでる体になってしまいました( ;´Д`)(嘘ですけど( *´艸`))。ニコニコ動画では『エヴァ』のカヲルくんにカツラップを歌わせてみた動画が挙げられていましたが、めっちゃ笑いました(≧▽≦) 本当に面白いので聞いたことない人は一度聞いてみて欲しいですね。

 

 とまあ、銀魂同様ふざけた回もありますが、シリアスな回もあってバランスは良きです( *´艸`) ムゲンの性格は銀魂の銀さんをもう少しきつくしたような感じで、ジンは新八の眼鏡を強く無口にしたような人です(。-`ω-)(なんで眼鏡が本体扱いになっとんや!( `ー´)ノ) 特に第11話の『堕落天使』と第13~14話の『暗夜行路』の余韻が良いです。隠れた名作だと思います('◇')ゞ

映画 ドラマ『バーバラと心の巨人』「ウサミミ眼鏡っ娘は好きですか(。-`ω-)」

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引用元:Amazon

 いや~、この作品は説明するのが難しい……(>_<) メタファー表現が多く、文芸作品を読んでいるかのようです。ジャンルは何になるのか(。´・ω・)? どのようにストーリーを説明すればいいのか(。´・ω・)? 一人の少女の成長物語ということで、ファンタジーっぽくはありますが一応ジャンルはドラマです。

 

 終始暗い感じで、派手なストーリーでもないので、最後まで観通すにはそれなりに体力がいります。バニラは全集中常駐『映画の呼吸』が使えるので、何とか観ることができました(。-`ω-) では、どのような物語なのか、ちょっとだけ説明します。本作の主人公、ウサミミと眼鏡がトレードマークのバーバラ・ソーソンという少女は、学校や家庭、人間関係の辛い現実から逃れるために、世界最初のロールプレイングゲームとして知られる『ダンジョンズ&ドラゴンズ』と、実在したらしい大リーガーに触発されて空想の世界と巨人を生み出しました。

 

 この辺りは『パンズ・ラビリンス』という映画にとても似ていると思います。防衛機制のために生み出した幻だったのか、現実だったのかわからないモヤモヤ感(;^ω^) 巨人を生み出したといっても、バーバラが始祖の巨人ではないですからね(知っとるがな( `ー´)ノ)。そして、バーバラの特徴に触れないわけにゃあいかないでしょ(*'ω'*) 

 

 だって、ウサミミと眼鏡ですよ。コスプレ喫茶かっちゅうねん( `ー´)ノ ケモ耳に惹かれるのは日本人だけではないのですね( ̄▽ ̄) どうしてバーバラは、ウサミミと眼鏡属性を獲得したのか? その真相が知りたい方はご自身で調べてください。で、バーバラは巨人が世界を破壊すると信じ込んでしまい、その巨人を倒せるのは自分だけだと思っているのです。その気持ち分かりますね( ̄▽ ̄) 誰しも一度は考えたことあるでしょう。いわゆる世界系の作品みたいに、世界がピンチに陥っていて「世界を救えるのは自分だけだ!」みたいなあの気持ち(〃ノωノ)

 

 突然謎の敵があらわれて「逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだ! やります。僕が乗ります」みたいな想像、したことありません? バニラだけですかΣ(゚Д゚) とまあバーバラは、丁度ティーンエイジャーですから中二病発症中なのですね(≧▽≦)

 

 バニラもバーバラくらいのころには、『地球上のバニラがふと思った』『人間の数が半分になったらいくつの森が焼かれずにすむだろうか……』
『地球上のバニラがふと思った』『人間の数が100分の1になったらたれ流される毒も100分の1になるのだろうか……』『バニラはふと思った』『生物(みんな)の未来を守らねば……』と、思っていました。

 

 そして今も頭の中で、何かが叫び続けているのです。「生物の未来を守れ」と……(゚∀゚)(めっちゃヤバい奴じゃんΣ(゚Д゚))。じょ、冗談に決まってるじゃないですかぁ~。も~う、漫画の読み過ぎですよ~(おまえがな( `ー´)ノ)。話しは戻りますが、まあ、普通なら、そんな中二病をこじらせたら、ちょっと友達はできませんよね。だけど、バーバラには、ソフィアという友達ができるのです。ソフィア、聖女過ぎます( ;´Д`)

 

 どうして、バーバラは巨人を生み出すようになってしまったのか? バーバラが負った心の傷とは? 子供から大人になる、成長過程ってどうしてこんなに痛々しいのでしょうね……。大人になるとは、社会に洗脳されることだと思うのですよ。生まれたときはみんな無垢ですが、大きくなるにつれて、幼い頃おかしく感じていたこと、世界の不条理などに慣れて、洗脳され、いつしか幼いころに感じた気持ちも忘れてしまう(´-ω-`) そうならなければ生きられないから仕方がない……;つД`)

 

 だけど、子供はまだ洗脳されていないから、世界の不条理とか、子供のころおかしいと感じたことにも慣れて、それが普通なのだと思い込んでしまうのです。だから、子供がいうことは青いように感じることもありますが、胸に響くこともあるのです。大人には強制的になりますが、心まで大人になっていいのかわかりませんね……。バニラは何歳になっても、厨二心を忘れないバニラでありたいです('◇')ゞ(痛い奴じゃん( `ー´)ノ)。