三国志に名高い諸葛亮孔明(しょかつりょう こうめい)が現代の渋谷に転生し、売れない女性歌手をその計略をもってスターダムに押し上げるという奇抜なアイデアΣ(・ω・ノ)ノ! これだけを聞いても、どういうこっちゃ(。´・ω・)? ですよね(;^ω^) 文字通りなのですが孔明がなぜか現在のハロウィンで賑わう渋谷に転生してきたのです。
なぜ渋谷なのか? どうして渋谷でなければならなかったのか? もっと他の時代でも、場所でもよかったのではないか? という疑問を持つのは論外です(。-`ω-) 孔明が渋谷に転生してきたという奇抜なアイデアに物語の可能性は拡がるのです(≧▽≦) そして渋谷に転生してきた孔明は、孔明のコスプレしている人という感じでパリピな二人組に絡まれバーに連れて来られると、英子という名前の売れない歌手の歌を聴くことになるのです。
その歌声に魅せられた孔明は、英子の軍師になることを申し出てるのです。ようはマネージャーになるのですね(*'ω'*) 始めは孔明のコスプレをしているおかしな人と思っていた英子ですが、孔明の奇想天外な計略を見ていくうちに「マジ孔明じゃん!」という感じになっていくのですよ。三国志のリスペクトが随所に感じられ、孔明の計略である石兵八陣(せきへいはちじん)とか、フェスのとき相手の油断を誘うために機械トラブルを偽装した夢中生有の計(むちゅうしょうゆうのけい)、サマーソニア出場のために必要な10万いいね!を集めるために、10万本の矢ならぬ、10万いいね!を相手から奪い取る草船借箭の計(そうせんしゃくせんのけい)など、現代に孔明が蘇って歌手やアイドルのマネージャーになったらこんなことしそうと思わせるところが巧妙ですね。
バニラはいつも今期観るアニメを事前に調べて決めているのですが、この『パリピ孔明』は本当は流すつもりで観ていなかったのです(;´・ω・) だけど、今期アニメのダークホースであると言われていたので第一話を観て、その作画と演出、そしてアイデアに圧巻されました。オープニングの「キチキチバンバン」の歌詞はわけわからないけど、ノリがあって中毒性のある歌でスキップせずに毎回聴いてしまうほどでした('◇')ゞ