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ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

邦画 SF/戦争『ゴジラ-1.0』「戦後、日本。無から負へ。」

引用元:cinemacafe.net

ストーリー

戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落す。
史上最も絶望的な状況での襲来に、誰が?そしてどうやって?日本は立ち向かうのか―。

引用元:https://filmarks.com/movies/106496

 

日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた。

タイトルの「-1.0」の読みは「マイナスワン」。舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。

主演を神木隆之介、ヒロイン役を浜辺美波が務め、NHK連続テレビ小説「らんまん」でも夫婦役を演じて話題を集めた2人が共演。戦争から生還するも両親を失った主人公の敷島浩一を神木、焼け野原の戦後日本をひとり強く生きるなかで敷島と出会う大石典子を浜辺が演じる。そのほかのキャストに山田裕貴青木崇高吉岡秀隆安藤サクラ佐々木蔵之介ら。2023年12月にはアメリカでも公開され、全米歴代邦画実写作品の興行収入1位を記録するなど大ヒットを記録。第96回アカデミー賞では日本映画として初めて視覚効果賞を受賞するという快挙を達成した。第47回日本アカデミー賞でも最優秀作品賞ほか同年度最多8部門の最優秀賞を受賞した。

2023年製作/125分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2023年11月3日

引用元:https://eiga.com/movie/98309/

登場人物・キャスト

登場怪獣

呉爾羅(ゴジラ)→ゴジラ

登場人物

敷島 浩一(しきしま こういち)
本作品の主人公。元・旧海軍筑波海軍航空隊所属の飛行兵で、最終階級は海軍少尉。模擬戦ではトップクラスの実力者だが、呉爾羅と大戸島で遭遇した際には、恐怖で機銃を撃つことができず、味方に多くの死者を出してしまう。戦後無事に日本へ復員し、住まいのあった東京に戻るが、隣人の澄子から空襲によって両親を失ったことを知らされ、家も焼かれた状況の中、闇市で典子と出会う[10][11][22][12]
大石 典子(おおいし のりこ)
本作品のヒロイン。両親を空襲で失い、その際に明子を見知らぬ女性から託されて育てていた女性。敷島と闇市で出会い、ともに暮らすようになり、彼と家族にも似たような関係性を築く中で徐々に好意を抱くようになる[10][11][22][12]
明子(あきこ)
典子が抱えていた女の子の赤子。典子が空襲の最中に見知らぬ女性から託された孤児[12]。戦後、敷島の家で典子と3人で暮らし、1947年には幼児まで成長する。
秋津 淸治(あきつ せいじ)
機雷除去用の特設掃海艇「新生丸」の艇長。乗組員をお節介ともとれるほどに気にかける竹を割ったような性格。戦後処理の特殊任務を国から依頼され、敷島たちとともに行う[10][22][12]。戦時中の最終階級は兵曹長
水島 四郎(みずしま しろう)
新生丸に敷島とともに乗り込む見習い乗組員の朴訥な青年。秋津からは子どものような扱いを受けており、「小僧」と呼ばれている。出征経験がなく、戦争に憧れがあるような素振りを見せていることから、敷島からの怒りを買うこともある[10][22][12]
野田 健治(のだ けんじ)
新生丸の乗組員。秋津からは「学者」と呼ばれている。元は技術士官で、戦時中は海軍工廠で各種兵器の研究開発に携わっていた。その豊富な知識を活かして対ゴジラの作戦である海神作戦を自ら立案する[10][22][12]。戦時中の最終階級は海軍技術少佐
橘 宗作(たちばな そうさく)
元・旧海軍航空隊の整備部(整備科)[10]整備兵としては右に並ぶ者がいないほどの高い整備の技術を持つ。大戸島で仲間を呉爾羅に殺され、その原因を作った敷島に激しい怒りをぶつける[22][12]
太田 澄子(おおた すみこ)
敷島が住む家の隣人の女性。息子を空襲で失い、生きて帰ってきた敷島を責め立てるが、その後、明子の世話を手伝うようになる[10][22][12]
堀田 辰雄(ほった たつお)
駆逐艦雪風」の元艦長[23]。海神作戦において雪風に再び乗り、作戦指揮を執る[12]。戦時中の最終階級は中佐
板垣 昭夫(いたがき あきお)
東洋バルーン社の係長[23]。海神作戦に協力する。

登場兵器

架空

新生丸[24]
制作
撮影で使用されたものは現代の漁船を木造の旧式船に仕立てて改造したもののため、重心が高かったことから、変な揺れ方をしてしまい、すぐに船酔いを起こしていたという[25]

実在

制作
史実では試作機によるテスト中に終戦を迎え実戦配備はされていないが、本作品では本土決戦のため少数が配備されていたという設定で登場。製作された実物大模型は撮影後に筑前町立大刀洗平和記念館が購入し、展示している[31]

キャスト

声の出演

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴジラ-1.0

感想

日本が世界に誇る大怪獣『ゴジラ』を山崎貴さんがVFX・脚本・監督を務め、TOHOスタジオ・ROBOTによって制作された『ゴジラ-1.0』

第92回アカデミー賞でアジア映画史上初の視覚効果賞を受賞したことでも話題になっていましたね。

Wikipediaの情報によると、歴代のアカデミー賞の中で、監督として視覚効果賞を受賞したのは『2001年宇宙の旅』のスタンリー・キューブリック監督のみであるそうで、山崎監督は55年ぶり、史上2人目の受賞監督となったそうです。

 

いや~、すごいですね(≧▽≦)

ハリウッド版『ゴジラ』と違い、人員も少なく低予算で制作されたにもかかわらず、ハリウッド版『ゴジラ』クラスの迫力ある映像であると聞きましたが、お金をかければかけただけ、いい作品になることは違いありませんが、低予算でも工夫次第で素晴らしい作品が作れる見本のような作品ですね。

VFXがとにかくすごくて、街が壊されるシーンなどは大迫力でディテールが細かいのに、特撮のような雰囲気を残っているんですよ。

日本は特撮やアニメーションなど、昔から低予算の中でも工夫して素晴らしい作品を作ってきた実績があるので、日本人は工夫が得意な民族なのかもしれません。

 

庵野版『シン・ゴジラ』の舞台は現代でしたから、『ゴジラ-1.0』の舞台は原点回帰して戦後間もない日本です。

敗戦が確実となった、第二次世界大戦末期1945年(昭和20年)、神木隆之介さん演じる敷島浩一は、特攻出撃の途中で搭乗していた零戦が機体故障したと偽り、小笠原諸島に位置する大戸島の臨時飛行場に不時着します。

その日の夜、島の伝説として語り継がれている「呉爾羅(ごじら)」が飛行場を襲撃してきました。

兵士たちはみんなやられてしまい、唯一敷島だけが生き残ることになったのです。

 

そして、何とか戦争は終結し、敷島は故郷の東京に帰って来ますが、家族は空襲により亡くなっており、命からがら帰って来たのに、生きて帰って来たことで批難されてしまうのです。

一億総玉砕などと本気で言われていた時代ですからね(^▽^;)

当時は生きて戻って来ることを恥と思い、戦争が終わっても日本に帰れなかった人も多くいたという話を聞いたことがあります。

 

そんな踏んだり蹴ったりなとき、闇市を彷徨っていた敷島は、空襲で親を失った女性・大石典子と、彼女が見知らぬ他人から託されたという赤ん坊の明子(あきこ)を助け、不思議な同居生活を始めることになるのでした。

それから数年の月が流れ、「クロスロード作戦」によりビキニ環礁で米軍の核実験により被爆した『呉爾羅』が遺伝子の突然変異を起こし、巨大化『ゴジラ』となり、復興を果たした日本の東京に上陸して来るのだった……という物語です。

 

時系列的には記念すべき第一作目の『ゴジラ』の、少し前か、同じくらいの時系列に当たると思います。

ゴジラ誕生の原因は様々ありますが、主流の説は生き残りの恐竜が核実験の被爆により、突然変異してゴジラになったというものです。

本作『ゴジラ-1.0』でも、大戸島にいた『呉爾羅』が「クロスロード作戦」によって被爆して『ゴジラ』となったとされているようです。

この大戸島の『呉爾羅』と東京に現れた『ゴジラ』とは、名前の表記が使い分けられているようで、大戸島に現れた『呉爾羅』の方は尻尾でバランスを取るような恐竜としての面影が色濃く残り、人間を捕食するなどの生物的な行動を取りますが、被爆して『ゴジラ』となってからは怪獣の立ち方になり、人間を襲いますが、それは捕食が目的ではなく、ただの殺戮となっています。

ゴジラ』は、自分をこのような姿にした人間へ復讐のために襲って来るのですね(/_;)

 

昔から使われている技法らしいですが、怪獣というのは何らかのメタファーでもあるそうなのです。

例えば『シン・ゴジラ』の時に話題になっていましたが、シン・ゴジラは震災や震災に遭った人々のメタファーという説が有力らしいです。

その他にも、第一作目の『ゴジラ』のゴジラも環境破壊による地球の怒りや、戦争、核爆弾などの負の遺産としてのメタファーだと言われています。

 

それで今回の『ゴジラ-1.0』のゴジラがなんのメタファーか考察する人たちがいて、少し調べてみたのですが、今回のゴジラは「戦争」はもちろんのことながら「コロナ」のメタファーでもあると言われている方もいました。

物語の最後で、敷島たちがゴジラを倒しますが、ゴジラ細胞は滅びることはなく、繁殖を続けているんですよね。

確かに、言われてみれば「コロナ」のメタファーとしても観ることができると思いました(; ・`д・´)

ゴジラとは戦争が生み出した悲しき怪獣として、これからも人類に警鐘を鳴らしていくことでしょう(≧▽≦)ゝ

予告

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