ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメ アクション/ドラマ『GUNSLINGER GIRL ‐IL TEATRINO‐』「心を持たない人形♪」

引用元:dアニメストア

ストーリー

GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-では社会福祉公社よりも、
反政府組織である五共和国派(パダーニャ)に属するフランカ、フランコそして彼女らと行動を共にすることになる
天才的殺し屋ピノッキオを中心に話が描かれている。

ヘンリエッタと死んだ妹が重なり苦しむジョゼ
義体でありながら生身の人間に負けたことに悩み苦しむトリエラ
理想と現実の矛盾にもがきあがくフランカ
トラウマを抱え、殺し屋である自分に疑問を持ち始めるピノッキオ

絡まった糸のように、登場人物たちの過去や想いがもつれていく・・・

そして、トリエラとピノッキオの因縁の行方は果たして・・・ 

そこには・・・
とんでもない修羅場が待ち受けていた!!

引用元:https://dic.nicovideo.jp/a/gunslinger%20girl%20-il%20teatrino-

登場人物・キャスト

担当声優は左が第1期アニメ及びゲームのもの、右が第2期アニメのものである。なお、併記のないものは第2期には登場しない。

社会福祉公社

ヘンリエッタ (Henrietta)

声 - 南里侑香 / 阿久津加菜
担当官はジョゼ。愛称はエッタ。義肢・サイバネティックス試験体XA14-03。リコと組で公社が完成させた3番目と4番目の義体。髪と瞳の色はブラウン。純真無垢で礼儀正しいが、年齢の割に幼さが若干残る。聴覚が鋭い。"Henrietta"はイタリア語の"Enrica"(エンリカ。ジョゼの妹)と同じ由来を持つ英語名である。
リコ (Rico)
声 - 三橋加奈子 / 塩野アンリ
担当官はジャン。ショートカットのブロンドの髪と青い瞳。ファッションには無頓着で、通常はズボンを着用しボーイッシュな格好をしている。自室はヘンリエッタとの相部屋で、二段ベッドは下段を使っている。狙撃手を任される事が多い。
トリエラ (Triela)
声 - 仙台エリ / 榎本温子
担当官はヒルシャー。公社が2番目に完成させた義体。褐色の肌と長い金髪の少女。登場する義体の中では唯一純粋なヨーロッパ系ではない。精神年齢が高く聡明で、他の義体の面倒見も良い。真面目でさっぱりした性格だが、実は非常に繊細。ヒルシャーに対してだけは素直になれず、独り苦悩を抱えている。イタリア語の他にドイツ語フランス語を操るトリリンガルで、高い教養をも持ち合わせているため、他の義体の勉強では教師役を務めるほど。トリエラ自身はそれらをヒルシャーから教わっている描写もある。戦闘能力と観察・判断能力も極めて高いため(合同訓練に赴いた軍隊では「天才少女」と称された)、複数の義体で作戦を行う場合は突入役を担うことが多く、銃剣やナイフ類を扱い近接格闘もこなす。
クラエス (Claes)
声 - 小清水亜美 / 水野理紗
担当官はラバロ。素体の頃の本名はフレッダ・クラエス・ヨハンソン(Freda Claes Johansson)。父親が大学教授だったため家には多くの書物があり、幼い頃から本が好きだった[注釈 2]。素体の頃は眼鏡を着用していたが、義体化されたことで眼鏡を必要としなくなったと共に読書の習慣は無くなった。
アンジェリカ (Angelica)
声 - 寺門仁美 / 花澤香菜
担当官はマルコー。愛称はアンジェ。素体時の本名はアンジェリーナ。経営する町工場の運転資金に困った両親が保険金殺人を目論み、轢殺されかける。一命を取り留めたところを公社に回収され、公社で最初に完成した義体となる。本名にちなみアンジェリカ(天使の意)とマルコーに命名される。穏やかで優しい性格。最も古くからの義体であることから、義体の改造を繰り返され、投薬の量や方法も手探り状態だったため、義体の中で薬の副作用が最も発現し不安定で実戦に投入される機会は少なく、物語開始時点から入院がちだった。マルコーと過ごした記憶も障害によって断片的になり、その事実を直視できなかったマルコーからは次第に冷たく遇されていった。

義体担当官

義体の運用と世話を担当し、担当の義体と担当官で一組の「フラテッロ(fratello、イタリア語で兄弟の意)」と呼ばれる。担当する義体命名する権利を持つ。担当する義体の条件付けや運用は、公社の命令に反しない範囲で裁量が与えられている。二期生の担当官フィオを除き、全て成人男性である。

 

ジョゼッフォ・クローチェ (Gioseffo Croce)
声 - 木内秀信 / 三戸耕三
ヘンリエッタの担当官で、ジャンの3歳年下の弟。通称ジョゼ。ヘンリエッタには妹のように接しているが、逆にそのことが自身の負担になっている面もあり、義体の運用や「条件付け」についてジャンと対立することもある。劇中では何度か髪形が変わっている。
ジャン・クローチェ (Gian Croce)
声 - 宮本充 / 子安武人
リコの担当官。ラバロ死亡により担当官不在となったクラエスも担当する。ジョゼの3歳年上の兄。義体担当官のリーダーで、現場では無線で担当官への指示を行う。条件付けに対して何の躊躇いも無く、義体は仕事の道具であるとリコの前であっても公言し、彼女にも冷たく接している。仕事には厳しく、リコに対する体罰、同僚達への遠慮無い指導、拷問相手に過剰な暴力を振るうなど目的のためには手段を選ばない冷酷な性格だが、6巻以降は以前よりも感情的になる場面が多くなっており、リコが海に落下した際に助け、労いの言葉をかけたうえで「夕日の海を見ると悲しくなる」と自信の胸の内を明かした。
ヴィクトル・ヒルシャー (Victor Hirscher)
声 - 江原正士 / 松風雅也
トリエラの担当官。ドイツ人。本名:ヴィクトル・ハルトマン (Victor Hartmann)。元は欧州刑事警察機構(ユーロポール)児童虐待取締班に派遣されたドイツ警察の警官。ユーロポール時代に遭遇した事件(「カモッラの虐殺」)に大きな影響を受けており、それがトリエラとの関係に悩む一因になっている。生真面目な性格で、過度の条件付けにも反対しているが、これもまたトリエラとの関係を複雑にしてしまっている。父親に勘当されているが、母親は今でも彼のことを気遣っており、早くドイツに戻ってくるよう説得されている。母にはイタリアの役所に勤務していると話している。
マルコー・トーニ (Marco Toni)
声 - 井上倫宏 / 矢尾一樹
アンジェリカの担当官。誕生日は1968年11月28日パンテオンの警察官として勤務しており、フランカことカテリーナにパトリツィアを紹介され恋人となる。能力を認められ内務省治安作戦中央部隊(NOCS)に移籍するも、目の負傷による視力低下を理由(口実)に解任され、一般の警察官勤務には飽き足らず退職する。友人のビアンキの紹介により社会福祉公社に入り、交通事故で重体だったアンジェリーナの担当官となった。注射を嫌がるアンジェリーナの気を紛らわすために即興で童話「パスタの国の王子様」を作り聞かせる。
アレッサンドロ・リッチ (Alessandro Ricci)
声 - 白石稔(ドラマCD)
ペトルーシュカの担当官。通称サンドロ。アレッシオ・リッピの偽名を名のる時もある。殺伐としがちな本作におけるコメディリリーフ的な存在であり、ギャグ描写も多い。

 

フリーの活動家

フランカ (Franca)
声 - 横山智佐 / 平田絵里子
フランコとフランカ」として有名なフリーの爆弾テロリストの女。本名はカテリーナで、フラスカーティの農園なども営む裕福な家庭の生まれ。パトリツィアとは大学の友人同士で、当時ローマの警官だったマルコーを紹介した。冤罪で投獄された父を救い出すため、中途半端を嫌って大学を(休学ではなく)中退し、何度も裁判に挑んだが何も進展せず、父は不審な獄中死を遂げた。父親の名誉回復と政府への復讐、そして世の中を変えるために活動家となる。活動家になるに際しパトリツィアには事後にその経緯を明かした。活動に加わるために活動家に接触するも、たらい回しされた末に厄介払いでフランコを紹介された。フランコを訪ね、生きる情熱を失っていたフランコを焚き付けてコンビを組む。フランカという偽名についてはアニメ版にて、フランコが爆弾仲間であるニノらに紹介した際に名前を訊かれてフランコが咄嗟に名付けたシーンがある。
フランコ (Franco)
声 - 園岡新太郎 / 安元洋貴
フランコとフランカ」として有名なフリーの爆弾テロリストで身長190cmの男。祖父は爆弾作りの名人として有名で、その手伝いをしていたことから爆弾作りのその腕前は知られている。しかし、今では精巧な爆弾ではなく携帯電話で起爆させる簡単な爆弾が重用されているとして、嫌気がさしている。
爆弾作りの教えを請いに来たカテリーナを疎ましく思っていたが焚き付けられ、フランカという偽名を与えて仲間とする。フランカとの個人的な関係ははっきりと描かれていない。フランカはピノッキオに対しフランコのことを相棒、ボディーガード、爆弾作りの師匠と紹介している。またフランコは、ピノッキオに対しフランカの恋人であることを否定し、フランカは目的を失った自分に対し目的を与えてくれる存在としている。しかしアニメ版では二人が抱擁するシーンがある。

五共和国派(パダーニャ

ピノッキオ (Pinocchio)
声 - なし / 岸尾だいすけ洞内愛(幼少期)
クリスティアーノに飼われている殺し屋の少年。トリエラと対等以上に渡り合った数少ない人間。クリスティアーノが仕事で押し入った家の地下室に監禁されており、クリスティアーノに保護されて育てられる。その恩を返すためにジョンに教えを請い殺し屋となる。初めての仕事で、殺人現場を標的の娘に見られてしまったことから殺害。それがトラウマとなって少女を苦手とするようになった。高い身体能力と天才的な殺しの能力を持ち殺しの技術は一通り備えているが、その中でもナイフの扱いに秀でる。
クリスティアーノサヴォナローラ (Cristiano Savonarola)
声 - 龍田直樹 / うえだゆうじ
五共和国派の正統派派閥ミラノ派の中堅幹部でミラノでは名士として通っている。この物語の分岐点に関わるキーパーソン。
サヴォナローラジロラモ・サヴォナローラからちなんだ偽名と公社は考えている。ただの少し裕福なチンピラと自らを卑下しているが、イタリアへの侮辱だとして美術館や教会などでの襲撃や携帯電話の使用を禁じるなど文化への理解者でもある。用心棒ジョンと共に、監禁から保護したピノッキオを育てる。ピノッキオに対して利用するだけの打算の関係だとしていたが、アレッシオからは愛情を感じたと言われる。
ジョン・ドゥ (John Doe)
声 - なし / 樫井笙人
クリスティアーノの用心棒兼殺し屋。自称:元CIAの工作員。暇なときは車の屋根の上で寝て、作戦中でも酒を手放さない。ピノッキオの暗殺技術の師匠でもある。作中でピノッキオのエピソードが始まる以前に抗争で亡くなっている。殺し屋になるなら情を捨てることを教えた。自分の分身をこの世に残すようなもので面白いとしていたが、しかし自身がピノッキオに殺しの技術を教えるのは愛情の一つであるともしていた。
なお「ジョン・ドゥ」は、アメリカで本名が明らかになっていない男性に対する便宜的な呼び名として用いられる名前でもある(名無しの権兵衛en:John Doe)。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/GUNSLINGER_GIRL

感想

1期を紹介したら、こちらも紹介しないわけにはいかないでしょう!

第1期の灰掛かった悲愴感は消え去り、もはや別作品と思われるほど変わり果て……いったい! どうして! こうなった! と誰しもが衝撃を受けた本作……(/_;)

調べてみると……原作者の相田裕さんが1期の暗い雰囲気がお気に召さなかったらしく、2期は相田さん監修のもと制作されたのが原因とのことです(;^ω^)

餅は餅屋とでもいうのか……「原作者は原作読め」という名言が生まれることになり、本作は黒歴史として歴史から抹消されることとなったのです……(T∀T)

 

原作者は作品に口を挟む権利があるから、制作に携わるのは問題ないのですが……作者の描きたかったガンスリと視聴者が求めていたガンスリの乖離が激し過ぎました(-_-;) 

でも、作品に罪はありません(;´Д`)

最初こそストーリーの重厚さと明るすぎる絵柄に違和感が拭えませんでしたが、慣れれば脳内補完されて気になりませんよ……(-_-;)

 

それに2期は原作のピノッキオ編で、ピノッキオ(通称ピーノ)という少年の殺し屋とバニラの推しキャラである褐色肌ツインテールのトリエラとの闘いが主軸に描かれる回だからです。

このピノッキオ、人間なのに義体を圧倒してしまうほど強くてかっこいいんですね(n*´ω`*n)

ピノッキオ編はピノッキオとフランコ、フランカの関係性や、ピノッキオとクリスティアーノの関係性などが描かれ、短いのにめちゃくちゃ印象に残る話でした。

ピノッキオはクリスティアーノという五共和国派(テロリスト組織)の幹部に殺し屋として育てられ、クリスティアーノのことを本当の父親のように慕っているのです。

 

そんなピノッキオが一時クリスティアーノから離れ、フランコとフランカというフリーの活動家と行動を共にすることになるのですが、彼らの偽りの家族的な関係性もグッきます(/_;)

そしてつかの間の平穏な生活は終わり、ピノッキオは攻め込んできた社会福祉公社からクリスティアーノを逃がすために、時間稼ぎを引き受け因縁の相手トリエラと一騎打ちをすることになるのです!

ピノッキオとトリエラの戦いは短いですが、お互い護るべきもののために闘うのは、めっちゃ熱いんですよ(;´Д`)

 

ピノッキオ編を最後にピノッキオとクリスティアーノの登場は終わったと思ったら、何と最終巻にてクリスティアーノが再登場して、黒幕を突き止めるために協力してくれる場面は泣きました……(T∀T) 

2期は色々物議をかもしましたが、OPの『たった一つの想い』とEDの『Doll』両曲はどちらも名曲ですよ(`・ω・´)b

PV OP

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ED

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