ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメ バトル/アドベンチャー『地獄楽』「必ず生きて帰る、君のために……!」

引用元:アニメ『地獄楽』公式

ストーリー

時は江戸時代末期。
抜け忍として囚われ死罪人となった元・石隠れ最強の忍“画眉丸”は、
極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば
無罪放免となれることを告げられる。
画眉丸は最愛の妻と再会するため、打ち首執行人“山田浅ェ門佐切”とともに
仙薬があるという島へ向かうことに。
島に上陸した画眉丸と佐切に立ち塞がったのは、同じく仙薬を求める死罪人たち。
そして、島に潜む未知の生物、人工的で不気味な石像、島を統べる仙人たち……
謎多き島で、果たして画眉丸は仙薬を見つけ出し、
生きて帰ることが出来るのか——!?

引用元:https://www.jigokuraku.com/story/

登場人物・キャスト

主要登場

画眉丸(がびまる)
声 - 小林千晃[5]
本作の主人公の一人[6]。「画眉丸」は石隠れの里の筆頭を示す屋号で、本名ではない。渾名はがらんの画眉丸で、血も涙もない「がらんどう」な人間という意。
一人称は「ワシ」。小柄な体と白髪が特徴。虚無的な性格だが、不満を根に持つ粘着気質な面もある。湯船が苦手。妻は石隠れ衆忍の長の娘・結(ゆい)。愛妻家で結を侮辱されると激怒し、他の女性には照れることも無い。氣は「火」で、火を扱う忍術に長ける。得意忍術は「火法師(ひぼうし)」。
山田浅ェ門 佐切(やまだあさえもん さぎり)
声 - 花守ゆみり[5]
本作の主人公の一人[6]。山田浅ェ門家現当主の実娘で、打ち首執行人。試一刀流十二位。一人称は「私」。
人の死を生業とする山田家に生まれた業を見極めるため、女性ながら御様御用(おためしごよう)の道を選んだ。だが女性という理由だけで一部から冷遇されてしまう。段位が低いのもそのため。様々な想いが太刀筋を鈍らせるが、迷いが消えたときの実力は他の浅ェ門達も高く評価する。彼女の気迫には画眉丸も死のイメージを見る。

死罪人

杠(ゆずりは
声 - 高橋李依[5]
自称甲斐忍者のくのいち。「傾主の杠」の異名を持つ美女。氣は「土」。
任務で潜入した鷺羽城で家臣全員を打ち倒した手練れ。身体中に傷跡があるが、自身の忍術で隠す。奔放で自己中心的な言動が多い。茂籠を実験台に使う冷酷さもあるが、生死を共にする仲間たちへの情を持ち合わせる。
亜左 弔兵衛(あざ ちょうべえ)
声 - 木村良平[5]
若くして大盗賊団を作り上げた伊予の賊王。氣は「金」。
赤稿藩の武家出身。藩の改易、母の死、藩主仇討ちに参加した父の刑死など不幸が重なり盗賊へ落ちぶれた。法流坊を返り討ちにするなど死罪人でも高い戦闘能力を持ち、分析力・対応力・人心掌握に優れる。唯一の身内である弟の桐馬を何より大切に思い、監視役も桐馬が務める。
民谷 巌鉄斎(たみや がんてつさい)
声 - 稲田徹[5]
「剣龍」「八州無双」と讃えられる剣豪。氣は「火」。
藩主に気に入られたが、「は切れまい」との軽口に反発し、藩主邸の門を竜の扁額ごと一刀両断して死罪となる。不老不死に興味がないが、伝説の剣豪として後世に名を遺す野望がある。島上陸直後、毒虫に左手を刺され、危険を感じ左手首を即座に切り落とす(切り落とされた手首は花に寄生される)。以後は監視役の付知に状の義手を付けてもらう。
ヌルガイ
声 - 小市眞琴[5]
まつろわぬ民・サンカ(山の民)の末裔。鍛えられた体と言動から少年に見えるが実は少女。氣は「水」。
侍を助けたことで集落の存在が発覚し、仲間は虐殺され、死罪人にされた。。
陸郎太(ろくろうた)
声 - 田所陽向知桐京子(幼い陸郎太)
備前の大巨人(だいだらぼっち)」の異名を持つ大男。氣は「木」。
3m以上の異常な巨躯と画眉丸をも圧倒する怪力を持つ。知能は低く、空腹になると泣きわめいて見境なく暴れる。その結果、意図せず両親ら周囲の人間を殺めてしまい、故郷の村はそのまま滅んでしまった。暴走して監視役の衛善を殺害し、画眉丸達にとって島の化け物をもしのぐ脅威となる。
いがみの慶雲(いがみのけいうん)
声 - 真木駿一
武器の収集癖を持つ僧兵崩れ。異名は「百本狩り」。氣は「金」。
修行中に武具の魅力に憑りつかれ、多くの寺社仏閣を破壊、部芸人から武器を強奪し死罪となる。
顔に面を付け、体のあらゆる部分に活鎧(いきよろい)と言う鎧を縫い付けている。かなり頑丈。
あか絹(ぎぬ)
「人喰い花魁」の異名をもつ美女。や忘八、漁師などの男性を誘惑しては殺して食べる、男性専門の殺人鬼。コミックスの地獄楽装束指南では「赫絹」という字が当てられる。人心掌握術に長けており罪人選別でもこれを使って生き残ったと思われる。
茂籠 牧耶(もろ まきや)
オネエ言葉で話す元新興宗教教祖。異名は「ころび伴天連」。氣は「金」。
自身は全ての人間を極楽に導くという天命を持って生まれたと思っている。信者を使って倒幕を目論んだ。
法流坊(ほうるぼう)
異様に長く柔らかい蛸のような手足をもつ男。氣は「土」。異名は「殺し念仏」。
多数の殺人強盗強姦のため死罪人となった。
谷尾 清吉(たにお せいきち)
数多の強盗と三十人もの人を殺害した。罪人選別で死亡し脱落する。
二木丸(にきまる)
連続放火魔。罪人選別で死亡し脱落する。
木戸 周監(きど しゅうかん)
「殺人同心」の異名を持つ。罪人選別で死亡し脱落する。
安達 又五郎(あだち またごろう)
声 - 虎島貴明
自身の快楽のためだけに女性や子供などを殺害した。罪人選別で死亡し脱落する。

山田浅ェ門

士遠(しおん)
声 - 小林親弘[5]
一刀流四位。生まれつき盲目。氣は「木」。
幼い頃から物質が放つ氣を読み、母と旅芸人をしていた。芸に箔をつけるため、母により両目に大きな傷をつけられた。
健常者以上の動きが可能。冷静怜悧だが、「目」「見える」に絡めた冗談が趣味で、他人が上手いことを言うと悔しがる。
付知(ふち)
声 - 市川蒼[5]
一刀流九位。巌鉄斎の担当。腰にはいつも解剖道具を下げ、島の生物も解剖して大喜びするマッドサイエンティスト
処刑された遺体の解剖が得意。解剖学に通じ、新薬開発も担当する。小柄な体を活かし、俊敏な動きで剣を振るう。背に背負う二振りの愛刀は、先が大きく反り返ったものとノコギリのようなもので解剖に向いた形。
桐馬(とうま)
声 - 小野賢章[5]
弔兵衛の実弟。入門1ヶ月で代行免許を与えられた天才。位は未所持。氣は「土」。
女性と見紛う美しい容貌。暴走した兄に顔を傷付けられ、鼻のあたりに傷跡がある。通常は見えないが、感情が昂ると傷跡が浮かぶ。全幅の信頼を置く兄を助けるため山田家に入門した。
仙汰(せんた)
声 - 山下大輝[5]
一刀流五位。杠の担当。人が良さそうな小肥りの眼鏡の男。
絵を描くことが好きだったが、実家のしきたりで山田家に入門し、救いを求めて様々な宗教を研究した。蘭学植物学などにも明るい学者肌。浅ェ門達では珍しく、フェンシングのような突きを多用した剣技で戦う。
典坐(てんざ)
声 - 小林裕介[5]
一刀流十位。ヌルガイの担当。語尾に「〜っす」とつけるのが口癖の体育会系青年。
街で無頼の日々を過ごし、士遠に拾われ浅ェ門門弟になった。物事を深く考えるのは苦手だが、自分に正直で明るく前向きな性格は士遠やヌルガイの癒しとなる。サンカゆえ死罪とされたヌルガイに生き抜くことを説く。
衛善(えいぜん)
声 - 古川慎[5]
一刀流一位。陸郎太の担当。浅エ門門弟をまとめ上げる優秀なリーダー。
乳児期に病気で左目を失ったため眼帯をしている。
源嗣(げんじ)
声 - ボルケーノ太田[5]
一刀流八位。牧耶の担当。浅黒い肌の巨漢。
厳格な佇まいの反面、女性に弱く、杠に籠絡される。佐切が浅ェ門の道を進むことをよく思わず、厳しい態度をとる。
期聖(きしょう)
声 - 土岐隼一[5]
一刀流十一位。慶雲の担当。積極性はないが不思議と肝の座った男。
慶雲が画眉丸に殺されると、任務終了として島を離れるが、船で花に寄生される。見切りと受け流しは達人の域。
十禾(じっか)
一刀流三位。法流坊の担当。
飄々として何かとサボろうとするふざけた男に見えるが、実力と判断力は高い。
法流坊が弔兵衛に殺されると、帰路を阻む海の化け物を倒して江戸に生還する。

天仙

メイ
声 - 小原好美
徐福によって作り出された天仙の一人。氣は「水」。
木人達を犠牲にして仙薬(丹)を製造した蓮を諫め、制裁によって力の大半を失う。さらに、道士達の房中術相手にされたため、逃げ出し木人に拾われた。普段は幼女の姿だが、タオを消費すると元の大人の体に近づき、やがて体が樹化する。髪色はピンク。
蓮(リエン) / 普賢上帝(ふげんじょうてい)
声 - 甲斐田裕子諏訪部順一(合体)[8]
徐福が産み出した最初の天仙の一人。天仙達のリーダー格。氣は「土」。
不老不死の仙丹をつくる外丹法の研究を続ける。外丹花の氣を押さえ込んだ弔兵衛を研究し、不老不死の丹を作り出す神獣盤古」を完成させ、日本本土の住民を丹に変換しようと目論む。
菊花(ジュファ) / ア閦大帝(あしゅくたいてい)
声 - 甲斐田裕子諏訪部順一(合体)[8]
桃花のペア。桃花と房中術を修める。氣は「火」。
桃花を守ることを第一に考える。気性が荒いが、外丹法研究に木人を犠牲にしていることや、そこまでしても不老不死になれないことを憂いていた。
桃花(タオファ) / ラトナ大聖(らとなたいせい)
声 - 甲斐田裕子諏訪部順一(合体)[8]
菊花のペア。菊花と房中術を修める。氣は「木」。
明るく天真爛漫に振うが、木人など生き物を丹として犠牲にしていることを深く憂う。やがて心を磨り減らし、外の人間をおびき寄せる事を発案する。
牡丹(ムーダン) / 不空就君(ふくうじゅくん)
声 - 甲斐田裕子諏訪部順一(合体)[8]
周天(気功法)を修める。氣は「土」。
捕らえた人間を殭屍(キョンシー)にして操る。蓬莱にたどり着いた佐切達の前に現れる。木人の首をはね飛ばし、彼らの信仰を作り物と嘲笑うが、佐切らによって倒される。
朱槿(ヂュジン) / 如イ元君(にょいげんくん)
声 - 甲斐田裕子諏訪部順一(合体)[8]
胎息(呼吸法)を修める。よく体の性別を入れ換えることで、胎内にタオを循環させる。氣は「水」。
典坐・ヌルガイの前に現れ、典坐を殺害。その直後に画眉丸とも戦い、タオの大半を失って一時老人のような姿になる。再生後、潜入してきた士遠・ヌルガイと邂逅。
蘭(ラン) / 准胝帝君(じゅんでいていくん)
声 - 甲斐田裕子諏訪部順一(合体)[8]
導引(体操法)を修める。そのためかよくヨガのようなポーズを取る。氣は「水」。
蓮を兄上、メイを姉上と呼ぶ。無機物を操ることが得意。島の建物・石像の改修を担う。
桂花(グイファ) / 文殊公々もんじゅこうこう)
声 - 甲斐田裕子諏訪部順一(合体)[8]
守一(瞑想法)を修める。氣は「金」。
淡々とした性格。いつも本などで顔を隠す(メイいわく、人見知りのため)。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/地獄楽

感想

時の徳川将軍が極楽浄土と噂される島にあるという不老不死の仙薬を手に入れるために「仙薬を持ち帰った者は無罪放免にする」という条件で首切り役人である山田浅ェ門を死罪人一人一人に付き添わせ島に送り込む。

 

主人公の画眉丸は生きて妻の元に帰るために「必ず生きて帰る、君のために……!」と仙薬を手に入れる決意を決めるのです。

そこから、死罪人たちによる不老不死の仙薬争奪戦が幕を開ける! と思いきや、物語は思いもよらない方向に進み、どんでん返しを味わわされました(≧▽≦)

バニラと同じように、どんでん返しを味わいたい方は、ここから先は読まないでくださいね( ̄▽ ̄)

 

死罪人たちと仙薬を奪い合うバトルロイヤルだと思ったら、強キャラ感あるキャラがあっけなく死んでしまったり、さらには島には得体のしれない様々な宗教を合わせたような化け物が巣くっていたり、島に上陸してから予想の斜め上をいく展開の連続なんですよ。

 

そしたら化け物の創造主たる、天仙という圧倒的力を持つ神仙のような存在が現れたではありませんか(≧▽≦)

死罪人たちのバトルロイヤルと思っていた物語は、天仙さまたちと人間たちの戦いに構図をガラッと変えてしまうです。

 

本当に予備知識なかったので、驚きました。

第一話で画眉丸の様々な方法で何度死刑にしても死なないスゲー描写や、島上陸選抜試験のときなど、画眉丸は他のキャラクターたちよりチートだったので「こいつを倒せる奴は死罪人の中にはいないだろ……」と思わせてからの、人知を超えた力を持つ天仙さまの登場ですからね。

 

「画眉丸をどうやって追い詰めるんだ」と楽しみにしていたら「天仙さまをどうやって倒すんだ」になったときの衝撃。

この衝撃は予備知識なしで観るときの醍醐味ですよね(≧▽≦)

PV

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