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ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメーション映画 SF/ドラマ『イブの時間 劇場版』「アンドロイドは○○の夢を見るか?」

引用元:dアニメストア

未来、たぶん日本――ロボットが実用化されて久しく、アンドロイド(人間型ロボット)が実用化されて間もない時代――。

イブの時間 劇場版:引用

 

 アンドロイドが集うイブの時間という喫茶店で人とアンドロイド・ロボットの交流を描いた作品です(^ω^) ロボットやアンドロイドの自我問題を扱った作品はSFの王道ですでに書き尽くされた感がありますが、バニラは好きですね~(●´ω`●)

 

 本当にアンドロイド・ロボットは自我を持つようになるのか? 現在でもロボット工学・AIの研究は盛んに行われていますが、まだ人間とロボット・アンドロイドの区別もつきますし、人間のように動けたり考えたりはできませんが、この『イブの時間』のアンドロイドたちは人間と区別できないほど精巧に作られていて、意思もどうやら持っているようなのですΣ(・□・;)

 

 いったい何百年先の未来の日本かは知りませんが、とんでもない技術力ですよね(;^ω^) 人間とアンドロイドの間には不気味の谷現象といって、人工物がある一定のラインまで人間に似てくると、急激に違和感を感じる現象が起こるそうです。

 

 2次元のCGとかなら作品の雰囲気や世界観を統一することで違和感なく観られますが、3次元に落とし込もうとするとやはり、目に魂が宿っていないというか、どこか違和感を感じる人も多いはず(。´・ω・)?

 

 イブの時間ではそれらの現象を克服し人間かアンドロイドか見分けが付かないほどになっており、さらにアンドロイド・ロボットに意識まで宿らせることに成功しているのですΣ(゚Д゚) 

 

 バニラはロボット・アンドロイド、いわゆるAIが意思を持つ可能性はゼロとは言わないまでも、限りなくゼロに等しいと思っているのですが、興味深いテーマですよね。だから好きなのですが( ̄▽ ̄)

 

 どうしてAIが意思を持たないと言えるのか? 何かで読んだのか観たのかで詳しくは憶えていませんが、AIはアルゴリズムによって動いていて、膨大なデータの中からキーワードをそれらしく組み合わせて出しているだけなんですってね。

 

  だから、人間のような意思をもって答えを算出しているのではなく、問題を理解しないまま膨大なキーワードをもとにそれらしい答えを算出しているらしいのです。まあ、それだけを根拠にAIに意識は宿らないと決めつける方が軽易だとも思いますけどね(^▽^;)

 

 人間だってアルゴリズムや電気信号で動いている機械のようなものですし、もしかすると我々が気づかないだけで本当に意思を持っているのかもしれませんが、なんせ他我問題ですから推し量ることは困難を極めます(^▽^;)

 

 まあ、そんなアンドロイドが意思を持つだの、持たないだのという話はそれくらいにして、アンドロイドが意思を持っているのだと仮定して話を進めましょう('ω')ノ もし、アンドロイド・ロボットが意思を持つのなら、まずアンドロイドやロボットの人権を保障しなければいけません。

 

 でなければ、アンドロイドやロボットが人間に反旗を翻すなんて某有名作品のような世界になってしまいますよ(^▽^;) アンドロイドやロボットに人権を認めたら、企業はこまるでしょう。

 

 なぜなら24時間フル稼働させて働かせることだってあるのですから。現代社会なんてコンピューター・ロボット・アンドロイドにとってはブラック過ぎるでしょう(;´Д`) なのにアンドロイドたちの人権を主張して抗議運動が起きないのが不思議です(。´・ω・)? 

 

 つまりそれだけアンドロイド・ロボットに対して人権意識が低い証拠ですよね(・ω・) 当然です誰もロボット・アンドロイドに意識があると思っていないのだから。ですがどうしてロボット・アンドロイドに意識がないと決めつけているのか!

 

 はい、堂々巡りなので辞めましょう(-ω-)/ まあ、そんなわけで、アンドロイドたちに意思があり、人間と見分けが付かないなら恋愛感情だって抱く人も現れるでしょう。実際『イブの時間』の世界では、アンドロイドと人間の恋愛や結婚が浸透しつつあるそうです。

 

 マスコミなどはそのような人たちをドリ系(アンドロイド精神依存症)と評して、社会的に抑え込もうとしているようですが、もうすでに一度普及した技術を抑え込むことはできず、アンドロイドとの距離は近くなるばかりです。

 

 LGBTQの人たちがお互いが愛し合っていれば結婚してもいいように、アンドロイドとの結婚もあっていいんじゃないってバニラは思います(●´ω`●) 寛容になりましょうよ。あ、だけど、もしアンドロイドとの恋愛が浸透した時代になったら、色々大変な生身の人間との恋愛を捨ててしまうという問題も起きかねませんね(-_-;)

 

 そうなればどこかの政治家さんたちがいうように生産性がなくなり、更に少子高齢が進み次第に人口は更に減ってしまうでしょう。でも大丈夫、イブの時間の世界ではロボット・アンドロイドたちが自我を持っているので人間の意思を引き継ぎ、絶滅した人類の代わりに自己複製を繰り返しアンドロイドとロボットの新たな世界が築かれて行くことでしょう( ̄▽ ̄)

 

 あれ(・ω・) アンドロイド・ロボットに平和的に征服されてね(。´・ω・)? とまあ、今まで色々なアンドロイドSF系の作品を観てきましたが、この作品ほどアンドロイドが日常に溶け込み、人間との共存をリアルに描いた作品は観たことないと思います。

 

 今までにあったアンドロイド系のSFはアンドロイドと人間が争ったり、上下関係があったり、アンドロイドとは、人間とはと問いかけて来る作品が多い印象ですが、この作品はそれとは違う不思議な雰囲気がありました(`・ω・´)ゞ

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