ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメ アクション/アドベンチャー 『BLOOD+』「厨二の血が騒ぐ( *´艸`)」

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引用元:dアニメストア

ストーリー・解説

2000年に劇場公開およびゲーム化されたBLOODシリーズ第1作『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の「少女が刀を使って翼手を斬る」というコンセプトはそのままに、キャラクターやストーリーを一新して製作された。『機動戦士ガンダムSEED』『鋼の錬金術師』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』などの人気アニメ作品を連発する毎日放送土曜6時枠、通称・土6の新作として話題を集める。作品上での謎が実際の歴史との関係が深く、奥深い作品となっている。

メディアミックスとして、小説版・複数のコミック版・ゲーム版が存在する。1993年開始の『ムカムカパラダイス』から続いたMBS土6枠最後の4クール(1年)作品である。

ストーリーは吸血生物・翼手との戦いや主人公・小夜の出生の謎を追いながら世界各国を巡る内容となっており、「沖縄」編(第1話 - 第7話、第14話、第15話)、「ベトナム」編(第8話 - 第13話)、「ロシア」編(第16話 - 第19話)、「フランス」編(第20話 - 第32話)、「イギリス」編(第33話 - 第40話)、「アメリカ」編(第41話 - 最終話)に分けられる。

さらに大きく分けると2部構成になっており、小夜とハジの沖縄での出会いから赤い盾崩壊までを描いた第1部、そしてその1年後の戦いを描いた第2部に分けられる。人間の血液を栄養源にする翼手、長い眠りに就く翼手の女王、日光を浴びられないシフなど、吸血鬼をモチーフにした部分が幾つか見受けられる。

小夜の住む沖縄の米軍基地問題やそれに伴う日米地位協定アメリカの軍産複合体などの抱える問題についても、ストーリーで採り上げられている。

当初、スタッフの間では第1作から絵柄や世界観を変えることに対する不安もあったという[2]。しかし放送が開始されると、第1作の支持層が男性中心であったのに対して本作では女性層からの大きな反響があり、商業的には成功を収めることとなった[2]

あらすじ

沖縄県沖縄市コザに住む音無小夜は、運動好きで食いしん坊なごく普通の女子高校生。1年前以前の記憶を持たない他は、血の繋がらない家族である養父の宮城ジョージカイリク兄弟、そして親友の金城香里らに囲まれて幸せな日々を過ごしていた。

忘れ物を取りに入った夜の学校で、小夜は突如現われた得体の知れない化け物に襲われる。辛くもハジと名乗る美貌の青年に助けられた小夜。そんな小夜にハジは血まみれの腕を差し出し、ただ一言つぶやく。「小夜、戦って」と。ハジに口移しで彼の血を飲まされた小夜は、その瞬間別人に一変する。自らの血に彩られた異形の刀を手にし、たちまち翼手を切り伏せた小夜だったが、真っ赤な炎に照らし出され逃げまどう人々や、化け物を容赦なく切り捨てる自らの姿に恐怖する。こうして小夜の平穏な日常は、生き血を喰らう獣・翼手に遭遇した事で無惨な終わりを告げる。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/BLOOD%2B

登場人物・キャスト

音無 小夜(おとなし さや)
本作の主人公。沖縄のコザで血の繋がらない家族と共に暮らしていたが、翼手との遭遇を機に過酷な運命に身を投じていく。
ハジ
チェロを携えた寡黙な美青年。短剣とチェロケースを駆使して小夜の戦闘をサポートする。異形の右手を持つ。
宮城 カイ(みやぐすく カイ)
小夜の義兄。短慮で粗暴な少年だったが、小夜と翼手との戦いに巻き込まれていき、様々な経験を経て成長していく。
宮城 リク(みやぐすく リク)
小夜の義弟。聡明で温和かつ大人しい少年。姉の小夜や兄のカイと共に翼手を巡る争いに巻き込まれていくが…。
宮城 ジョージ(みやぐすく ジョージ)
声 - 大塚芳忠
小夜、カイ、リクの養父。コザで酒場「OMORO」を経営し子供たちを養っている。元米兵。
デヴィッド
小夜の戦いを支援する「赤い盾」のエージェント。ハードボイルドを地で行く硬骨漢。
ルイス
声 - 長嶝高士
「赤い盾」のエージェント。デヴィッドの相棒を務める肥満体の黒人。
ジュリア・シルヴァスタイン
「赤い盾」の医療スタッフ。構成員の中でも若手だがやり手の翼手研究者。
ディーヴァ
声 - 矢島晶子
小夜の双子の妹。現在世界に跋扈する翼手たちの盟主であり、小夜とは違い無垢にして残忍な気性の少女。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/BLOOD%2B

感想

懐かしかったです( ;∀;)

子供の頃、観た記憶がありましたが、すっかり忘れていて、YouTubeのオススメ動画に何故か『BLOOD+』の曲が出て来て「これだ!」と青天の霹靂を感じ観ることにしました。

昔は「怪物みたいなのと戦ってかっこいいな~」くらいの感想で、まったくストーリーなんてわからずに観ていましたが、ストーリーも実在の歴史とリンクして描かれていて、奥深かったです。

引用元:アニメ『BLOOD+

では、ストーリーを簡単に説明すると、翼手(よくしゅ)と呼ばれる、いわゆるヴァンパイアと、その翼手を唯一倒すことのできる、小夜(さや)という少女の数百年にも及ぶ戦いを描いた物語です。

「沖縄編」「ベトナム編」「ロシア編」「フランス編」「イギリス編」「アメリカ編」などなど世界各地を飛び回るアドベンチャー・バトルアクションになっていて、しかも過去と現代が交錯する全50話の2部構成なので、とっても壮大です(≧▽≦)

やっぱり、長い話は一気見みした方が理解が深まりますよね。

 

もっと補足して物語を簡単に説明すると、小夜は物語の初めの段階では記憶を失って、義理の父親に育てられています。

同じようにその父親に育てられた、カイというちょっとやんちゃな少年と、おとなしくて優しいリクという二人の兄弟が物語のキーパーソンになっています。

過去の記憶を失っている小夜は沖縄で毎日楽しく暮らしていましたが、

引用元:アニメ『BLOOD+

ある日、忘れ物を取りに学校に戻ったとき翼手に遭遇して襲われてしまうことに……。

そんな危機的状況で助けに現れたのがハジという美形の青年なんですね\(≧▽≦))/キャーキャー

引用元:アニメ『BLOOD+

ヒーロー登場で安心だと普通思いますよね。

だけどハジは小夜に「戦って、小夜」と無茶ぶりするのです。

「なんやねん! 助けてくれるんとちゃうの……?」とバニラは思いましたが、小夜はハジから渡された刀で戦い、初めての戦闘で襲って来た翼手を倒してしまうのですΣ(゚Д゚)

ハジは小夜のシュヴァリエと呼ばれるナイトで、翼手の上位互換的な存在です。

小夜から血を受け継ぎ、小夜のことをずっと護って来たのですね。

例えるなら『ジョジョの奇妙な冒険』でいう、ディオから血を受け継いだバニラアイス、『鬼滅の刃』でいう鬼舞辻無惨と、上弦の鬼的な関係です(`・ω・´)

小夜とハジの関係性が腐った心にクリティカルヒット(*´Д`)ハァハァ

放送当時はこの小夜とハジの関係性もあり、思いのほか女性人気も高かったとのこと。

このシュヴァリエは敵側にも存在していて、小夜と敵はどのような関係なのか? 

 

何とか危機を脱しましたが、そこに、赤い盾とかいう謎の組織なども絡んできて、翼手が何者なのか、自分がどのような運命を背負っているのかを聞かされた小夜は、ディーヴァという翼手を誕生させている女王を倒すために旅に出ることに……。

ディーヴァの存在が明らかになるのは物語の後半くらいなので、前半は小夜の記憶を探すロードムービー形式で、ベトナムやロシア、フランスを巡ります。

 

そんな小夜を、家族であるカイとリクも追って来て、ディーヴァとの戦いに巻き込まれてしまうのですよ。

タイトルからもおわかりでしょうけれど、この作品にはが大きく関係しています。

血が繋がっていなくても家族になれるのか? や、翼手たちは生態系を保つために必要な存在なのではないか? 

などなど『寄生獣』や『進撃の巨人』に通ずる哲学的なテーマが盛り込まれています。

刀×制服×血×ヴァンパイア×歴史ロマン×美男美女などなど、こんな王道少年漫画的要素てんこ盛りの作品が面白くないわけがありませんよね( ̄▽ ̄)ゝ