ストーリー
牧羊犬コンテストで優勝し、一躍人気スターとなった子ブタのベイブは、牧羊豚としてホゲットおじさんの牧場で暮らしていた。ある日、ベイブのせいで、ホゲットおじさんが大けがをする。牧場の借金を返すため、ホゲット夫人とベイブは都会へ旅立つことに。
引用元:https://filmarks.com/movies/4948
世にも珍しい牧羊豚の成長物語「ベイブ」の続編。本作では豚のベイブが農場経営資金を捻出するために出稼ぎに出た都会で、路頭に迷う動物たちを救う大活躍。監督・製作・脚本は「ベイブ」(製作)「ロレンツォのオイル」のジョージ・ミラー。共同脚本はジュディ・モリス、マーク・ランプレル。製作総指揮は「ダーク・シティ」(共同製作)のバーバラ・ギブス。製作のダグ・ミッチェルとビル・ミラー、音楽のナイジェル・ウェストレイク、ー・フォード。編集のジェイ・フリードキンとマーガレット・シクセルは前作に続く参加。撮影は「ロングウェイ・ホーム」のアンドリュー・レスニー。美術は「ロングウェイ・ホーム」のロジャ。衣裳は「D.N.A.」のノーマ・モリソー。キャラクター制作はディック・キング=スミス。アニマトロニクスはニール・スキャンラン・スタジオ。アニマル・アクションはカール・ルイス・ミラー。出演は前作に続きナグダ・ズバンスキー、のジェームス・クロムウェル(「ディープ・インパクト」)ほか。
引用元:https://eiga.com/movie/49109/
登場人物・キャスト
- エズメ・ホゲット
- 演 - マグダ・ズバンスキー
- アーサーの妻。夫とは仲睦まじい。
- アーサー・ホゲット
- 演 - ジェームズ・クロムウェル
- ベイブの飼い主。ベイブのせいで大怪我を負う。
- ランドレディ
- 演 - メアリー・ステイン
- 動物だらけのホテルの経営者。動物を無下に扱う地元の環境に辟易して田舎へ引っ越す。
- ファグリー・フルーム
- 演 - ミッキー・ルーニー
- ランドレディの叔父。
- ベイブ
- 演 - エリザベス・デイリー
- 子豚。
- フェルディナンド
- 演 - ダニー・マン
- アヒル。
- フライ
- 演 - ミリアム・マーゴリーズ
- ボーダー・コリー。
- レックス
- 演 - ヒューゴ・ウィーヴィング
- ボーダー・コリー。
- ズーティ
- 演 - グレン・ヘドリー
- チンパンジー。
- ボブ
- 演 - スティーヴン・ライト
- チンパンジー。
- セロニアス
- 演 - ジェームズ・コスモ
- オランウータン。
- ルテリア
- 演 - スタンリー・ラルフ・ロス
- ピットブル。
- ルテリア
- 演 - スタンリー・ラルフ・ロス
- ピットブル。
キャスト
役名 | 俳優(声の出演) | 日本語吹き替え | ||
---|---|---|---|---|
ソフト版 | 日本テレビ版 | NHK版 | ||
エズメ・ホゲット | マグダ・ズバンスキー | 山本与志恵 | 野沢雅子 | 松岡洋子 |
アーサー・ホゲット | ジェームズ・クロムウェル | 内田稔 | 犬塚弘 | 辻萬長 |
ランドレディ | メアリー・ステイン | 宮寺智子 | 小原乃梨子 | 野沢由香里 |
ファグリー・フルーム | ミッキー・ルーニー | 飯塚昭三 | 原語版流用 | |
子豚のベイブ | (エリザベス・デイリー) | 田中真弓 | 山田千晴 | くまいもとこ |
アヒルのフェルディナンド | (ダニー・マン) | 清水明彦 | 江原正士 | 中尾隆聖 |
ボーダー・コリーのフライ | (ミリアム・マーゴリーズ) | 此島愛子 | 野沢由香里 | 高島雅羅 |
ボーダー・コリーのレックス | (ヒューゴ・ウィーヴィング) | 坂口芳貞 | 若松武史 | 中村秀利 |
ズーティ | グレン・ヘドリー | 渡辺美佐 | 皆口裕子 | 石塚理恵 |
ボブ | スティーヴン・ライト | 水野龍司 | 山路和弘 | 小杉十郎太 |
セロニアス | ジェームズ・コスモ | 滝口順平 | 内海賢二 | 池田勝 |
ピットブルのルテリア | スタンリー・ラルフ・ロス | 青森伸 | 樋浦勉 | 梅津秀行 |
ピンクのプードル | ルシー・テイラー | 滝沢ロコ | 向井真理子 | 佐藤しのぶ |
フリーリック | アダム・ゴールドバーグ | 岩崎ひろし | 斎藤志郎 | 江原正士 |
ナレーター | ロスコー・リー・ブラウン | 橋爪功 | 土師孝也 | 小倉久寛 |
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ベイブ/都会へ行く
感想
フィルマークスや映画COMなどの評価点は何故か低く目になっていますが、傑作と呼んでいいくらい素晴らしい映画です(≧▽≦)
もともとバニラはこのような動物系ファミリー映画が好きなので、評価は甘いのですが、そのことを抜いて余りあるほどに傑作だと思います。
『グレムリン2』のときも書いていますが、続編って大抵失敗するとバニラは思っています。
きっぱりと終わらせるときは終わらせた方がいいというのが持論なのですが、本作『ベイブ/都会へ行く』は『ベイブ1』と前後編の構成にしていたのか? と思うほど続編に違和感がなく素晴らしい(≧▽≦)
『ベイブ1』の方で牧羊豚となったベイブは、アーサー・ボゲット氏の大けがをきっかけに借金ができ、テレビ出演だったか? 取材だったか? で借金返済のお金を得るべく都会に行く必要に迫られます。
そして、エズメ・ボゲット夫人とベイブは、都会に向かうのですが、検問所で足止めされてしまい、目的を果たせないまま夫人とベイブは都会に取り残されてしまうのです(^▽^;)
空港で次の飛行機を待とうとするのですが、空港から追い出されてしまい、仕方なく夫人はペット(豚)同伴で泊まれる宿を探すも……見つからず、途方に暮れているとき、訪ねた宿屋に泊めてもらえることになるのでした。
なんと、その宿屋は身寄りのない動物たちの面倒を保健所に隠れて見ている、動物好きの婦人が営んでいる宿屋だったのです(≧▽≦)
ボゲット夫人はその宿屋で飛行機が出るまでの間泊まることにしますが、少し目を離した隙にベイブは行方不明になってしまったではありませんかΣ(・ω・ノ)ノ!
夫人はベイブを探すために街に出て「豚ちゃん! 豚ちゃん!」と叫んでいると、その叫びを悪口だと思った荒くれ者に目を点けられて、周囲を巻き込んだ大騒動に発展してしまうのでしたΣ(・ω・ノ)ノ!
夫人は警察に連行され、一人宿に取り残されたベイブ。
仕舞にお腹を空かせたベイブは宿屋にいた猿たちと食料を得るために街に出ることになるのですが、猿たちはベイブを猛犬の囮に使い……どうなるベイブ!
『ベイブ1』では牧場の動物たちとの交流を牧歌的に描いていましたが、本作は都会的な動物たちとの交流がハチャメチャに描かれていて、前作との対比構造で物語が展開されます(≧▽≦)b
ですが、ベイブはどこにいてもベイブで、ベイブの人や動物を惹きつける不思議な魅力を武器に危機を乗り越えて行くのです。
雰囲気は都会的に変わりながらも、前作で描かれたような風刺やメタファーもちゃんと感じられ、前作と合わせて前後編の映画だと思うのです(≧▽≦)ゝ