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ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメ バトル/ドラマ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』「玉壺……おまえの敗因は……」

引用元:鬼滅の刃

ストーリー

幾度の強敵との戦いの度に刀を折ってくる炭治郎に、刀鍛冶・鋼鐵塚蛍は堪忍袋の緒が切れ刀を作らないと宣告する。鋼鐵塚に直談判するため炭治郎は秘匿されている刀鍛冶の里に足を延ばす。そこでたびたび夢に出てくる「耳飾りの剣士」についての足跡に触れる。
また、炭治郎は里を訪れていた恋柱・甘露寺蜜璃と霞柱・時透無一郎の二人の柱と、最後の同期にして風柱の弟である不死川玄弥と再会を果たす。
平穏だった刀鍛冶の里だが、無惨の命を受けて「上弦の伍」玉壺と「上弦の肆」半天狗が襲撃してくる。玉壺は刀鍛冶を狙い、半天狗は剣士を襲う。犠牲者が出るも、防衛戦の末に、無一郎が玉壺を討伐、炭治郎が半天狗を討伐する。

登場人物・キャスト

竈門 炭治郎(かまど たんじろう)
声 - 花江夏樹[17][18]佐藤聡美(幼少期)
演 - 小林亮太[19](1 - 3作目)→阪本奨悟[20][21](4作目)、髙原華乃(2作目・幼少期[22]
本作の主人公[6]。年齢は13歳→15歳[23]。身長は156→165cm。体重53→61kg。炭焼の家系である竃門家の長男で、家族思いな少年。父親は物語開始時点で亡くなっている[24]。額左側の痣と、日輪が描かれた花札風の耳飾りが特徴的。額の痣は元は幼い時に弟を庇ってできた火傷痕で、最終選別での手鬼との戦闘で同じ箇所に傷を負ったことで更に色濃くなり、後の堕姫・妓夫太郎戦で炎の様な痣へと変化し、真の痣者となる。髪と瞳が赤みがかった「赫灼の子」であり、火仕事をする家系に生まれると縁起が良いという[25]。頑固で石頭と二つの意味で頭が固く[26]、生真面目過ぎてズレた言動をすることがある[27]
竈門 禰豆子(かまど ねずこ)
演 - 髙石あかり[19](1・2作目)→髙橋かれん(3作目以降[43]
本作のヒロイン。年齢は12歳→14歳[23]。身長は150→153cm。体重39→45kg。炭治郎の妹で[6]、竃門家の長女。人間だったころは家族思いの心優しい性格で、聞き分けが良く、我が儘を言った事も無いという[44]。炭治郎不在時に鬼舞辻󠄀無惨の襲撃を受けるが、その血が傷口から混入した事で鬼化して生き残る。鬼の習性で助けに来た炭治郎を襲うが、必死の呼び掛けで涙を流す、飢餓状態で人の血肉が必要な状態ながら冨岡に倒された炭治郎をかばう等、普通の鬼とは違う様子を見せたことで見逃される。以降は竹製の口枷がつけられ、意識が混濁している状態となる。

 

不死川 玄弥(しなずがわ げんや)
演 - 森田力斗[145]
炭治郎の同期にあたる鬼殺隊剣士。年齢は16歳。風柱・不死川実弥の弟。悲鳴嶼行冥の弟子。刀鍛冶の里編の主要人物。
顔に大きな傷があり、目つきが鋭く、髪型はモヒカンにしている。無口で粗暴な性格に見られがちだが、実は意外に常識的で人が好く、変人だらけの周りに引く事もしばしば。選別後に女童を殴り日輪刀を催促したところを激怒した炭治郎に止められ、腕を折られた[31]。選別時には炭治郎と同じくらいの背丈だったが、蝶屋敷で再会した際は劇的に体格が良くなっていた[140]。刀鍛冶の里にて再び炭治郎と顔を合わせるが、前述の件を根に持っており、当初は敵意を剥き出しにしていた[41]。しかし、戦いの中で和解し[146]、以降はその人の好さが前に出るようになっている。突っ張っているが、根は女や子供に弱い。
 
時透 無一郎(ときとう むいちろう)
霞の呼吸(かすみのこきゅう)」を使用する霞柱(かすみばしら)。年齢は14歳[102]。当代最年少の柱であり、刀を握って僅か2か月で柱となった天才。「日の呼吸の剣士」の子孫と伝わっているが、正確にはその双子の兄・継国巌勝(上弦の壱・黒死牟)の子孫[103]。日輪刀は霞の様に白い刀身。担当の刀鍛冶は鉄井戸、後に鉄穴森鋼蔵。刀鍛冶の里編の主要人物。
一人称は「俺」と「僕」が混在し、不安定。常に無表情で他者への関心が希薄な茫洋とした性格。その場とは無関係な事を考えている場合が多く、柱合会議での竈門兄妹の処遇においても「すぐに忘れるのでどちらでも良い」と関心を示さなかった。反面、徹底的な合理主義を貫き、柱としての活動を妨げる者には実力行使もいとわないある種の冷酷さも併せ持つが、これは彼なりの責任感や正義感の裏返しでもあり、決して悪意はない。
甘露寺 蜜璃(かんろじ みつり)
恋の呼吸(こいのこきゅう)」を使用する恋柱(こいばしら)。年齢は19歳[105][106]。元は煉󠄁獄の継子。
社交的で心優しく、無視されると泣きじゃくるほど、繊細な性格。非常に惚れっぽく、周囲のあらゆる人物に男女問わずときめいている。伊黒には特別視されている様子[107]。刀鍛冶の里編の主要人物。
見た目こそ可憐な女性であるが、特異体質により常人の8倍の密度の筋肉を備え、容姿にそぐわぬ怪力を有する[105]。この肉体は旺盛な食欲によって支えられている[105]。長髪を三つ編みにしており、桜餅の食べ過ぎが原因で髪色は桜色と緑色に変色している[106]。隊服は胸元が露出している。
鋼鐵塚 蛍(はがねづか ほたる)
演 - 佐藤祐吾(1作目、2作目〈声〉)、奥田夢叶(2作目)
鬼殺隊の刀鍛冶。笠に幾つもの風鈴を下げたひょっとこ面の男。素顔は精悍で整っているが、後述の性格が災いして独身。37歳[171]
落ち着きが無い上に人の話を聞かずに一方的に喋るなど、自己中心的で非常に癇癪持ちな性格[171]。自分の打った刀に極めて強い愛情を持ち、炭治郎が激戦で刀を破損するたびに刃物を持って追い回す[59][172]。技能は確かだがこれらの性格が災いし、剣士から嫌われて担当から外される事が多いという。

 

鉄穴森 鋼蔵(かなもり こうぞう)
声 - 竹本英史
鬼殺隊の刀鍛冶[59]。26歳。
普段は落ち着きのある穏やかな性格だが、刀を傷つけられると語気がかなり荒くなる[59]。鋼鐡塚の数少ない理解者であり、炭治郎に対して彼の心境を代弁する。鉛(えん)という名の妻がおり、仲が良過ぎて顔立ちが似て来たほどのおしどり夫婦。
担当の剣士は嘴平伊之助と時透無一郎。両名とも別の刀鍛冶が打った日輪刀を彼が引き継いで整備する事になった。破損した伊之助の二刀を修復するも、伊之助に譲渡した直後に伊之助が石を使って自分で刀を刃こぼれさせるという暴挙をされて激怒する[59]

 

小鉄(こてつ)
声 - 村瀬歩
刀鍛冶の里の子供。戦闘用絡繰人形「縁壱零式」を作った絡繰技師の子孫。
自分の才能の限界を感じ、技師を諦めようとしようとしたが、炭治郎に激励を受け、縁壱零式で特訓をさせる。やると決めたらとことん追い詰めるなど、実は頑固でかなりの毒舌家であり、零式を用いた特訓の際も、人間の肉体の限界が分からないがために炭治郎が課題を突破しなければ、水も食事も与えないというスパルタな訓練を課した。
鉄地河原 鉄珍(てっちかわはら てっちん)
声 - 屋良有作
刀鍛冶の里長。小柄で言動が軽い好々爺で鋼鐵塚蛍の名付け親にして育ての親。
担当の剣士は甘露寺蜜璃と胡蝶しのぶで、彼女らの特性を最大限に活かす特殊な刀を鍛造した。
刀鍛冶の技術は里の中で最も優れており、刀を折ったことを反省する炭治郎に対し「すぐ折れるようなナマクラを作る方(鋼鐵塚)が悪い」と一蹴するなど高いプロ意識を持つ。
伊黒小芭内の刀を担当する願鉄(がんてつ)という息子がいる[173]
 
縁壱零式(よりいちぜろしき)
剣技訓練用のからくり人形。名前の通り継国縁壱がモデル。両耳には日輪の飾りがついている。かつて実在した剣士をモデルとしており、その剣士の動きをからくりで再現するため、六腕で六刀を持つという異様な造形をしている。経年劣化が激しく、ボロボロであった。炭治郎の修行で破壊されるが、機体内には戦国時代の日輪刀が納められていたことがわかり、鋼鐵塚によって研ぎ直され、炭治郎の刀となる。
鉄井戸(てついど)
声 - 斧アツシ
時透無一郎の前任の刀鍛冶。故人。記憶障害となっていた無一郎を最期まで気にかけており、鉄穴森に遺言を託していた[174]
半天狗(はんてんぐ)
上弦の肆。額に大きなコブと二本の角がある老人の姿をした鬼。見た目の年齢は87歳ほど。常に何かを怖れているような様子で、事あるごとに「ヒィィィィ」と悲鳴を上げる。無惨からの評価は「許容範囲内のウザさがあるが、普通。」
潜入を得意とし、柱でも目視するまで確認できないほど気配の同化に優れる。身のこなしも軽い。戦闘ではその時の感情を具現化し、新たな分裂体を生み出す血鬼術を使用する。作中では頚を切られると、舌に「喜怒哀楽」のそれぞれ一字が刻印された4人の鬼に分裂し、主に戦闘を担当する。戦闘面は分身に任せて「小さな本体」は身を隠している。喜怒哀楽で能力が異なり、合体した憎珀天は全ての能力を強化して組み合わせて使用できる。ファンブックによると、分裂してできた鬼達は若い頃の半天狗の姿であるらしい[193

 

玉壺(ぎょっこ)
声 - 鳥海浩輔
上弦の伍。壺と肉体が繋がった状態で、両目部分に2つの口、額と口部分に両目がある異形の鬼。頭などからも小さな腕が複数生えている。壺は無惨の財源にもなっている[198]。特に子供の肉が好き。
「至高の芸術家」を自称し、人間を見下す傲慢な性格。自己顕示欲も非常に強く、特に己が作品に対して捻じ曲がった執着心を持ち、他者にそれらを侮辱されると激怒する。その本質は作品を創り上げるために犠牲者の遺体をおぞましく変形させるなど、人命はおろか死者の尊厳すら踏み躙る、鬼の中でも際立った異常性の持ち主。反面、年若い無一郎を舐めてかかりとどめを刺さず、鋼鐵塚の集中を削ごうと夢中になるあまりに彼の反撃を許すなど、狭量さや詰めの甘さが見受けられる。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/鬼滅の刃

感想

 幾たびもの激しい戦闘によって刀を粗末に扱ったために、炭冶郎の担当刀鍛冶であるハガネヅカさんが怒って刀を打ってくれなくなったために、お詫びと観光を兼ねて炭冶郎と妹のねずこは刀の聖地「刀鍛冶の里」に向かうことになる。

 

 刀鍛冶の里には、炭冶郎の同期・不死川玄弥と柱の時透無一郎、そして甘露寺蜜璃が来ていたのだった。束の間の療養と観光を楽しんでいた炭冶郎たちの前に、十二鬼月上弦、肆・半天狗、伍・玉壺の襲撃に遭遇する――。

 

 社会現象を今なお巻き起こしている『鬼滅の刃』の第3期『刀鍛冶の里 編』です(≧▽≦) すごいの一言ですよね~。物語も当然面白いのですが、アニメ『鬼滅の刃』の何がすごいって、ユーフォーテーブルさんのアニメーション映画クラスの作画ですよね。

 

鬼滅の刃』ブームはユーフォーテーブルなしではここまで大きくはならなかったと思います。特に第3期第1話の上弦会議は漫画版より背景が壮大になっていて、しょっぱなから「スゲーΣ(゚Д゚)」と唸ってしまいました(≧▽≦)

 

 あの上弦の参アカザさんが童磨におちょくられているところとか面白いですよね( *´艸`) アカザさんの気持ちわかりますわ。今回ばかりはアカザさんを応援してしまいましたよ( ̄▽ ̄)

 

 と、アカザ以外にも『鬼滅の刃』と言えば善悪二元論、勧善懲悪で割り切れない敵キャラが登場することが物語に深みを与えていると思いますが、今回の敵は上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺です。

 

 確かに玉壺と半天狗は強いのですが、上弦にもかかわらず今まで登場した敵に比べて残念な敵感は否めませんでしたよね(^▽^;) もう少し、玉壺と半天狗の過去を掘り下げて欲しかったです。

 

 まあ、十二鬼月の半分がパワハラ上司である無惨さまの機嫌を損ねて文字通り首を切られてしまいましたが、階級と魅力度は比例しないんですよね。階級は低くても累くんとか響凱とか、堕姫と妓夫太郎の回想は感動しましたし……。

 

 敵が残念な分、柱の時透くんと甘露寺さん、玄弥の過去が掘り下げられ、ねずこが太陽を克服するためのスーパー・エイジャになる話しなど、今後の物語を大きく動かす伏線が散りばめられるターニングポイントでもあるので、見応えはありました('◇')ゞ

PV

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