ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

映画 アドベンチャー/ファンタジー『エンバー 失われた光の物語』「知りたいんだ、外の世界がどうなっているのか。何も知らずに、一生壁の中で過ごすなんて嫌だ!」

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引用元:Amazon

 この世はでっかい宝島 そうさ今こそアドベンチャ~~~~~~~~~~~♪ 夢のある物語ですよ(≧▽≦) これこそ、アドベンチャ~~~~~~~~♪です。何とですね、この映画の制作に俳優のトム・ハンクスが加わっているらしいのです。

 トム・ハンクスって映画監督などの制作側でも活躍しているとは知りませんでした。この映画の他にも、トム・ハンクスが制作に加わっている映画はあるのでしょうか?

 まあ、そんなことどうでもいいですけど。バニラは映画俳優とか、監督とか割と気にしないのですよ。映画はストーリー重視で選ぶことにしています('◇')ゞ そりゃあ、有名俳優が出ている映画はそれだけで、重厚感や知名度が出るのでメジャーな映画も観ますが、俳優や監督より雰囲気やストーリー重視です。

 で、この映画の、SFのようなファンタジーのような世界観好みでした。『ヒューゴの不思議な発明』のような雰囲気に『進撃の巨人』『約束のネバーランド』などの箱庭的な世界観が好きなら、きっと好きなはずです。

 どのような物語かと言いますと、環境破壊か、なんらかが原因で、人類は地上の世界に住めなくなり、科学者や建築者たちが力を合わせて、地下に地下都市エンバーを造り出し、地上に再び舞い戻る日を夢見て、人類は地下に移り住みます(進撃の巨人っぽいと思いました)。

 エンバーの耐久年数が丁度二百年らしく、金属のトランクケースのような箱に人類の運命を握る”もの”を入れて、耐久年数が尽きる二百年後に開くように設定し、代々エンバーの市長たちが継承し二百年を待っていたのですが、ある事情で金属の箱の継承が途絶えてしまったのです(これも何か進撃の巨人の地下室のようですね)。

 そんなある日、一人の少女が失われたトランクケースを見つけて、アドベンチャ~♪が動きだすのですよ(≧▽≦) 外の世界はどうなっているのか? 封印された箱の中身は? ミステリー要素もあって、これだけで絶対面白いじゃないですか( *´艸`)

 物語である以上は、最後エンバーから脱出することはできるのですが、一番気になるのは脱出した後の話なんですよね。作中で、めちゃくちゃ大きな昆虫の脚や、巨大なモグラが登場するのですが、どうしてあのように動物たちが巨大化しているのか?

 きっと、外の世界には巨大化した動物たちが溢れかえっていると思うと、そっちの方が気になってしまいます(≧▽≦) 人類が地下に避難する原因が何であったのかは、明確にはされていませんが、生物がわずか二百年ほどで一気に巨大化するとは思えないですし、もしかすると、何らかのウイルスか、あるいは人類自身が何らかの研究をしていて、その研究が生物の巨大化を引き起こしたとも考えてしまいます。

 結局、映画ではその謎が結局解明されないのですが、原作小説があるようなので、原作では解明されるのか? 続編を作ろうと思えば作れますよ( ̄▽ ̄)