ストーリー・解説
子育ての予行演習のつもりで、ラブラドール・レトリーバーの子犬を飼い始めた新婚夫妻のジョンとジェニー。マーリーと名付けたその犬のやんちゃな振る舞いに、さんざん手を焼く2人だったが、いつしか喜怒哀楽を共にするかけがえのない存在になっていく。犬との生活を通して人生を学んでいくカップルの姿を描いたドラマ。監督は「プラダを着た悪魔」のデビッド・フランケル。主演はオーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン。
2008年製作/116分/アメリカ
原題または英題:Marley & Me
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2009年3月27日
登場人物・キャスト
- ジョン・グローガン:オーウェン・ウィルソン(日本語吹き替え:森川智之)
- ジェニー・グローガン:ジェニファー・アニストン(深見梨加)
- セバスチャン・タンニー:エリック・デイン(白熊寛嗣)
- アーニー・クライン:アラン・アーキン(佐々木敏)
- コーンブラット:キャスリーン・ターナー(磯辺万沙子)
- デビー:ヘイリー・ハドソン
- リサ:ヘイリー・ベネット
- 10歳の頃のパトリック・グローガン:ネイサン・ギャンブル
- 7歳の頃のパトリック・グローガン:ブライス・ロビンソン
- 8歳の頃のコナー・グローガン:フィンリー・ジェイコブセン
- コリーン・グローガン:ルーシー・メリアム
- クラーク・ピータース
- トム・アーウィン
- アレック・マパ
- サンディ・マーティン
- ジョイス・ヴァン・パタン
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/マーリー_世界一おバカな犬が教えてくれたこと
感想
子育ての予行練習のつもりで、ラブラドール・レトリーバーの子犬を飼うことにした新婚夫婦のジョンとジェニー。
ブリーダーから子犬を引き取り、引き取った子犬にボブ・マーリーから名前を取り、マーリーと名付け飼い始めた。
しかし、マーリーのやんちゃな振る舞いに、二人はさんざん手を焼くことに……。
マーリーとの生活を通して、人生を学んでいくカップルの姿を描いたハートフル・コメディ・ドラマ『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』。
以前、観たことがありましたが、そのときはあまり感動しなかったんですよね。
いや、動物のハートフル・コメディは好きなので、そのときも面白く観た記憶はあるのですが、若かったこともあり今回のような感動はしなかったと思います。
ですが、今回観てみると、すごく感動しました。
マーリーのやんちゃな振る舞いに手を焼きながらも、ジョンとジェニーは愛情をもって一緒に生活するんですね。
今思うと、とても素晴らしい飼い主だと思いませんか?
世の中には、飼ったはいいものの理想と現実の差に、捨ててしまう人もいるそうです。
酷い話ですが、もしも、もしもですよ。
この映画のマーリーのようなやんちゃな犬だったら、飼えるかな……と悩んでしまうと思います。
ですが、ジョンとジェニー夫婦は、「世界一おバカな犬」といいながらも、家族として愛情をもち最期まで責任をもって飼うのです。
子供が生まれて、忙しくなり妻のジェニーは一時期マーリーにきつくあたってしまうこともありましたが、そはれ一時の気の迷いで、ちゃんと最期まで看取るのです。
当たり前のことですが、当たり前のことって本当は当たり前ではないと思います。
何気ない夫婦と犬の生活を描いただけですが、人生が詰まっている。
長い人生の観る時期によって感じ方の変わってくる素晴らしい映画だと改めて思いました(≧▽≦)ゝ