ストーリー
人類未踏の地とされる「マリワナ海溝」を超える深海が発見された。沖合に海洋研究所を構えた探査チームが最新の潜水艇で深海へと繰り出す。生物がほとんど存在しない冷たい深海の海域を超えると、そこには温かな海域が存在し、幻想的な未知の生物世界が広がっていた。世紀の発見に心を躍らす研究チームだったが、巨大な“何か”に襲われ、身動きがとれなくなってしまう。深海レスキューのプロである、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)を救助に向かわせるが、彼の目に飛び込んできたのは200万年前に絶滅したと思われていた実在する巨大ザメ“メガロドン”だった―!!
引用元:https://filmarks.com/movies/71924
未知の深海で生き延びていた太古の巨大ザメ「メガロドン」に襲われる人々のサバイバルを描いた海洋パニックアクション。「エクスペンダブルズ」「ワイルド・スピード」シリーズなどでおなじみの人気アクション俳優ジェイソン・ステイサムが主演し、「ナショナル・トレジャー」シリーズのジョン・タートルトーブ監督がメガホンをとった。人類未踏とされるマリアナ海溝をさらに超える深海が発見され、沖合に海洋研究所を構えた探査チームが最新の潜水艇で調査に乗り出す。幻想的な未知の生物が生きる深海の世界を発見し、心躍らせる一同だったが、その時、巨大な「何か」が襲いかかってくる。レスキューダイバーのジョナス・テイラーは、深海で身動きがとれなくなった探査チームの救助に向かうが、そこで200万年前に絶滅したとされる、体長23メートル、体重20トンにも及ぶ巨大ザメのメガロドンに遭遇する。
引用元:https://eiga.com/movie/86214/
登場人物・キャスト
- ジョナス・テイラー - ジェイソン・ステイサム(山路和弘)
- レスキュー・チームのリーダー。様々な事情から退職して現在は酒浸りの生活を送る。
- ミンウェイの娘。主任海洋学者。博識は勿論、火中の栗を拾う勇敢な性格。
- 海洋研究所のスポンサー。億万長者らしい要求の高さもあるが根は気さく。
- エンジニアであり設計技師。軽口を叩く性格だが初対面のジョナスから認められる風格を持つ。
- ミンウェイ・ジャン - ウィンストン・チャオ(加藤亮夫)
- 博士。
- チーフの男性。
- メイイン・ジャン - ソフィア・ツァイ(佐藤美由希)
- スーインの娘。8歳。
- 黒人男性。遠隔操作のプロ。
- 医師。医療班のチーフ。診断結果からジョナスを退職に追い込んだ一人。
- ウォール - オラフル・ダッリ・オラフソン(田所陽向)
- 操縦スタッフの一人。
- ローリー - ジェシカ・マクナミー(吉田麻実)
- テイラーの元妻。操縦士。
- 操縦スタッフの一人。下品だが好漢でテイラーたちを逃がすために犠牲になった。
- レスキュー・チームのメンバー。
- レスキュー・チームのメンバー。
- 新婦 - スイ・フォン・アイビー・ツイ(藤田曜子)
- 三亜湾で結婚式を挙げてる新婦。
- 犬のピピン - ケリー・ザ・ドッグ
- 新婦の飼い犬。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/MEG_ザ・モンスター
感想
デカいサメに襲われるというB級パニック映画のような内容を、アメリカと中国が予算を投じて本気で作ることでA級映画にランクアップさせました。
動物系のパニック映画って何故あんなに面白いんでしょうね( *´艸`)
『ジュラシックパーク』『アナコンダ』『マンイータ』『U.M.A.レイク・プラシッド』とか、他にもタイトルを忘れましたが、一時期「動物パニック映画」にハマっていた時期があって、貪るように観ていました(*´▽`*)
人間が弱い生き物だったころの原始の恐怖を刺激されるから、怖いもの見たさで観てしまうのかもしれませんね。
本作『MEG ザ・モンスター』は言わずもがな「動物パニック映画」で、しかもデカいサメが襲って来るのです(≧▽≦)
「デカい×生物」これが面白くないわけがないじゃないですか!
その証拠にヒットしている作品の多くは「デカい×生物」要素が入っているのが証拠ですね( ̄▽ ̄)
例えば『進撃の巨人』デカいですね、怖いですね。
『キングコング』デカいですね、怖いですね。
『ゴジラ』デカいですね、怖いですね。
『ジュラシック・パーク』デカいですね、怖いですね。
おわかりいただけただろうか「デカい×生物」はヒットの原則です(`・ω・´)
この巨大生物ヒットの法則を「ビッグ・ヒット理論」と言います(≧▽≦)(※そんなカロリー・ゼロ理論のような理論はありません)。
つまりですね「ビッグ・ヒット理論」によれば、デカい生物を登場させれば、ヒットするんです(`・ω・´)
『ゴジラ』が年々デカくなっている原因もこれですし、
都心のビルがデカさを競い合っている原因もこれですし、デカ盛りグルメがヒットする原因もこれなんですね(`・ω・´)
人間はデカいものにロマンを感じるようにできているのです(`・▽・´)
とにかくデカくすりゃあいいんです(※暴論です)。
前置きが長くなりましたが、今更普通サイズのサメが人間を襲っても新鮮味も面白味もない。
だから、メガロドンなんですね。
地球最後のフロンティア「宇宙よりも遠い場所」の深海には、人間の想像を遥かに超える巨大生物がいるんじゃないかというロマンに、バニラは胸をときめかせています。
本作の設定では、マリワナ海溝よりも深い深海が発見され海洋研究所「マイ・ワン」はその深海に調査チームを送り込みます。
ですが、深海に潜った研究チームはメガロドンに襲われてしまい、潜水艇は破損して浮上できなくなってしまうのです。
その調査チームの救出に、昔メガロドンに襲われ仲間を失いながらも、無事生還した実績を持つジョナス・テイラーに救いを求め、深海に送り出すのです。
テイラーも最初は死ぬかも知れない深海に潜ることを拒んでいましたが、元妻がその調査チームに加わっていることを知らされ、仕方なく再び潜る決意を決めるのでした。
どうにかこうにか、テイラーの活躍で調査チームの救助に成功しますが、メガロドンはテイラーたちを追って「マイ・ワン」近海に現れてしまい……そこから、テイラーたちとメガロドンの激闘が始まるという物語です。
SF作品とみるなら、食料の乏しい深海に運動量の多そうな巨大肉食サメのような生物の生存は無理があるんじゃないか? などの根本的な設定が気になったのですが、そんなこと言い出したら夢も希望もないので、深海にはデカい生物が生息していると信じたいですね。
メガロドンの最期の演出にも「恐怖は終わらない」という演出があって、楽しめた動物パニック映画でした(`・ω・´)b