ストーリー
愛のためにできること、それは命をかけて守ること。世界でも有数のボディガードであるフランクは、ある時、歌手であり女優でもあるスーパースター、レイチェルの護衛を依頼されるが・・・。
引用元:https://filmarks.com/movies/2712
ショービジネス界のトップスターと、そのボディガードとの恋を描くラヴ・ストーリー。監督は「L.A.ストーリー 恋が降る街」のミック・ジャクソン、製作・脚本は「わが街」のローレンス・キャスダン、共同製作は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のジム・ウィルソンと主演のケヴィン・コスナー、撮影は「L.A.ストーリー 恋が降る街」のアンドリュー・ダン、音楽は「永遠に美しく…」のアラン・シルヴェストリが担当。
1992年製作/129分/アメリカ
原題:The Bodyguard
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1992年12月5日
引用元:https://eiga.com/movie/49405/
登場人物・キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | ||
---|---|---|---|---|
ソフト版 | フジテレビ版 | テレビ朝日版 | ||
フランク・ファーマー | ケビン・コスナー | 津嘉山正種 | ||
レイチェル・マロン | ホイットニー・ヒューストン | 塩田朋子 | 高島雅羅 | 塩田朋子 |
サイ・スペクター | ゲイリー・ケンプ | 島田敏 | 江原正士 | 二又一成 |
ビル・デヴァニー | ビル・コッブス | 阪脩 | 富田耕生 | 小林勝彦 |
グレッグ・ポートマン | トーマス・アラナ | 千田光男 | 若本規夫 | 金尾哲夫 |
ハーブ・ファーマー | ラルフ・ウェイト | 小島敏彦 | 大木民夫 | 加藤精三 |
ニッキー・マロン | ミシェル・ラマー・リチャーズ | 藤生聖子 | 吉田理保子 | 唐沢潤 |
トニー・シペリ | マイク・スター | 福田信昭 | 秋元羊介 | 塩屋浩三 |
授賞式司会者 | ロバート・ウール | 西村知道 | 堀内賢雄 | 佐久田修 |
クライヴ | ナサニエル・パーカー | 檀臣幸 | 長島雄一 | 安井邦彦 |
ヘンリー | クリストファー・バート | 平田広明 | 伊藤栄次 | 大滝寛 |
フレッチャー・マロン | デヴォーン・ニクソン | 小松直史 | 津野田なるみ | 内澤祐豊 |
レイ・コート | ジェリー・バマン | 山野史人 | 藤本譲 | 有本欽隆 |
ミネラ | ジョー・ユーラ | 小野健一 | 堀部隆一 | |
ダン | トニー・ピアース | 中田和宏 | 古澤徹 | |
ロータリークラブ会長 | バート・レムゼン | 石森達幸 | 塚田正昭 | |
スキップ・トーマス | リチャード・シフ | 小島敏彦 | 小室正幸 | |
大御所女優(カメオ出演) | デビー・レイノルズ | 久保田民絵 | 高村章子 | 瀬畑奈津子 |
エマ | エセル・アイヤー | 火野カチ子 | 小山田詩乃 | |
音響賞プレゼンター | ロブ・サリバン | 土方優人 | 矢崎文也 | |
音響賞受賞者 | パトリシア・ヒーリー | 八木亜希子 | 加藤優子 | |
少女 | エイミー・ルー・デンプシー | 鈴鹿千春 | ||
少女の母親 | シェリー・A・ヒル | 石井七央子 | ||
その他 | N/A | 麻生侑里 紗ゆり 高宮俊介 円谷文彦 中澤やよい 仲野裕 成田剣 林一夫 宝亀克寿 |
石井直子 | 後藤敦 内田聡明 坂口賢一 |
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ボディガード_(1992年の映画)
感想
よくバラエティーやネットの動画で、恋が始まりそうなときや、恋とは関係ないギャグシーンなどでホイットニー・ヒューストンの「エンダーァァァァァァイヤーァァァァァァ♪」が流れるじゃないですか、完全にネタにされているので、そのたびに笑ってしまうっていうね( *´艸`)
でも「エンダーイヤー♪(Ⅰwill Always Ⅼove You)」が主題歌として使われた、本作『ボディーガード』は真面目なロマンス映画なんですね。
どうして「エンダーイヤー♪」がネタとして使われるようになったのか(´・ω・`)
原因はわかりませんが、ネタとして使いたくなるくらい素晴らしい歌ということですよね(≧▽≦)b
本作は歌ばかりが、有名になっていますが、物語も素晴らしいラブストーリーでした。
物語が素晴らしくなければ、そもそも「エンダーイヤー♪」がここまでネタとして使われませんよね。
タイトル通り、ホイットニー・ヒューストン演じる大人気歌手のレイチェル・マロンのボディーガードを務めることになった、ケビン・コスナー演じるフランク・ファーマー。
レイチェルのもとに「おまえはすべてを持っている」というような脅迫状が届き、フランクにボディーガードを頼んだわけですが、最初はレイチェルにそれほどの危機感はなく、軽率な行動ばかりしてフランクを困らせていました。
ですが、レイチェルのもとに脅迫電話がかかってきて、その脅迫電話の声を聞き、自分の息子にまで危険が及んでいることを理解したレイチェルは、積極的にフランクに協力することにするのです。
次第に、レイチェルとフランクの仲は深まっていきますが、フランクは仕事上の関係と割り切り、あまり深く関わろうとはしません。
この関係性がなんとも、良きなんですね( *´艸`)
よく恋愛物の漫画やアニメなどでは「付き合うまでが面白い」と言われるそうです。
付き合うところから始まる恋愛物はまた例外としますが、確かに、恋愛物の作品って付き合うか付き合わないかの間でドキドキしている、あの関係性が面白いと感じることがあります。
本作『ボディーガード』はその付き合うのか? 付き合わないのか? のどっちつかずなじれったさがなんと良きと思うんですね( ̄▽ ̄)
バニラは常々、結婚エンドだけがハッピーエンドではないと思っているのですが、本作では最終的に2人はあやふやなまま、離れ離れになってしまうところで物語が終わるんです。
でも、2人が結ばれなかったからって、クレームを言う人は誰もいないと思うのです。
逆に本作で2人が結ばれていたら、普通の恋愛映画になり、名作と言われなかったのではないか?
↑この和訳と映画を観て改めて感じましたが、本作を名作たらしめる、「エンダーイヤー♪」を名曲たらしめるのは、この切なく実らない初恋のような気持が表現されているからではないでしょうか( *´艸`)