ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメーション映画ドラマ/ファンタジー『岬のマヨイガ』「芦田愛菜ちゃんって、声優でも違和感ないと思った(≧▽≦)」」

引用元:映画『岬のマヨイガ』公式サイト

ストーリー

児童文学作家・柏葉幸子が東北の民話を盛り込みながらつづった同名ファンタジー小説をアニメーション映画化。ある事情から家を出た17歳のユイと、両親を事故で亡くしたショックで声を失った8歳のひより。それぞれ居場所を失った2人は、不思議なおばあちゃん、キワさんと出会い、岬に建つ古民家「マヨイガ」で暮らすことに。そこは“訪れた人をもてなす”という、岩手県に伝わる伝説の家だった。マヨイガとキワさんの温もりに触れ、2人の傷ついた心は次第に解きほぐされていく。そんなある日、「ふしぎっと」と呼ばれる優しい妖怪たちがキワさんを訪ねてマヨイガにやって来る。主人公ユイの声を芦田愛菜が演じる。アニメ「のんのんびより」シリーズの川面真也が監督を務め、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズの吉田玲子が脚本を担当。

引用元:https://eiga.com/movie/94087/

登場人物・キャスト

 山名キワ(やまな キワ)
87歳の老女。遠野市の登戸(のぼと)に住んでいたが、空きのあった狐崎の介護施設に入る予定だった日に震災に遭遇。避難所となった中学校に連れてこられ、そこにいたゆりえと萌花を自分の嫁と孫として扱い、家族のように暮らす。若い頃に「いろいろな町」で暮らしていたため、なまりの出ない話し方をする(昔話を語るときは方言で話す)。
 佐野ゆりえ(さの ゆりえ)
親身だった姑の死を機に、暴力をふるう夫の下から逃げてきた女性。東京周辺に居住していた[注釈 5]。「南のほう」に故郷があったため、反対の北に向かっていたところで萌花と出会い、震災に遭遇した。キワから嫁の「」(ゆい)として扱われ、萌花は「ユイママ」と秘かに名付ける[注釈 6]コンタクトレンズをしていたが、入手困難なことから眼鏡に換え、また肩まであった髪を途中でショートカットに変えている。
 萌花(もえか)
小学生の少女。姓は作中に出てこない。両親と交通事故で死別し、狐崎の伯父に引き取られる予定だった。キワから孫の「ひより」として扱われる[注釈 7]。物語の始まった時点では声を出すことができず、会話はメモで筆談する。学校が再開してからは5年生のクラスに在籍。両親と暮らしていた頃はバレエを習っていた。住んでいる岬に「子狐岬」と名付ける。また、神楽囃子に驚いて逃げた後、つらい気持ちを筆談で「どうしてわたしだけって」「わたし、何も悪いことしてない」と話した。
巻尾玲子(まきお れいこ)
萌花の同級生で、自宅は高台にあるため津波の被害に遭わなかった。神楽では「鳥舞」を踊る。親友(神楽でも仲間)で、神奈川県に転居した香奈から、約束した手紙が来ないことを気にしていた。
玲子の兄
中学生で、名前は出てこない。神楽では獅子頭を手に付ける「権現舞」を踊る。
玲子の祖父
元は網元だった大きな家に住む。三つ窯稲荷の氏子総代で、秋祭りは開きたいと神楽の稽古を再開する。キワにマキリは分家にやったと教えた。
吉井さん
家が津波の被害に遭わず、震災の食事ボランティアをしている女性。キワたちが転居した家は彼女のおばの家だった。震災で親を亡くした子どもの親代わりもしている。
河童
岩手県内の川に住む河童で、キワの家に来たのは北上川雫石川・豊沢川・猿ヶ石川馬淵川と記される。体色は緑ではなく「赤黒いような色」である[10]馬淵川の河童は萌花が話せないと聞いて「そりゃ、かわいそうになぁ。ゆったりかまえていれば、今に声もでるんだし。心配することはねぇんだぞ」と話し、素直に同情して励ます言葉に萌花は泣きそうになった。
田中のお地蔵様
盛岡市にある地蔵(実在[11])。体が大きいため[注釈 8]、狐崎に飛んできたときには「こぶ」が現れたと噂になった。キワから大きな体で動くと騒動になるので、これからは来ないようにと言われる。
うん角(うんづの)
宮城県気仙沼市の一景島神社にいる、角の生えた狛犬(実在[12])。体のない権現(獅子頭)が乗り移って狐崎に飛来し、萌花を助け、街の人たちに声をかけたりした。もう一頭の「あ角」も狐崎に飛来。
小福(こふく)
 吉井さんがキワたちの家に連れてきた雄の縞猫。来たときには痩せていたが[13]、梅雨明け近くには肥満体になり「チェシャ猫そっくりになった」と記されている[14] 。命名はキワで、飼い猫にはずっと同じ名を付けていると話す。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/岬のマヨイガ

感想

本作はフジテレビが企画する『フラ・フラダンス』と同じ「ずっとおうえん。プロジェクト2011+10…」の第一作として制作された、柏葉幸子(かしわば さちこ)さん原作の『岬のマヨイガ』を原作に、制作された映画だそうです。

 

芦田愛菜(あしだ まな)ちゃん演じる主人公のユイという家出少女は、家出先で被災してしまい、迷い込んだ避難所で両親を交通事故で失ったことで失語症になってしまったひよりちゃんと、不思議なおばあちゃんキワさんと出会い一緒に暮らすことになり物語は始まります。

引用元:映画『岬のマヨイガ

2人はキワさんの後について行き、岬の古民家にたどり着くのです。

ですが、その古民家は普通の家ではなく、遠野物語などで名高いマヨイガだったのですよ(*´▽`*)

引用元:映画『岬のマヨイガ

マヨイガとは、訪れた者に富みをもたらすという東北、関東地方に伝わる妖怪?のようなものですね。

三人は疑似家族ながらも、今まで得られなかった暖かな日常を送るのです。

ですが、そんな幸せな日々は長く続かず、ちょっと強引な展開に感じますが、封印されていた「アガメ」という海蛇のような人の負の感情を食べて巨大化する妖怪との戦いに巻き込まれて行くのです(^▽^;)

 

話を起承転結にまとめ、登場人物の成長を描くためには敵役が必要になるのはわかりますが、本作に関しては『夏目友人帳』のような淡く儚い感じにならなかったかな……と感じましたね……( ̄▽ ̄)

物語の後半は『うしおととら』のようなバトル漫画の展開なんですよね(^▽^;)

引用元:映画『岬のマヨイガ

様々な妖怪が戦うというのは、それはそれで面白いのですが……本作に関しては「これじゃないんだよな……」という感じがするのです(-_-)

中でも、キワおばあちゃんが一人で、アガメに立ち向かうシーンはシュール過ぎるのです(^▽^;)

「こんな化け物にどうやって勝つんだ……」という絶望感を視聴者に見せつけるには成功していると思いますが( ̄▽ ̄)

 

と、まあ物語後半からは『うしおととら』や『平成狸合戦ポンポコ』のような妖怪大戦のバトル漫画路線に変わってしまいますが、その戦いのおかげで、ユイちゃんは毒親からの精神的な解放と、失語症になっていたひよりちゃんが言葉を取り戻すなどの、盛り上が場面を作ることができ綺麗にまとまっている物語になっています('◇')ゞ

予告

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