ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

邦画 歴史/ドラマ『天外者』「名もいらぬ、実もいらぬ、ただ未来のために」

引用元:tengaramon-movie.com

ストーリー

江戸末期、ペリー来航に震撼した日本の片隅で、新しい時代の到来を敏感に察知した若き二人の青年武士が全速力で駆け抜ける ——
五代才助(後の友厚、三浦春馬)と坂本龍馬(三浦翔平)。二人はなぜか、大勢の侍に命を狙われている。日本の未来を遠くまで見据える二人の人生が、この瞬間、重なり始める。攘夷か、開国かー。五代は激しい内輪揉めには目もくれず、世界に目を向けていた。そんな折、遊女のはる(森川葵)と出会い「自由な夢を見たい」という想いに駆られ、誰もが夢見ることのできる国をつくるため坂本龍馬岩崎弥太郎西川貴教)、伊藤博文森永悠希)らと志を共にするのであった ——

引用元:https://tengaramon-movie.com/main.html

登場人物・キャスト

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/天外者

感想

三浦春馬さんの遺作となったのが本作『天外者(てんがらもん)』です。

三浦春馬さんは「五代友厚」という西郷隆盛大久保利通と共に幕府倒幕に貢献し、後に大阪商法会議所を設立、商工業の近代化に尽力した人を演じています。

正直……映画としての完成度は大河ドラマの総集編のような感じで、世界観のディテールもチープで、ひいき目に見てもあまりよくないと思います(^▽^;)

 

内容は『青天を衝け』の渋沢栄一のような感じで、激動の時代を生きた波乱万丈な人生は、話題に事欠かず面白いのですが……話題に事欠かないことが裏目に出ています……。

一人の人間、それも偉人の人生を1時間30分の尺にまとめるなんて無茶ですよね……(-_-;)

五代の幼少期から49歳で亡くなるまでの人生を、ギュギュっとまとめて、人生のターニングポイントだけが断続的に描いているんですよ(^▽^;)

 

そのため一場面が描かれたら、何年も飛んでしまうこともざらにあり、五代の年表を頼りに観ていたのですが、一気に話が飛んでしまうために人生のどのあたりが描かれているのかわからずに混乱してしまいました(>_<)

これは、大河ドラマでゆっくりやる構成ですって(^▽^;)

 

と色々、批評していますが、こういう偉人たちの物語は好きですよ。

何より三浦春馬さんの遺作ということを知っているので、心理的三浦春馬さんの演技から感じられる迫力が段違いで、ただ観ているだけで泣けてしまうんですよね(T~T)

悲しいです( ;∀;)

でも、画面の中では三浦春馬さんは生きている。

誰かが言っていました。

「人は二度死ぬ。一度目は肉体が滅んだとき。二度目は人々の記憶から忘れ去られたときだ!」と。

ありきたりなセリフではありますが、三浦春馬さんはみんなの心に生きています(´-人-`)

予告

www.youtube.com