ストーリー
ケビン・コスナーなど豪華俳優陣が出演した実録映画。禁酒法時代のアメリカ・シカゴ。闇酒場を横行させるなどその地区を牛耳るギャングのボス、アル・カポネを逮捕しようと政府から派遣されてきたネスの奮闘を描く物語。
引用元:https://filmarks.com/movies/14546
1930年、禁酒法下のシカゴ。財務省から派遣された特別捜査官エリオット・ネスは街を牛耳るギャングのボス、アル・カポネに敢然と戦いを挑む。ベテラン警官のマローンを始め、射撃の名手ストーン、税理士のウォレスといったメンバーに支えられ、ネスの捜査が始まる。しかし巨悪カポネの差し向けた殺し屋によって、ひとり、またひとりと犠牲者が……。かつてテレビドラマでも人気を博したアクション・ロマンを映画化。ケビン・コスナーはこの作品で一躍トップスターに。そしてデ・ニーロがまたも肉体改造に挑戦。
引用元:https://eiga.com/movie/4231/
登場人物・キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |||
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フジテレビ版 | テレビ朝日版 | ソフト版 | テレビ東京版 | ||
エリオット・ネス | ケビン・コスナー | 根津甚八 | 山寺宏一 | 大塚芳忠 | 津嘉山正種 |
ジム・マローン | ショーン・コネリー | 若山弦蔵 | 有川博 | 坂口芳貞 | 若山弦蔵 |
ジョージ・ストーン | アンディ・ガルシア | 江原正士 | 佐久田修 | 山野井仁 | 平田広明 |
オスカー・ウォレス | チャールズ・マーティン・スミス | 富山敬 | 牛山茂 | ||
アル・カポネ | ロバート・デ・ニーロ | 小林清志 | 池田勝 | 小川真司 | |
フランク・ニッティ | ビリー・ドラゴ | 小島敏彦 | 中田和宏 | 西凜太朗 | |
マイク・ドーセット署長 | リチャード・ブラッドフォード | 今西正男 | 藤本譲 | 大塚周夫 | |
ウォルター・ペイン | ジャック・キーホー | 北村弘一 | 千田光男 | 小形満 | 水野龍司 |
帳簿係ジョージ | ブラッド・サリヴァン | 谷口節 | 立木文彦 | 小島敏彦 | |
キャサリン・ネス | パトリシア・クラークソン | 安達忍 | 佐藤しのぶ | ||
蝶ネクタイの男 | ヴィトー・ダンブロシオ | 池田勝 | 宝亀克寿 | ||
スクープ | スティーブン・ゴールドステイン | 立木文彦 | 檀臣幸 | 桐本琢也 | |
アンダーソン警部補 | ピーター・エイルワード | 大塚明夫 | 星野充昭 | 小谷津央典 | 檀臣幸 |
地方検事 | クリフトン・ジェームズ | 滝口順平 | 緒方賢一 | 辻親八 | 滝口順平 |
カナダ騎馬隊長 | ロバート・スワン | 中庸助 | 水野龍司 | ||
市会議員 | デル・クローズ | 島香裕 | 稲葉実 | ||
ブラックマー夫人 | コリーン・ベイド | 鈴木れい子 | 小林優子 | 滝沢久美子 | 登場シーンカット |
ネスの娘 | ケイトリン・モンゴメリー | 坂本真綾 | 川田妙子 | 奥島和美 | |
判事 | アンソニー・モッカス・Sr | 槐柳二 | 大木民夫 | 稲葉実 | 松井範雄 |
母親 | メロディ・レイ | さとうあい | すずき紀子 | 斎藤恵理 | |
冒頭ナレーション | 谷口節 | 大木民夫 | - | - | |
その他 | 大山高男 稲葉実 山口健 |
長島雄一 青山穣 鈴木正和 |
遠藤純一 小野塚貴志 田尻ひろゆき 清水敏孝 |
辻親八 佐藤晴男 青木誠 佐藤祐四 重松朋 谷井あすか 斎藤恵理 |
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/アンタッチャブル_(映画)
感想
エリオット・ネスの伝記をブライアン・デ・パルマ監督が映画化し『ゴッドファーザー』以来のギャング映画の名作」と評された『アンタッチャブル』。
アンタッチャブルとは、お笑い芸人のコンビ名のことではなく「触れることのできない」という意味の言葉であり、ギャングには警察や法ですら触れることができないということを「アンタッチャブル」という言葉で表しているんですね。
そんな警察や法ですら裁くとのできない「アンタッチャブル」な存在である、ギャングの王アル・カポネを捕まえるために奮闘した男たちの戦いの記録です!
『ゴッドファーザー』が重厚なクラシック音楽だとしたら、『アンタッチャブル』はジャズのようだと例えましょう。
アル・カポネ演じるロバート・デニーロのギャングの演技がすごく様になっていました(≧▽≦)
『ゴッドファーザー2』でヴィトー・コルレオーネの若いころを演じたときは、ギャングなのに上品な印象がありましたが、本作『アンタッチャブル』でのアル・カポネは、ギャングらしい、いい意味での下品さがあって最高です(`・ω・´)b
人情で部下たちを従えているのではなく、暴力によって従えているところなど、ギャングの恐ろしさが上手く表現されていました( ̄▽ ̄)
そんなアル。カポネを捕まえるために、特別捜査員のエリオット・ネス、ベテランの警官のジム・マーロン、名狙撃手のジョージ・ストーン、税理士のオスカー・ウォレス、男4人が協力して、ギャングたちに挑んでいくのです。
↑カッコイイですよね(≧▽≦)
『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』で4人がエジプトへ向けて旅立つ決意を決めるシーン並みにカッコイイです(`・ω・´)b
このギャングたちは『ゴッドファーザー』に登場するような、まだ人情味のあるギャングなどではなく『グッドフェローズ』よりのリアルな女、子供でも平気で殺す仁義のないギャングたちなので、4人の活躍によって追い詰められていく過程は勧善懲悪で痛快なんですね( ̄▽ ̄)
ド派手な戦闘シーンも多く、中でも駅でギャングたちを待ち伏せしていた、エリオットとジョージが階段から落ちるベビーカーを追いかけながらの、ギャングたちとの戦闘シーンはハラハラドキドキです(≧▽≦)
こんなドラマのような出来事が本当にあったのかΣ(・ω・ノ)ノ! と驚いていたら……かなりエリオット・ネスが都合のいいように脚色しているらしく、史実とは別物らしいですが(^▽^;)
実際はこの映画で描かれるような、戦闘もなければ、それほど死者も出ていないようなんですね。
でも、映画にするなら事実をありのまま描くより、このように脚色して描いた方がエンターテインメントとしては面白いので良しとしましょう(≧▽≦)