ストーリー・解説
世界的ヒットを記録した同名ホラーゲームをブラムハウス・プロダクション製作で映画化した。廃墟と化したレストランを舞台に機械仕掛けのマスコットたちが巻き起こす恐怖を描いたホラー映画。
弟が謎の失踪を遂げ、事件の悲しい記憶から立ち直れずにいる青年マイク。妹アビーの親代わりとして生計を立てるため必死に仕事を探す彼は、廃墟となったレストラン「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の夜間警備員として働くことに。「モニターを監視するだけ」という簡単な仕事のはずだったが、妹を連れて深夜勤務に就いたマイクは、かつてそのレストランの人気者だった機械仕掛けのマスコットたちが眼を怪しく光らせながら自ら動き出す姿を目撃。マスコットたちはかわいらしい姿から一転して凶暴化し、マイクや廃墟の侵入者を襲い始める。
「ハンガー・ゲーム」シリーズのジョシュ・ハッチャーソンが主人公マイクを演じ、「カウントダウン」のエリザベス・レイル、「スクリーム」のマシュー・リラードが共演。原作ゲームの開発者スコット・カーソンが製作・脚本に名を連ねる。
2023年製作/109分/G/アメリカ
原題または英題:Five Nights at Freddy's
配給:東宝東和
劇場公開日:2024年2月9日
引用元:https://eiga.com/movie/100533/#:~:text=廃墟と化したレストラ
登場人物・キャスト
- マイク・シュミット(Mike Schmidt)
- 演 - ジョシュ・ハッチャーソン、日本語吹替 - 福山潤[3][4]
- 本作の主人公。廃墟となった「Freddy Fazbear's Pizzaria」で夜間警備を行うことになる。12歳の時、弟のギャレットが目の前で何者かに連れ去られており、それ以来弟と誘拐した犯人を捜し続けている。そして現在、妹のアビーの親権を得たが、安定した仕事に就けず再び家族を失いかけている[5]。
- ヴァネッサ・シェリー(Vanessa Shelly)
- 演 - エリザベス・レイル、日本語吹替 - 宇乃音亜季[3][4]
- 廃墟と化した「Freddy Fazbear's Pizzaria」の警備を長年担当している地元警察官。仕事中に居眠りをするなど警備の仕事を楽観視するマイクを信頼できずにいたが、次第に彼の置かれている状況に共感し、このピザ屋で起きた重要な歴史を彼に打ち明ける。またマイクと共に、怪奇現象を経験することとなる[6]。物語の佳境で、自分がウィリアム・アフトンの娘であることをマイクに告白する。
- アビー(Abby)
- 演 - パイパー・ルビオ、日本語吹替 - 渡辺明佳[3][4]
- マイクの10歳の妹。マイクの仕事が長続きしないせいで心を閉ざし引きこもるようになった結果、妄想に耽り不思議な絵を何枚もの紙に描き出すことを普段の暇つぶしをしている。しかしマイクが警備の仕事を始めると、アビーが描いた絵とピザ屋でおこる怪奇現象の間に奇妙なほどに重なりがあることに気づく[7]。
- ジェーン(Jane)
- 演 - メアリー・スチュアート・マスターソン、日本語吹替 - 野沢由香里[3][4]
- マイクとアビーの叔母。2人と共に暮らして以来、ジェーンは彼らの生活に欠かせない存在になっている。アビーを育てようとするマイクの頼みに反対しており、アビーの世話を他の人へ任せようとしている。しかしジェーンはアビーへの愛情以外に理由はないと主張する[8]。
- スティーブ・ラグラン(Steve Raglan) / ウィリアム・アフトン (William Afton)
- 演 - マシュー・リラード、日本語吹替 - 谷昌樹[3][4]
- マイクの仕事探しを手伝うキャリアカウンセラー。マイクに「Freddy Fazbear's Pizzaria」での夜間警備員の仕事を勧める[9]。その後、彼が児童失踪事件の黒幕であることが判明した。
- マキシン(Maxine)
- 演 - キャット・コナー・スターリング、日本語吹替 - 渡谷美帆[4]
- アビーのベビーシッター兼介護人。周りからは”マックス”の名で知られる。彼女はアビーに気を配りつつも、精神的に不安定になりつつあるマイクが妹の世話をすることができなくなるのではと陰ながら心配している[8]。
- 元は「Freddy Fazbear's Pizzaria」で家族連れの客を楽しませるために設置されていた。しかし廃業後に突如として動き出し、警備の仕事を任された人々を自分たちのガワの中に取り込もうと襲いかかる。
- フレディ・ファズベアー(Freddy Fazbear)
- 演 - ケヴィン・フォスター
- ボニー(Bonnie)
- 演 - ジェイド・キンダル・マーティン
- チカ(Chica)
- 演 - ジェス・ワイス
- フォクシー(Foxy)
- 内骨格が丸見えになっているその見た目から、演者が中に入り動きを演じることはせず、操り人形師により操作されることとなった。操作には6人の操り人形師を要し、顔、頭、胴体、腕、足をそれぞれ別のスタッフにより操作された[10]。声優を務めたのはカレン・ゴフ。
加えて、アメリカ人YouTuberのCoryxkenshinとMatPatがそれぞれタクシー運転手とウェイターとしてカメオ出演している[11]。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ_(映画)#:~:text=『ファイブ・ナイツ・
感想
世界的ヒットを記録した同名ホラーゲームをブラムハウス・プロダクション制作で映画化。
廃墟となったレストランを舞台に、機械仕掛けのマスコットキャラクターたちが巻き起こす恐怖を描いた『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』。
主人公マイク・シュミットは12歳のとき弟を目の前で誘拐されて以来、自責の念に苦しんでいた。
以来、マイクは弟の手がかりを探しながら、妹のアビーを親代わりとして育ててきたが、安定した収入が得られないために、今度は妹まで奪われるかもしれない。
だがマイクは誘拐事件以来、精神不安定で仕事にありつけず、そんなとき廃墟となった「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」というレストランの警備員の仕事を紹介されるが……。
そこには、魂を宿したアニマトロニクスのマスコットキャラクターたちがいた……。
まず最初に思ったのは「この前観た『ウィリーズ・ワンダーランド』や」ですね↓
ですが、どうやら、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』というホラーゲームがあるようで、『ウィリーズ・ワンダーランド』の方がそのゲームを元ネタにしていたようです。
知らない人のために『ウィリーズ・ワンダーランド』のストーリーを簡単に説明すると、ニコラス・ケイジ演じる管理人が、「ウィリーズ・ワンダーランド」というテーマパークの清掃を一晩任されることになり、そのテーマパークにいたアニマトロニクスに襲われますが、すべて返り討ちにして去って行くという痛快なエンターテイメント映画です。
ですが、本作『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』はホラー・エンターテイメント映画であるものの、『ウィリーズ・ワンダーランド』よりもメッセージ性が高く、純粋なホラー映画ではありません。
多少のグロ描写はあるものの、作中に登場するアニマトロニクスたちは怖いというよりもチャーミングで、まるで子供のような可愛らしさが感じられます。
アニマトロニクスの怖さだけなら『ウィリーズ・ワンダーランド』の方が怖い印象ですね(どちらも、実際にいたら怖いですが(^▽^;))。
バニラ、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』のゲームを遊んだことがないので、ゲームの小ネタなどはわからないのですが、ゲームファンの人達からも好評なようで、ゲームを遊んでいたら、もっと楽しめる作りになっているようです。
ちなみに、もし気になった方がおられたら、本作と『ウィリーズ・ワンダーランド』を比べて観るのも面白いと思います( ̄▽ ̄)ゝ