ストーリー
「バットマン」のティム・バートン監督が描く、切ないファンタジー。丘の上の屋敷に住む発明家に作られた、人造人間のエドワード。未完成のまま主人に先立たれたエドワードは、ハサミの手を持っていた。セールスでやってきたペグに連れられ、町に出ることになったエドワードだが……。エドワードをジョニー・デップ、彼が恋をする、ペグの娘キムをウィノナ・ライダーが演じている。
引用元:https://eiga.com/movie/14029/
登場人物・キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
---|---|---|---|
ソフト版 | テレビ朝日版 | ||
エドワード・シザーハンズ | ジョニー・デップ | 塩沢兼人 | 関俊彦 |
キム | ウィノナ・ライダー | 玉川砂記子 | |
キムおばあちゃん | 瀬能礼子 | 前田敏子 | |
ペグ | ダイアン・ウィースト | 鈴木弘子 | 藤田淑子 |
ジム | アンソニー・マイケル・ホール | 堀内賢雄 | 森川智之 |
ジョイス | キャシー・ベイカー | 吉田理保子 | 一城みゆ希 |
ビル | アラン・アーキン | 嶋俊介 | 堀勝之祐 |
ケヴィン | ロバート・オリヴェリ | 合野琢真 | 松岡洋子 |
発明家 | ヴィンセント・プライス | 大木民夫 | 加藤精三 |
ヘレン | コンチャータ・フェレル | 片岡富枝 | |
ジョージ | ビフ・イェーガー | 星野充昭 | 荒川太朗 |
マージ | キャロライン・アーロン | 山田栄子 | |
アレン巡査 | ディック・アンソニー・ウィリアムズ | 池田勝 | |
エスメラルダ | オーラン・ジョーンズ | さとうあい | |
ティンカ | スーザン・ブロンマート | 秋元千賀子 | |
テレビ司会者 | ジョン・デヴィッドソン | 江原正士 | |
隠居老人 | スチュアート・ランカスター | 掛川裕彦 | |
ダフィールド | アラン・ファッジ | ||
心理学者 | アーロン・ラスティグ | 江原正士 | |
孫娘 | ジーナ・ギャラガー | 渡辺菜生子 | 白鳥由里 |
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/シザーハンズ
感想
今でこそ、ふてぶてしいイケオジになったジョニー・デップですが、この『シザーハンズ』のジョニー・デップは初々しいです(´艸`*)
ジョニー・デップのデビュー作は1984年公開の『エルム街の悪夢』らしいく、本作『シザーハンズ』は俳優デビューから6年後の作品にあたります。
ジョニー・デップの名を一躍有名にしたのが本作らしいですね。
さすがジョニー・デップ、この当時からオーラが違いますね( ̄▽ ̄)
手がハサミで奇抜なファッションのエドワードというキャラを完璧に演じています。
こんな奇抜なジョジョ並みの2・5次元ファッションを着こなせるのはさすがですよね(≧▽≦)
そんな、手がハサミの人造人間であるエドワードは、セールスレディであるペグがやって来たことで、ほぼ無理やりにペグの家に連れて行かれて、一緒に住むことになるのです。
ペグの家には、キムというティーンエイジャーの娘がいて、エドワードとキムは次第に惹かれあっていきますが、手がハサミゆえ様々な問題に巻き込まれ……二人は別れることになるのでした。
そして、時は流れ、老婆になったキムがエドワードとの美しい思い出を孫娘に聞かせたところで物語りはいい感じに終わるのです。
作品のコメント欄に「これは美談なのか?」という書き込みもありましたが……(^▽^;)
確かに、よくよく考えてみると、最後のあたりはいい話風に締めていますが、エドワードの立場からすると酷い話なんですよね(^▽^;)
勝手に家に上がり込まれ、連れ去られ、近隣住民に振り回された挙句、殺人にまで手を染めることになり、町の人々に嫌われ、挙句に殺されたことにされて、永遠に続くかもしれない生を一人孤独に生きる羽目にされたんですよ(^▽^;)
とんでもない話でしょ(>_<)
不幸というのは相対的であり、幸福を知らなければ不幸を知ることはないのです。
エドワードは一時の幸福を知ってしまったために、不幸を知ることになってしまったのではないか……?
ツッコミどころ満載ですが、手がハサミであることで引き起こされる『ハリネズミのジレンマ』『ヤマアラシのジレンマ』的な内容は面白いと思いました( ̄▽ ̄)ゞ