ストーリー
ポケットモンスター、縮めてポケモン。 この星の、不思議な不思議な生き物、海に森に町に、その種類は、100、200、300……いや、それ以上かもしれない。 そしてこの少年、そんなポケモンが大好きな、マサラタウンのサトシ。 オーキド博士から最初のポケモン、ピカチュウをもらい、故郷マサラタウンを後にして、バトルアンドゲット、ポケモントレーナーとしての、修行の旅に出たのだった。 幾多の試練を乗り越えて、ポケモンリーグのチャンピオンになる為に、最高のポケモンマスターになる為に、出会いと別れを繰り返し、サトシと、その仲間達の旅は今日も続く。続くったら続く。
引用元:『ポケットモンスター』映画ナレーション
登場人物・キャスト
- ・ピカチュウ
- 声 - 大谷育江
- サトシが最初にもらったポケモンで1番のパートナー。
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詳細は「ピカチュウ (サトシのポケモン)」を参照
- ・カスミ
任天堂が1996年に発売した『ポケットモンスター 赤・緑』が大ヒットしたことから、この『ポケットモンスター』の歴史は始まりました。
『赤・緑』の大ヒットを期して1997年にアニメ化、ゲーム・アニメともに絶大な人気を維持し続けて現代まで約26年、今までアニメ8シリーズ、全1200話以上が放送された国民的アニメ『ポケットモンスター』の最終章です!
とうとう、とうとう、とうとう! 1997年からアニメ初代無印『ポケットモンスター』が始まり、26年の歴史に幕を下ろすのです。「いったいいつ、サトシはポケモンマスターになって終わるんだ」と思っていたら、とうとう終わるのです!
どんなに長い物語でも、いつかは終わりが来るのですね(T_T) 最終章の予告を観ただけで泣きそうになりましたよ;つД`) 感慨深いものがありますよね。思い返せば、バニラが初めてポケモンを遊んだのはダイヤモンド・パールでした。
それから、プラチナ→ソウルシルバー→ホワイト→ブラック2と遊び、ポケモンから離れていましたが、今回終わる終わる詐欺ではなく、本当にサトシを主人公にしたポケモン・シリーズが終わるということで『ポケットモンスター めざせポケモンマスター』を何年振りか観ました。
ブラック・ホワイトまでのポケモンたちはまだわかるのですが、もう最近のポケモンはさっぱりです(^▽^;) 本作はそんな『ポケットモンスター』の最終章ですが、後日譚のような感じで最終章らしいドラマチックな展開があるわけではありませんでしたね。
ただただ、サトシと初代無印の仲間タケシとカスミたちと合流し、故郷に帰るまでの旅路が描かれるのです。その帰路で様々なポケモンたちと出会い、歴代の仲間たちと再会し、伝説ポケモンのラティアスとラティオスたちを救う話が一番の盛り上がりどころで、真の最終回と呼べるのは、『ポケットモンスター(新無印)』で歴代最強のチャンピオンと評されるダンデを倒した話になると思われます。
「俺たちの戦いはこれからだ!」的なラストでしたが、ポケモンらし終わり方だったと思いますよ。強いていうなら、初代ライバルにして、サトシの一番のライバルであるシゲルと再戦して欲しかったということですかね(^▽^;)
最後はシゲルと対戦して終わるだろうと期待していたら、シゲルは「チャンピオンになった君は、どこまでポケモンマスターに近づけたかな」という問いをするだけで、去ってしまうのは残念でした。
サトシはシゲルに言われたことを考え、どこまでポケモンマスターに近づけたのか考えるのです。ここで26年間明かされなかった、ポケモンマスターの定義が明言されます。
サトシは最強のチャンピオン・ダンデを倒して、チャンピオンになりポケモンマスターになったと思っていましたが、サトシの言うポケモンマスターの定義は
「世界中全部のポケモンと友達になりたい。それがきっとポケモンマスターってことなんだ。ピカチュウ、いつか俺がポケモンマスターになった時、そこにいてくれよな」ということだったみたいです。
つまり、サトシにとってのポケモンマスターの定義は「世界中全部のポケモンと友達になること」。つまり、全国図鑑のフルコンプ! ポケモンをプレイしたことがある人ならわかると思いますが、全国図鑑のフルコンプがどれだけ大変なことかおわかりですよね(^▽^;)
新たな目標を胸に、サトシは次なる旅に出るところで、26年の歴史は完結するのです。いや~、アニメが放送開始された当時では、ここまで続くことになると誰が予想できたでしょう。
四月から始まる『ポケットモンスター』は↓この二人に主人公が変わり
サトシたちでは描けなかった新たなポケモン世界が描かれることでしょう。多くの人にとって、ポケモンとは青春であり、人生であり、親から子、子から孫へこれからも受け継がれていく作品です。サトシ、26年間お疲れ様でした('◇')ゞ