ストーリー・解説
YouTubeで恐怖動画を配信する人気チャンネル「ホラータイムズ」が一般からの参加者を募り、コンジアム精神病院への潜入を計画する。“402号室の呪い”など数多くの都市伝説を生んだこの心霊スポットの内部をくまなく探索し、その模様をライブ中継しようというのだ。「ホラータイムズ」の主宰者ハジュンを隊長とする7人の男女は、いくつものカメラやドローン、電磁検出器といった機材を現地に持ち込み、深夜0時に探索を開始。100万ページビューを目標に掲げるハジュンが仕掛けた用意周到な“演出”も功を奏し、サイトへのアクセス数は順調に伸びていく。しかし院長室、シャワー室と浴室、実験室、集団治療室を探索するうちに、ハジュンの想定を超えた原因不明の怪現象が続発。やがて悪夢の迷宮と化した病院内を泣き叫んで逃げまどうはめになった隊員たちは、世にもおぞましい“402号室の呪い”の真実に触れることに......。
引用元:Amazon
CNNが選出した世界7大心霊スポットにも数えられた実在の廃病院「コンジアム精神病院」を舞台に、忌まわしい場所に足を踏み入れた若者たちの運命をPOV形式で描いた韓国製ホラー。YouTubeで恐怖動画を配信する人気チャンネル「ホラータイムズ」が一般参加者を募り、数々の都市伝説を生んだ心霊スポットであるコンジアム精神病院からのライブ中継を計画する。主宰者ハジュンを隊長とする7人の男女は、いくつものカメラやドローン、電磁検出器といった機材を持ち込み、深夜0時に探索を開始。ハジュンが仕掛けた演出も功を奏し、サイトへのアクセス数は順調に伸びていくが、次第にハジュンの想定を超えた怪現象が次々と起こり始める。キャストに小型カメラを装着して大半のシーンを彼ら自身に撮影させるという手法をとり、リアリティと臨場感を追求した。
2018年製作/94分/G/韓国
原題または英題:Gonjiam: Haunted Asylum
配給:ブロードウェイ
劇場公開日:2019年3月23日
引用元:https://eiga.com/movie/90040/
登場人物・キャスト
俳優(役名) | 日本語吹替 |
---|---|
ウィ・ハジュン | 平川大輔 |
パク・ジヒョン | 下田屋有依 |
オ・アヨン | 阿部彬名 |
ムン・イェウォン(シャーロット) | 水瀬郁 |
パク・ソンフン | 加藤ルイ |
ユ・ジェユン | 塩見宗真 |
イ・スンウク | 雨澤祐貴 |
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/コンジアム
感想
YouTubeで恐怖動画を配信する韓国の人気チャンネル「ホラータイムズ」は一般から参加者を募った7人で、アメリカのニュース専門チャンネルであるCNNが選出した、『世界7大禁断の地』のひとつ韓国の「コンジアム精神病院」に向かう。
そして、開ければ死ぬと噂される402号室の内部を撮影することを目的に、現場をライブ配信することになるが……。
到着そうそう怪奇現象が次々に起こり、ビュー数は順調に伸びていくが……実は怪奇現象の数々は主催者でるウィ・ハジュンが仕掛けたやらせだった。
かに思われたが、ハジュンの仕掛けにない怪奇現象が起こりはじめ……仲間は一人、また一人と姿を消していく……。
いわゆる『触らぬ神に祟りなし』系の物語ですね(^▽^;)
その場所に行きさえしなければ、なんの問題も起こらないのですが、人間の『好奇心は猫をも殺す』のです。
韓国の京畿道広州市には、最恐の”心霊スポット”といわれる『コンジアム(昆池岩)精神病院』が実在しているそうです。
その『コンジアム精神病院』は、戦時中、旧日本軍により拷問や処刑の目的で建てられ、戦後は精神病院として開院したそうですが、大勢の患者が不可解な死を遂げ、院長が失踪もしくは自殺し、閉鎖後に幽霊の目撃情報が絶えないそうです。
なぜ、大勢の患者が不可解な死を遂げたのか?
院長はどうしてしまったのか?
402号室とはなんだったのか?
すべて明かされないまま、物語が終わってしまったのでモヤモヤが残ってしまいました。
まあ、実際にあったことらしいので、下手に原因究明、解決などはできないと思うので、このラストが妥当だと思います。
日本にも知らない人はいないというほどの有名な心霊スポットがありますが、その韓国版ということで、本作は『箪笥』に続き韓国歴代ホラー映画で2位を記録したそうです。
YouTubeでのライブ配信形式、ドキュメンタリー調のPOV(主観映像)で描くことで、まるで自分がその場にいるような臨場感が感じられるでしょう。
ホラー映画としてはあまり怖くないかもしれませんが、実際に『コンジアム精神病院』の歴史と、その悲惨な事件があったということが一番のホラーだと思います。
『コンジアム精神病院』の歴史を知ると、やっぱり本当に怖いのは人間なのかもしれないと改めて思いました。