ストーリー・解説
ホラー雑誌「殺人鬼マニア」の編集者ジョエルは、ある夜怪しげなバーに迷い込む。泥酔して目を覚ますと、閉店後の店の奥から声が聞こえる。それは参加者が自らの体験を話し悩みを打ち明けあう、殺人鬼たちの集会だった。遅刻した参加者と間違われ招き入れられたジョエルは、その知識で殺人鬼のふりをしてやり過ごそうとするが、すぐにバレてしまう。「ジョエルを、誰がどうやって始末するか」でもめ始める殺人鬼たち。隙をついて逃げ出すジョエル。果たしてジョエルは生きて帰ることはできるのか⁉(C)VICIOUS FUN PRODUCTIONS INC.2020 ALL RIGHTS RESERVED
登場人物・キャスト
ステファニー・コープランド
エバン・マーシュ
アンバー・ゴールドファーブ
アリ・ミレン
ジュリアン・リッチングス
ロバート・メイレット
ショーン・バエク
アレクサ・ローズ・スティール
マーク・ギブソン
クリストファー・ボウマン
ジョン・フライ
デビッド・ケックナー
引用元:https://eiga.com/movie/95520/
感想
ホラー雑誌「殺人鬼マニア」の編集者ジョエルは、ある怪しげなバーに迷い込む。
泥酔して目を覚ますと、閉店後の店の奥から話し声が聞こえ、向かってみると、そこでは5人の殺人鬼たちが悩みを打ち明ける集会が開かれていた。
一般人であることがバレたら殺されてしまう……ジョエルはその場の流れで、殺人鬼の役を演じることになり……生きてこの集会を脱出することはできるのか⁉
という、面白そうなワンアイデアから考えたような物語です。
アイデアとしては、とても面白そうですよね(´艸`*)
まるで『ドラゴンボール』のミスター・サタンのように、『ワンパンマン』のキングのように、嘘をつくことによるギャグが描かれ、ホラーマニアの知識を活かして、すごい殺人鬼を演じるだろうとワクワクしますよね。
ですが……予想に反して、すぐにバレてしまうのです(^▽^;)
あれ……バニラの期待していた展開と違うぞ……。
これじゃあ、主人公がホラー(殺人鬼)マニアである必要性があまりありません。
そのようにバニラと同じことを思った人が多いようで、本作は評価が低くなっているようです。
観客の予想を裏切るのは悪いことではありませんが、物語の展開としてはバレるのは最後の最後にして、もう少し殺人鬼のフリをすることで生じる緊張感と笑いをとった方が、素人意見としては面白くなった気がします。
まあ、それは部外者だからいえることで、実際にその展開を書こうと思ったら、色々難しいと思うので、バニラはどんな展開になろうと文句はありません。
目の付け所としては面白い作品なので、この映画の設定をヒントに、違う映画が作られそうなポテンシャルを秘めていると思いました。