ストーリー・解説
スーパーマンの死から数ヶ月後、米国政府の高官アマンダ・ウォラーは新たなるメタヒューマンへの対抗策として死刑や終身刑になって服役していた犯罪者を減刑と引き換えに構成員とした特殊部隊タスクフォースX、通称「スーサイド・スクワッド」を結成する[3][4]。メンバーはベルレーブ刑務所に収監されている殺し屋のデッドショット、元精神科医のハーレイ・クイン、元ギャングのエル・ディアブロ、強盗のキャプテン・ブーメラン、遺伝子の突然変異したキラー・クロック、縄を使う暗殺者のスリップノットなど危険な犯罪者から選ばれた。彼らはリック・フラッグ大佐の指揮下に置かれて米国政府のためにリスクの高いミッションに使い捨てとして利用される。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/スーサイド・スクワッド_(映画)
「バットマン」や「スーパーマン」などと同じDCコミックスに登場する悪役たちがチームを組んで戦う姿を描くアクション作品。バットマンをはじめとするヒーローたちによって投獄され、死刑や終身刑となった悪党たちが、減刑と引き換えに「スーサイド・スクワッド(自殺部隊)」の結成を強制され、危険なミッションに挑む。ウィル・スミスや「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のマーゴット・ロビー、「ロボコップ」のジョエル・キナマンら豪華キャストが共演。バットマン最大の宿敵として知られ、これまでにジャック・ニコルソン、ヒース・レジャーが演じてきたジョーカーを、「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー賞を受賞したジャレッド・レトが新たに演じる。監督は「フューリー」のデビッド・エアー。
2016年製作/123分/G/アメリカ
原題または英題:Suicide Squad
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2016年9月10日
引用元:https://eiga.com/movie/82348/
登場人物・キャスト
百発百中の腕前を持つ世界最強のヒットマン。銃機器の達人で、射程は4km。離婚した妻との間にゾーイという娘がいる。かつてはゴッサムシティを拠点にあらゆる犯罪組織に雇われてきたが、バットマンに囚われベル・レーヴ刑務所に収監された。
アーカム・アサイラムに勤める精神科医で穏やかな性格だったが、ジョーカーのセラピー中に彼に惚れてしまい脱獄を手助けする。精神的・肉体的な改造やショック療法を経験してからは感情面が歪められて、サディスティック・殺人的・子供のようなサイコパスになり目的達成のために手段を選ばない性格になった[6]。
プロデューサーのリチャード・サックルはキャラクターについて「楽しい人気者で、狂っている。彼女がしでかす様々なことを説明するのには形容詞が足りなくなる」と述べた[7]。ロビーは「彼女は部隊の中では一番扱いやすい」、ジョーカーとの関係については「恐ろしく機能不全な状態。文字通り、彼に関して狂っている。彼女は狂っていて彼のことを愛してる。本当に不健康で壊れた関係であるが、夢中になれる」と述べた[8]。
ジャレッド・レトはキャラクターについて「シェイクスピアに近い」や「美しい災厄」と述べている[9]。ジョーカーを演じることについて「深くのめりこんだ。他にないような機会だった。このような心理的なゲームをやるのは楽しかった一方、大きな苦痛も伴った」と述べている。また、監督のエアーとはサイコパスについて話し合った。レトは体形から心まで役になりきるので、ウィル・スミスによると「『レト』に会うことは一度もなかった」という。レトは役作りの期間中は独りで過ごし、ゴスペルに聞き入り(レト曰く「ジョーカーは周りに思われているより年上かもしれない」)、シャーマニズムの文献も読んだという。ジョーカーの外見についてメキシコの麻薬カルテルのボスと、映画監督のアレハンドロ・ホドロフスキーの作品から影響を受けている。体に入っているタトゥーの数々は、監督の「ジョーカーに現代的なギャングスターのような外見を合わせる」という意図により加えられたものである[10]。
最初はトム・ハーディがキャスティングされていたが、スケジュールが合わずに降板した。
エアー監督は彼女のキャラクターに満足しており、精神面と強靭さに関して「力強い黒人女性で丈夫、その気になれば即座に銃を手に取って人を撃つ」「悪に対しては情け容赦ない。彼女の強みはその知性と罪悪感の欠落」と述べた。エアー監督はアマンダ・ウォラーという役を作るために、M.E.トーマス著「ソシオパスの告白」を読んだ。
殺傷力の高いブーメランを扱う強盗。作中より前に銀行強盗をしていたが、オーストラリアで襲う銀行が無くなった為アメリカへと渡った。強盗殺人を行っていた所をフラッシュに捕まえられ収監された。仲間とは組めない質だったが、スーサイド・スクワッドとメンバーと行動を共にすることで少しずつ変わっていく。ぬいぐるみフェチで、ユニコーンのぬいぐるみを持ち歩いている。
コートニーは彼を「真にだらしない人間」、監督からの最初の命令は「自分の心の中に隠されたクソ野郎を見つけろ」だと述べた。
ロサンゼルスギャングの元一員。炎を召喚して巨大な悪魔に変身する能力を持つメタヒューマン。
妻と子供を誤って殺したため、自ら警察に投降した。
ヘルナンデスは彼のキャラクターを他のメンバーとは違うようにしており「他のメンバーが獄中から外へ出て殺しを楽しむ一方、彼は戦いから身を置いている」と述べた。
爬虫類に退行する隔世遺伝に苦しむメタヒューマンのスーパーヴィラン。超人的な身体能力と怪力、強靭な肉体、水の中で呼吸する能力を持つ。ワニのような肌はマシンガンの弾丸や皮膚の摩耗に耐えられる。バットマンに街を追い出されて以来、安住の地を探していたが見つからず、地下にて生きていたが、収監されてしまった。
強力な魔女に取り憑かれた考古学者。何千年もの間封印されていた古代の邪悪な魂が探検家のジューン・ムーンによって解放される。エンチャントレスは部隊のメンバーではないが、その強力な力がアマンダ・ウォラーの目を引いた。彼女の心臓をアマンダに奪われている。
デルヴィーニュは彼女について「古代の魔女で、野性的」と述べた。
日本人の暗殺者で、カタナは彼女のコードネーム。師匠に剣術と格闘術を幼い時から習い、古代の流派において高い次元に達している。リック・フラッグのボディガードとして部隊中で唯一、部隊に志願したメンバーである[13]。彼女の持つ刀は魂を吸い取る妖刀であり、その鞘には死んだ夫を想う旨の言葉が記されている[10][14]。
縄を使う暗殺者。使っている縄はとても頑丈で、自らが開発した新素材のものである。また、銛をくくりつけた縄を壁の上方に発射する銃を持ち、それを利用して建物に上ることもできる[15]。キャプテン・ブーメランに唆されて脱走を試みるも、首に埋め込まれた爆弾によって殺害される。
光速移動能力を持つメタヒューマンのヒーロー。キャプテン・ブーメランとは面識があり、強盗殺人を行った彼を投獄した。
グリッグス
ベルレーヴ刑務所の看守長。
ミッドウェイ・シティに投入されたネイビーシールズチームの大尉。フラッグの副官的存在。
ゾーイ
デッドショットの娘。11歳。
グレイス
ジョニー・フロスト
モンスターT
ジョーカーとビジネス関係にあるギャング。
エンチャントレスの弟。
ウォーラーがブルース・ウェインへ渡すメタヒューマンについて記されたファイルに載っている人物。
コワルスキー
フラッグ率いるSEAL隊員の1人。アルファ・チーム所属。なお、演じるケヴィン・ヴァンスは本作のミリタリー・アドバイザーを務めており、エアー監督と組むのは4度目。
デクスター・トリヴァー
看守
ベルレーヴ刑務所の看守。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/スーサイド・スクワッド_(映画)
感想
スーパーマン亡き後、米国政府の高官アマンダ・ウォラーは新たなるメタヒューマンへの対抗策として死刑や終身刑になって服役していた犯罪者を減刑と引き換えに構成員とした特殊部隊タスクフォースX、通称「スーサイド・スクワット(直訳すると『自殺部隊』)を結成する!
いわゆる、毒を以て毒を制そうと考えたわけです。
倫理道徳には引っかかるでしょうが、考え自体は間違っているとはいえませんよね(^▽^;)
例えるなら『ハンニバル』シリーズのハンニバル・レクター博士のような感じで、制御さえできれば、ヴィランへの対抗策となりそうですし。
ですが、制御が難しい。
アマンダは、犯罪者たちの弱みに付け込み、首に爆弾を埋め込むことで、制御を試みます。
そんなこんなで、スーサイド・スクワットはテロ鎮圧任務に向かわされるのですが、現場に到着してみるとテロではなく、封印から目覚めたエンチャントレスというヴィランの引き起こした事件だったのです。
敵の敵は味方というか、そのピンチにスーサイド・スクワットと政府は協力して、エンチャントレスに立ち向かうことになるのです。
本作は賛否両論が激しいようですが、バニラは好きです。
確かに、ストーリーはちょっと訳のわからないというか、強引と思う箇所もあるのですが、悪役たちがチームを組んで戦うというアイデアは最高に面白い!
例えるなら『ハンターハンター』でいう「幻影旅団」、『ナルト』でいう「暁」、『ワンピース』でいう「王下七武海」のように厨二心を刺激されます( *´艸`)
「幻影旅団」や「暁」や「王下七武海」の人気をみてもわかるように、大衆は悪キャラやサイコキャラに惹かれるんですよ。
少年漫画で悪キャラが主人公以上に人気になる作品が多いのもそのためでしょう。
スーサイド・スクワットのキャラクターのデザインはみんな立ってますし、特にハーレークインのキャラデザだけで、観たいと思える映画です( ̄▽ ̄)ゝ
予告
www.youtube.com