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映画 アクション/ドラマ『ランボー』「てめーはおれを怒らせた!(#・`д・´)ノ」

引用元:amazon.co.jp

ストーリー・解説

シルベスター・スタローン主演でベトナム帰還兵ランボーの孤独な闘いを描き、「ロッキー」シリーズと並んでスタローンの代表作となった名作アクション映画。

1981年、ワシントン州ベトナム戦争の帰還兵ジョン・ランボーはかつての戦友のもとを訪ねるが、彼は戦場で使用された化学兵器の後遺症によって既に他界していた。その後、ランボーは食事を摂ろうと訪れた町で警官から難癖をつけられて理不尽にも逮捕され、警察署で屈辱的な仕打ちを受ける。ついに怒りを爆発させたランボーは、署内の警官たちを打ち倒して山奥へ逃亡。帰還兵に冷たく当たる国に対してたった1人で立ち向かうことを決意し、数百人もの警官隊を相手に壮絶な戦いを繰り広げる。

スタローンがスタントなしで激しいアクションシーンを自ら演じ、「暗くなるまで待って」のリチャード・クレンナが共演。作家デビッド・マレルのベストセラー小説「一人だけの軍隊」を原作に、「荒野の千鳥足」のテッド・コッチェフ監督がメガホンをとった。

1982年製作/93分/G/アメリ
原題または英題:First Blood
配給:ファインフィルムズ
劇場公開日:2024年10月25日

その他の公開日:1982年12月18日(日本初公開)

引用元:https://eiga.com/movie/50609/

登場人物・キャスト

ジョン・ランボー
本シリーズの主人公で、ベトナム帰還兵。グリーンベレーの元隊員。戦闘のプロフェッショナルだが、作中では相手を殺さないように手加減するなど冷酷ではない。戦争で功績を残した優秀な兵士。しかし、帰国後は国民から疎まれ、仕事に就けていない。また戦争での悲惨な記憶がフラッシュバックして苦しんでいる。
サミュエル・トラウトマン
大佐。ランボーの上官。ランボーの理解者として捜査に加わる。
ティーズル
保安官。流れ者のランボーを目の敵にして不当な理由で逮捕したが逃げられ、追跡する。ランボーに対してトラブルを起こしたことが事件の発端となる。
カーン
州警察長。
クリント・モーガン
中尉。
ガルト
保安官。ランボーに対して露骨な虐め行為を行う。逃走したランボーを追った際にヘリコプターに乗り込むが、生け捕りにするというティーズルの指示に背いてランボーを狙撃するうち、谷川へ転落して死亡する。
ミッチ
保安官。
ウォード
ティーズルの部下。
バルフォード
ティーズルの部下。
レスター
ティーズルの部下。ランボーが保安官事務所から脱出する際にランボーと鉢合わせし、顔面に肘打ちを喰らわされ怪我を負う[4]。以降の登場では鼻にテーピングを巻いている。
オーヴァル
保安官。
シングルトン
ティーズルの部下。
プレストン
ティーズルの部下。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ランボー

感想

プロローグ

1981年12月のワシントン州

ベトナム帰還兵ジョン・ランボーは、ベトナム時代の戦友を訪ねて山間の田舎町を訪れる。

しかし戦友は戦争で浴びた化学兵器の後遺症で癌を患い、既にこの世を去っていた。

戦友宅を辞去し、食事をとるため街へ入ったランボーに、保安官ティーズルが声をかける。

ティーズルはランボーがトラブルを起こしそうな身なりや顔つきだと判断し、偏見から街を素通りして出ていけと高圧的な態度で告げ、ランボーをパトカーに乗せて市街地の外れへと追い出す。

それでも来た道を戻り街へ入ろうとするランボーを、ティーズルは公務執行妨害とサバイバルナイフ所持で逮捕し保安官事務所へと連行する。

保安官達との戦闘

事務所の取調室に入れられたランボーに、ベトナム時代に囚われの身になった時の体験がフラッシュバックする。

取調べにあたる保安官達はフラッシュバックにより沈黙するランボーに対し、取り調べに協力的でないとして高圧的に接し、小突いたり消防ホースからの噴流を浴びせるなど拷問じみた嫌がらせ行う。

そしてランボーの髭を剃ろうと羽交い締めにし、シェービングクリームも付けずにその顔へ剃刃を近づけた瞬間、ランボーの脳裏に、かつてベトナムで受けた拷問の様子が鮮明に蘇ってくる。

その場にいた保安官助手全員を素手で叩きのめし、ランボーは没収されたナイフを奪い返して山中へと逃走する。

ティーズルは部下を率いて山狩りを開始し、絶壁まで追い詰める。

しかしヘリに乗っていた保安官助手が独断でランボーの射殺を図り、身を守ろうとしたランボーが投げた石によって動揺したヘリから転落し、命を落とす。

「これは事故だ、彼を殺す意志はなかった」と戦闘の停止を呼びかけるランボーに対し、死んだ保安官助手の独走を知らないティーズル達は仇討ちとばかりに発砲。

これをきっかけにランボーは反撃へと転じ、グリーンベレー仕込みのゲリラ戦で保安官助手達を1人ずつ無力化し、最後に残ったティーズルの喉元にナイフを突き付けて「この山では俺が法律だ」と言い残し山へと姿を消す。

しかしティーズル達は諦めてはいなかった。

ランボーと州警察・州兵によって組まれた軍隊の戦い発展していく……。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ランボー

ランボー』シリーズの記念すべき第一作目。

ディヴィド・マレルのデビュー小説『一人だけの軍隊』の映画化作品であり、社会から孤立したベトナム帰還兵ランボーと、たまたま街を訪れた流れ者というだけでランボーを排除しようとした保安官との戦いや、ランボー自身の独白を通して、「ベトナム戦争によって負ったアメリカの傷」が描かれる。

 

アメリカを代表するアクションスター、シルヴェスター・スタローンのアクションスターとしての地位を不動のものとした映画『ランボー』。

ランボー』を初めて観ましたが、思っていたストーリーと少し違いました。

観る以前はアメリカらしい、イケイケで無敵のアメコミのようなスーパーヒーロー像を想像していたのですが、いざ観てみるとベトナム戦争というアメリカの負をランボーは背負い、戦争で負ったPTSDに苦しみもがく弱い側面が強く描かれています。

一応『ベトナム戦争』について簡単に触れておくと、ソ連によるベトナムの共産化を防ぐべく正義の名の下に、アメリカが仕掛けた戦争が『ベトナム戦争』ですね。

そして、その戦争がテレビで放送され、枯葉剤作戦などの非人道的な戦争の現実を国民が知るところとなり、戦争反対運動が過熱してアメリカの正義が揺らぐことになりました。

 

その辺の歴史はあまり詳しくありませんが、そのような価値観の転換もあり、恐らくベトナム戦争の帰還兵たちは差別的な扱いを受ける羽目になったと思います。

だからランボーは戦争の英雄のはずなのに、職にもありつけず、みじめな生活を強いられていると思われます。

お国のために戦って、戦争が終わったら臭いものには蓋をして切り捨てられる。

本作はアクション映画でありながら、メッセージ性がとても高い作品になっていました。

名作と呼ばれる理由がわかりました( ̄▽ ̄)ゝ

予告

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