
ストーリー
スティーグ・ラーソンの世界的ベストセラーを映画化したスウェーデン映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」(2009)を、「セブン」「ソーシャル・ネットワーク」のデビッド・フィンチャー監督がハリウッドリメイクしたミステリーサスペンス。経済誌「ミレニアム」の発行責任者で経済ジャーナリストのミカエルは、資産家のヘンリック・バンゲルから40年前に起こった少女ハリエットの失踪事件の真相追究を依頼される。ミカエルは、背中にドラゴンのタトゥをした天才ハッカーのリスベットとともに捜査を進めていくが、その中でバンゲル家に隠された闇に迫っていく。主演はダニエル・クレイグと「ソーシャル・ネットワーク」のルーニー・マーラ。
2011年製作/158分/R15+/アメリカ
原題:The Girl with the Dragon Tattoo
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2012年2月10日
引用元:https://eiga.com/movie/56065/
スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながら名誉棄損裁判で敗訴したミカエルは意気消沈の日々を送っていた。ある日、彼のもとにスェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人から家族史編纂の依頼が舞い込む。実はヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった。ヴァンゲルはハリエットが一族の誰かに殺害されたと信じていた。40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さず消えた少女。成功の陰に隠された一族の血塗られた過去に気づくものの手がかりの掴めないミカエルは、一族の弁護士から天才的な資料収集能力の持ち主であるとして、ある人物を紹介される。リスベットという名の、顔色が悪く、拒食症患者のように、がりがりに痩せた女。この小柄な女の肩口から背中にかけて、龍の刺青(ドラゴン・タトゥー/ルビ)が異彩を放っていた。意外なことに彼女はこの事件に異様な関心を示す。そして彼女はハリエットの日記に記された聖書にまつわる数字が、ロシアの国境付近で未解決のままとなっている連続猟奇殺人事件と関連があることを突き止めるのだった…。
引用元:https://filmarks.com/movies/6733
登場人物・キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| ミカエル・ブルムクヴィスト | ダニエル・クレイグ | てらそままさき |
| リスベット・サランデル | ルーニー・マーラ | 東條加那子 |
| ヘンリック・ヴァンゲル | クリストファー・プラマー | 稲垣隆史 |
| マルティン・ヴァンゲル | ステラン・スカルスガルド | 土師孝也 |
| ディルク・フルーデ | スティーヴン・バーコフ | 浦山迅 |
| エリカ・ベルジェ | ロビン・ライト | 佐々木優子 |
| ニルス・ビュルマン | ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン | 北川勝博 |
| アニタ・ヴァンゲル | ジョエリー・リチャードソン | 田中敦子 |
| セシリア・ヴァンゲル | ジェラルディン・ジェームズ | 宮寺智子 |
| ドラガン・アルマンスキー | ゴラン・ヴィシュニック | 田中正彦 |
| グスタフ・モレル警部補 | ドナルド・サムター 若年期: デヴィッド・デンシック |
小島敏彦 |
| ハンス=エリック・ヴェンネルストレム | ウルフ・フリバーグ | 河本邦弘 |
| ホルゲル・パルムグレン | ベント・C・W・カールソン | |
| プレイグ | トニー・ウェイ | 遠藤純一 |
| ハラルド・ヴァンゲル | ペル・マイヤーバーグ | 塚田正昭 |
| ペニラ・ブルムクヴィスト | ジョセフィン・スプランド | 羽飼まり |
| アンナ・ニーグレン | エヴァ・フリトヨフソン | |
| ハリエット・ヴァンゲル | モア・ガーペンダル | 坂井恭子 |
| 若年のヘンリック・ヴァンゲル | ジュリアン・サンズ | |
| ビルエル・ヴァンゲル | マーティン・ジャーヴィス | |
| イザベラ・ヴァンゲル | インガ・ランドグレー | 谷育子 |
| グンナン・ニルソン | マッツ・アンデルソン | |
| リヴ | アーリー・ジョバー | 行成とあ |
| グレーゲル | アラステア・ダンカン | 伊藤和晃 |
| イサクソン刑事 | アラン・デイル | 麦人 |
| ミルドレッド | レナ・ストロンダール | 水野ゆふ |
| リンドグレーン | アン=リー・ノルバーグ | 原島梢 |
| トリニティ | レオ・ビル | 樋口智透 |
| ミリアム・ウー | エロディ・ユン | |
| アニカ・ジャンニーニ | エンベス・デイヴィッツ | 山像かおり |
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ドラゴン・タトゥーの女_(2011年の映画)
感想
以前本屋の海外小説の棚で早川書房から発行されている『ミレニアム』と書かれた蛍光色の文庫本を見ました。
それまでバニラは『ミレニアム』シリーズのことを知らなかったのですが、ネットで調べてみるとスウェーデン傑作ミステリと評判がいいみたいで「読んでみたいな~」と思って、かれこれ数年、忘れ去ったころに映画を見つけました(´▽`*)
映画化してたんですね( ̄▽ ̄)
作者のスティーグ・ラーソンさんは全10部のシリーズとして2002年に『ミレニアム』を書き始めて、2004年に出版社とシリーズの書籍化を契約しましたが『ミレニアム』の成功を見ることなく心臓発作で亡くなってしまったそうです……。
その後、スティーグ・ラーソンさんのパソコンから完成していた三部までを順次出版し、瞬く間に人気が出て、世界30ヵ国、全世界累計発行部数800万部(現在はもっと増えているかも)の売り上げを記録したそうです。
その後『ミレニアム』は本国スウェーデンで三部映画化され、ハリウッドでリメイクされています。
バニラが観たのはハリウッド版の『ドラゴン・タトゥーの女』ですね( ̄▽ ̄)
リメイク版はどうしても賛否が分かれてしまいますが、バニラの調べた限りではなかなかの高評価でした。
物語の始まりは、ミレニアムという雑誌のジャーナリストをしているミカエル・ブルムクヴィストという男が、大物実業家ヴェンネルストレムの不正を告発するも、証拠が挙がらず、名誉棄損で訴えられて返り討ちにされてしまうことを発端とします。
悔しいですが真実は捻じ曲げられ、悪は栄えるのは古今東西同じ(;^ω^)
意気消沈しているミカエルを、大企業グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルという男が、弁護士を通し、ミカエルの身元調査を依頼していました。
ミカエルを調べたのは、パンクな出で立ちと、背中にドラゴンのタトゥーを入れているのが特徴的なリスベット・サランデルという女性だったのです。

リスベットの調査のもと、ミカエルは信用に足ると判断したヘンリックはミカエルにある仕事を頼むことを決めます。
それは36年前、スウェーデン・ストックホルムの孤島で忽然と姿を消してしまったハリエット・ヴァンゲルの捜査です。
警察による捜査は打ち切られてしまいましたが、ヘンリックは36年経った今でもハリエットの失踪の真実を気にかけており、孤島に住む一族の誰かがハリエットを殺したと信じて疑いませんでしたΣ(゚Д゚)
でもミカエルは乗り気ではなく、そのことを予期していたヘンリックはある奥の手を用意していました。
ヘンリックはもし事件の真相を解き明かしてくれたら、ヴェンネルストレムを破滅させられる情報を提供してくれるというのです。
一発逆転のチャンス!
それから、ミカエルはヘンリックの伝記を書くという名目で、ハリエット失踪事件の捜査を始めるのですが……36年間専門家である警察でもお手上げだった難事件に、一介のジャーナリスト一人が太刀打ちできるはずもなく……。
そんなとき、ミカエルは弁護士から自分の身元調査をしたリスベットのことを聞きだし、調査の協力を頼むことに。
リスベットは天才ハッカーで、そしてある有力なコネクションを持っているので、一般では調べられない情報へもアクセスできるようになり、迷宮入りしていた事件の真相に迫る!
そして明かされる、一族の忌まわしい歴史とは……。ちょっと横溝正史の金田一耕助シリーズを彷彿とさせられる設定でした(´▽`*)
そう言ってしまうと、予想できる人はできる真相だと思います(^▽^;)
エログロいところもあって、ドラゴン・タトゥーの女であるリスベットのキャラも良いですね( ̄▽ ̄)
警告色ってあるでしょ。
警告色とは「自分は毒を持っているぞ」「危ないぞ」って周りに警告するためにあえて目立つ色をしているというあれです。
リスベットも不器用ではあるものの基本いいキャラなのですが、警告色同様近寄りがたい人なんですね( ̄▽ ̄)
味方にしたら頼もしいけど、敵に回したら本当にクレイジー。
その、リスベットの不器用な愛情表現が、とっても観ていて愛おしいんですよね、この映画。
幸せになって欲しいけど、リスベットのような人に限って幸せになれない不幸体質な人だと思います……( ;∀;)
ミレニアムは作者死亡によって3部で絶筆になってしまいましたが、その後出版社はノンフィクション作家のダヴィド・ラーゲルクラウツという人にスティーグ・ラーソンさんのパソコンに残っていたプロットを頼りに執筆を依頼したそうです。
リスベットは全10部作のどこかで幸せを手に入れることができるのか?
というところも見どころですね( ̄▽ ̄)