概要
『エイリアン:ロムルス』は、リドリー・スコットが製作を務め、フェデ・アルバレスが監督・脚本を手がけた、2024年公開のSFホラー映画。『エイリアン』(1979)と『エイリアン2』(1986)の間を舞台に、シリーズの原点に立ち返ることを意識して制作された。
アルバレス監督は、かねてより『エイリアン』シリーズの熱心なファンであり、リドリー・スコットに自らのアイデアをプレゼンしたことがきっかけで企画が始動。スコットもその構想に強く共鳴し、プロデューサーとして全面的に支援した。
本作は、若者たちが宇宙ステーション「ロムルス」でゼノモーフと遭遇し、極限のサバイバルを繰り広げるというシンプルかつ緊張感あふれる構成。CGに頼りすぎず、実際のセットやアニマトロニクスを多用することで、1979年のオリジナル作品の持つ“触れられる恐怖”を再現している。
主演はケイリー・スピーニー(『プリシラ』)で、彼女が演じるレインは、過酷な環境の中で仲間とともに生き延びようとする若きヒロイン。共演にはデヴィッド・ジョンソンやイザベラ・メルセドなど、フレッシュな顔ぶれが揃う。
『ロムルス』は、シリーズの神秘性と恐怖を再び呼び起こすことを目指し、ファンと新規観客の両方に向けた“原点回帰”の試みとして注目されている。
作成元:Copilot
登場人物・キャスト
- レイン・キャラダイン
- 演 - ケイリー・スピーニー、日本語吹替 - 戸松遥[10][11]
- 本作の主人公。劣悪の環境下にあるジャクソン星の鉱員の20歳の女性。両親は既に亡くなっている。
- アンディ
- 演 - デヴィッド・ジョンソン、日本語吹替 - 内田雄馬[10][11]
- ウェイランド・ユタニ社製の旧型アンドロイドで、レインからは弟として扱われている。正式名称はND-255。親父ギャグを好む口癖がある。
- レインの亡父によって修理された後、彼女にとって最善となる行動を第一目標としてプログラムされている。ルークによれば、元々植民地惑星開拓のために開発された古いモデルであり、動作不良が非常に多く、レインによってしばしば回復されている。
- AI更新によって、一時期ルークの指揮下に入っていた。
- タイラー
- 演 - アーチー・ルノー、日本語吹替 - 石川界人[10][11]
- レインの元恋人で、同じくジャクソン星の労働者。パルスライフルの扱いをレインに教えているが、タイラー曰く「ゲームと雑誌で覚えた」とのこと。
- ケイ
- 演 - イザベラ・メルセード、日本語吹替 - 内田真礼[10][11]
- タイラーの妹で、兄やレインらとともにジャクソン星から逃亡する。父親の分からない子供を身籠っており、時々悪阻で苦しんでいるが、タイラーには秘密にしている。
- ビヨン
- 演 - スパイク・ファーン、日本語吹替 - 畠中祐[10][11]
- 採掘場で働くタイラーの従弟。ナヴァロとは実の家族のような関係。
- かつて最愛の母をアンドロイドによって見殺しにされた過去を持つため、アンディには終始厳しく当たっている。
- ナヴァロ
- 演 - アイリーン・ウー、日本語吹替 - ファイルーズあい[10][11]
- スキンヘッドが特徴のアジア系女性。テクノロジー全般に詳しく、宇宙船の操縦を担当する。ビヨンを実の兄のように慕っている。
- ルーク
- 声 - ダニエル・ベッツ、日本語吹替 - 岩崎ひろし[11]
- ロムルスに搭乗していたアンドロイドの科学主任。エイリアンの強酸による影響で下半身は完全に損壊している。レインらに協力的な一面も見せるが、第一指令は「会社への貢献」であり、フェイスハガーに産卵された可能性の高いナヴァロを容赦なく切り捨てようともする。Z-01の確保が最優先であり、最終的にはレインらとも敵対し、ルネサンスに取り残され、運命を共にする。
- 『エイリアン』に登場したアッシュと同型のアンドロイドという設定であり、容貌および服装もほぼ同一である。アッシュを演じていたイアン・ホルムがすでに死去していることからも、声はエフェクトをかけたうえでベッツが演じているが、アルバレスによればルークを登場させたのはスコットの要望によるものであり、ホルムの遺産管理者や遺族に許可を取ったうえでディープフェイクなどのAI技術を活用して再登場させたという[12]。
- ゼノモーフ
- 演 - トレバー・ニューリン
- 『エイリアン』のビッグチャップから複製されたフェイスハガーから誕生した。また、ナヴァロから誕生した個体はビヨンによる電撃で顔面を損傷しており、終盤まで登場している。
- オフスプリング
- 演 - ロバート・ボブロツキー
- 人間とゼノモーフのハイブリッド。名称は「子孫」の意味。誕生後、レインたちを見下ろすほどの巨体にまで急成長する。
- フルCGではなく、2メートル31センチメートルもの高身長を持つバスケットボール選手であるボブロツキーによる着ぐるみで演じられている[13][14]。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/エイリアン:ロムルス
ストーリー
西暦2142年、爆破されたノストロモ号の残骸から無人探査機が回収した繭の中に、休眠中のエイリアンが発見される。
一方、ジャクソン星の鉱山で働くレイン・キャラダインは、旧型アンドロイドのアンディと共に暮らしながら、遠く離れたユヴァーガ第三惑星への移住を夢見ていた。しかし、労働契約の延長によりその夢は遠のいてしまう。
そんな中、元恋人のタイラーが現れ、放棄された宇宙船から冷凍休眠装置を盗み、休眠状態でユヴァーガ星へ逃亡する計画を持ちかける。レインはアンディと共に計画に加わり、仲間たちと共に宇宙貨物船「コーベランIV」で宇宙へと旅立つ。
彼らは、宇宙研究施設「ルネサンス」に到着するが、施設が36時間後に衛星環と衝突することが判明。冷凍装置を探す中で、誤ってフェイスハガーを解凍してしまい、仲間が次々と命を落とす。生き残ったレイン、タイラー、アンディは、施設最下層でエイリアンの体液と人間のDNAを融合させた「Z-01」という黒い液体を発見。脱出を試みる中、繭に囚われたケイを救出し、タイラーの犠牲により3人は脱出に成功する。
だが、帰還後、ケイがZ-01を自らに注射していたことが判明。妊娠中だった彼女は、エイリアンとのハイブリッド「オフスプリング」を出産し、命を落とす。暴走するオフスプリングはアンディを破壊するが、レインの機転により宇宙空間へと放出される。
唯一の生存者となったレインは、アンディの修復を誓いながらユヴァーガ星への航路を設定し、冷凍休眠に入る。コーベランIVは静かに新天地へと向かっていった。
作成元:Copilot
感想
原点回帰!
本作『エイリアン:ロムルス』は複雑になり過ぎた『エイリアン』シリーズの物語を原点回帰させ、エイリアン本来の神秘性と恐怖を主軸に描いた作品だと言われています。
確かに、近年公開されている『プロメテウス』や『エイリアン:コヴェナント』などは、エイリアン(ゼノモーフ)が脇役のような扱いを受け、恐怖や神秘性が薄らいでいる感が否めませんでしたが、本作『ロムルス』は原点回帰というにふさわしい、第一作目同様、宇宙船という閉鎖空間でのエイリアンとの戦いが描かれ、エイリアンの恐ろしさが再定義させられる仕上がりになっています。
まさに「こういうのでいいんだよ」という映画でした。
エイリアンの時系列
ちなみに本作『エイリアン:ロムルス』の時系列は第一作目の『エイリアン』と二作目の『エイリアン2』の間に当たる作品で、ディズニー+のサイトに書かれている時系列を参考にすると、以下の通りになっているそうです↓
『プロメテウス』(2089~2093年)
『エイリアン:コヴェナント』(2104年)
『エイリアン:アース』(2120年)
『エイリアン』(2122年)
『エイリアン:ロムルス』(2142年)
『エイリアン2』(2179年)
『エイリアン3』(2270年)
『エイリアン4』(2470年)
こうしてみると壮大な物語ですよね。
『エイリアン1~4』までがエレン・リプリーという女性を主人公にした本編に該当し、近年公開されている『プロメテウス』『コヴェナント』は前日譚に当たります。
これだけあると、どこから観ていいのかわからないという人も多いと思いますが、本作はシリーズ関係なくSF・パニックものの一本の映画として楽しめる作品に仕上がっていると思うので、『エイリアン』シリーズを一本も観たことないという人にもオススメできると思います。
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