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映画 コメディ『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』「尼さんは殺し屋! 尼さんは殺し屋!! 尼さんは殺し屋!!!」!!

引用元:https://hmayshop.com/archives/16486

概要

ロバート・デ・ニーロトミー・リー・ジョーンズモーガン・フリーマンとオスカー受賞の名優たちが顔をそろえたコメディ。1970年代のハリウッド。B級映画プロデューサーのマックスは、ギャングのレジーからの借金返済に頭を悩ませていた。そんなマックスが苦し紛れに思いついたのが、危険なスタント撮影での死亡事故で保険金を手にするというとんでもないトリックだった。マックスは往年のスターであるデュークを老人ホームから担ぎ出し、西部劇の撮影をスタートさせる。撮影の本当の目的は映画を絶対に完成させずに、撮影中にデュークに死んでもらうこと。しかし、マックスの目論見ははずれ、デュークが思いのほかしぶとかったために撮影は順調に進んでしまう。マックス役をデ・ニーロ、デューク役をジョーンズ、レジー役をフリーマンがそれぞれ演じる。監督はデ・ニーロ主演のコメディ「ミッドナイト・ラン」で脚本を手がけたジョージ・ギャロ。

2020年製作/104分/G/アメリ
原題または英題:The Comeback Trail
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2021年6月4日

引用元:https://eiga.com/movie/94621/

登場人物・キャスト

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/カムバック・トゥ・ハリウッド!!

ストーリー

B級映画プロデューサーのマックスは、映画好きのギャングのレジーから資金を調達して新作映画『尼さんは殺し屋』を製作するが教会関係者の批判を浴びて大コケしてしまう。レジーから「金を返さなければ殺す」と脅されたマックスは、プロデューサーとして成功していた弟子ジェームズから金を借りようとするが、彼からマックスが「オスカー間違いなし」と太鼓判を押す脚本『パラダイス』の権利を譲るように求められる。マックスは役柄に合わない俳優フランクを起用しようとするジェームズの提案を拒否するが、甥ウォルターに説得されて脚本の譲渡を約束する。ジェームズはマックスとウォルターをフランク主演映画の撮影現場に招待するが、ウォルターの不注意でフランクが事故死したため撮影が無期延期となる。ジェームズが撮影中の事故を理由に多額の保険金を受け取ったことを知ったマックスは、『パラダイス』の譲渡契約書への署名を拒否し、借金返済のために俳優を撮影中の事故に見せかけて殺害して保険金を手に入れようと画策し、レジーを説得して新作映画の資金を手に入れる。

マックスは事情を知らないウォルターと共に、老人ホームに入居していた落ちぶれ西部劇スター・デュークを主演俳優に担ぎ出し、新人のメーガンを監督に迎えて新作映画『西部の老銃士』の撮影を開始する。彼はデュークに危険なスタントをやらせて事故死させようとするが、悪運の強いデュークは事故死を免れて順調に撮影は進んでいく。レジーから「事故死の報告」を催促されたマックスは、デュークの控室になっているキャンピングカーでガス爆発を起こそうとする。しかし、ウォルターから撮影途中の映像を見せられたマックスは出来栄えに感激して翻意し、デュークを助けようとして自分だけ爆発に巻き込まれてしまう。意識を取り戻したマックスは事情を知ったウォルターと言い争いになるが、映画を完成させることで考えが一致し、デュークを守るために撮影現場に戻る。撮影現場には痺れを切らせたレジーが現れ、デュークを殺害しようとしていた。マックスはデュークを連れて逃げ出すが、レジーに追い詰められてしまう。レジーはデュークを殺そうとするが、往年のスター俳優を殺すことを躊躇ってしまい、そこにウォルターが駆け付けて、これまでに撮影した映像を彼に見せる。映像の出来栄えに満足したレジーはデューク殺害を中止し、マックスは映画を完成させる。公開された『西部の老銃士』は大ヒットを記録し、マックスはウォルターやジェームズ、レジーと共に念願だった『パラダイス』の製作を決意する。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/カムバック・トゥ・ハリウッド!!

感想

ロバート・デ・ニーロトミー・リー・ジョーンズモーガン・フリーマンの大御所俳優三人を起用した映画『カムバック・トゥ・ハリウッド』。

B級映画プロデューサーのロバート・デ・ニーロ演じるマックスは、ギャングのモーガン・フリーマン演じるレジーから金を借り『尼さんは殺し屋』という映画を撮影するも教会関係者からの抗議により映画は大ゴケ。

借金返済に悩んでいたマックスは、ある日「撮影中の俳優の事故を理由に多額の保険金を手に入れた」という話を聞きつけ、借金返済のために俳優を撮影中の事故に見せかけて殺害して保険金を手に入れようと画策するのです。

その事故に見せかけ殺害する俳優に選ばれたのが、日本ではBOSSのCMで宇宙人ジョーンズでお馴染みのトミー・リー・ジョーンズ演じる往年の大スターデュークでした。

 

マックスは『西部の老銃士』という映画の撮影のためにデュークを口説き落とし、早速映画の撮影に取り掛かりますが、撮影もほどほどに、撮影に見せかけてデュークを殺しにかかるんですね(´艸`*)

最初は馬でのアクションシーンの撮影のために、乗りこなすのが困難な荒馬を選んで、その荒馬で炎を使ったアクションシーンを撮影するのです。

マックスは無理な注文をつけデュークを焚き付け、マックスの予想通りアクションは失敗しデュークは馬から落ち火に包まれる大事故になってしまいます……がこの映画の面白いのはデュークが何故か死なないところなんですよ(≧▽≦)

悪運なのか何なのか、馬から落ちて炎に包まれてもケロッと起き上がって、撮影を続けてしまうのです。

流石往年の大スター、格の違いを思い知らされます。

殺害計画に失敗したマックスは、馬に詰め寄り、怒った馬によって自分が殺されそうになるという、因果応報なお決まりのオチを繰り返していくというコメディ映画になっています。

 

いい意味でくだらない映画なのですが、良い映画なんですよ(*^^*)

コメディ映画としてもちゃんと笑える作りになっており、作中作の『西部の老銃士』などもアクションシーンなどは低クオリティのくだらなさなのですが、そのくだらなさが見続けていると味があってよく感じて来て、映画に対する情熱を忘れてしまっていた往年のマックス、デューク、レジーたちが、映画を通して映画への情熱を取り戻していく過程は、コメディ映画なのにグッと感動します。

大御所三人が出演しているにも関わらず、あまり知名度がないようですが、素晴らしい笑いあり、涙ありのよくまとまった素晴らしいコメディ映画だと思います(^^)ゝ

 

追記

 

一応言っておきますがエンドロール後まで観てください。

マックスが借金を作る原因になった『尼さんは殺し屋』の予告映像があります。

その予告が滅茶苦茶で滅茶苦茶サイコーなんですよ(≧▽≦)

あそこまで吹っ切ったB級映画もなかなかありません。

予告

www.youtube.com