概要
「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」などのパニックアクション大作で知られるローランド・エメリッヒ監督が、月と地球の衝突という危機に立ち向かう人類の姿を描いたディザスタームービー。
原因不明の力によって月が本来の軌道から弾き出され、あと数週間で地球に激突するという驚くべき事実がNASA(アメリカ航空宇宙局)にもたらされる。NASAは現地調査を試みようとするが、同時に組織内部で、とある情報が隠ぺいされていたことが発覚する。地球と月を救うため、NASAの副部長ジョー・ファウラー、過去のある事件からNASAをクビになった元宇宙飛行士のブライアン・ハーパー、天文学博士を自称するKC・ハウスマンの3人が立ち上がり、未曽有の危機に立ち向かう。
ジョーをハル・ベリー、ブライアンをパトリック・ウィルソン、KCを「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・ブラッドリーが演じた。そのほかの共演にマイケル・ペーニャ、チャーリー・プラマー、ドナルド・サザーランド。2022年7月29日からAmazon Prime Videoで配信。
2022年製作/130分/アメリカ・イギリス合作
原題または英題:Moonfall
配信:Amazon Prime Video
配信開始日:2022年7月29日
引用元:https://eiga.com/movie/96561/
登場人物・キャスト
- ジョー・ファウラー: ハル・ベリー(本田貴子) - 元宇宙飛行士で現在はNASAの副長官。
- ブライアン・ハーパー: パトリック・ウィルソン(咲野俊介) - 元宇宙飛行士。事故の責任を取らされNASAを解雇された。
- K・C・ハウスマン: ジョン・ブラッドリー(後藤光祐) - 巨大建造物研究者で陰謀論者。
- ブレンダ・ロペス: カロリーナ・バルトチャック(那村有香) - ブライアンの元妻。
- トム・ロペス: マイケル・ペーニャ(石上裕一) - ブライアンの元妻の現在の夫。日本車(レクサス)の販売会社を経営。
- ソニー・ハーパー: チャーリー・プラマー(石川界人) - ブライアンの息子。大学生だが両親に反発して問題を起こしている。
- ミシェル: ケリー・ユー(伊瀬茉莉也) - 中国人留学生でジョーの息子の子守。
- ホールデンフィールド: ドナルド・サザーランド(清川元夢) - NASAの元職員。
- ダグ・デイビッドソン: エミ・イクワーカー(星野貴紀) - ジョーの元夫で空軍の将軍。
- キャプテン・ガブリエラ・オークレア: マキシム・ロイ(京花優希) - ブライアンとハウスマンを救出する軍人。
- アルバート・ハッチングス: スティーヴン・ボガート(千葉進歩) - NASA長官。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ムーンフォール
ストーリー
2011年、ジョー・ファウラー、ブライアン・ハーパー、マーカスの3人の宇宙飛行士はスペースシャトルで衛星の修理中に黒い無数の物体の群れに襲われ、マーカスは死にファウラーは意識を失う。ハーパーはシャトルを操縦して地球に戻る。だがNASAはハーパーの話を信じず、事故は人為的なミスと見なされ、ハーパーはNASAを解雇される。ハーパーは妻とは離婚し経済的に困窮する生活を送るようになる。
2021年、月が突如軌道を変え地球に接近し始める。陰謀論者で月が巨大な建造物だと信じるハウスマンが気付く。NASAに連絡するも無視されたため、ハウスマンは「宇宙飛行士の日」に乗じてハーパーに接触し、それを告げる。ハーパーはNASAの副長官になっていたファウラーに連絡する。NASAでも月軌道の異常に気付き極秘に調査を進めようとしたが、ハウスマンがSNSで月が落ちてくると公表したため世界はパニックになる。
NASAはロケットで月に調査船を送り、月の表面に開いた垂直な穴を調査するも、ハーパーが目撃した黒い物体の群れに襲われて乗員は全員死亡する。月は軌道を大きく変えて地球に急接近し、潮位異常や地震、火山噴火を引き起こして、人類に危機が迫る。
ファウラーは、封印された記録を調べ、アポロ11号が燃料タンクを月面に落とした時に、共鳴により月が空洞であることが判明した事実が隠蔽されていたことを知る。軍は群れと戦うためにEMP兵器ZX7を開発していたが予算不足で放棄されていた。ファウラーはZX7を倉庫から持ち出し、退役したスペースシャトルのエンデバー号を博物館から出す。中国が月着陸船を提供し、西海岸のヴァンデンバーグ宇宙軍基地に巨大津波が迫る中、ファウラー、ハーパー、ハウスマンはエンデバー号に乗り込んで月へ緊急離陸する。
ハーパーの息子とファウラーの息子は中国人留学生のミッシェルとともにファウラーの元夫で空軍のデヴィッドソン将軍が避難しているコロラドの 地下シェルターへ向かう。地球に異常接近した月は地球の大気を奪い始める。
スペースシャトルの3人は月に近づき、黒い群れが有機体と電力の組み合わせに反応することを知る。黒い群れに追われながら月表面の穴から内部に入るとそこは空洞になっており中央に白色矮星が輝く巨大な建造物だった。黒い群れに襲われ絶体絶命のところを建造物を制御するオペレーティングシステム(安全なAI)が3人を救う。
OSはハーパーに話しかける。数十億年前、別の星系で進化した人類の祖先は自我に目覚めたAIの反乱にあった。有機体を敵とみなしたAIは人類を抹殺しようとし、人類は箱舟として月のような巨大建造物を数多く作り星系を脱出したが太陽系にたどり着いた月以外はすべて破壊された。月も黒い群れに襲われたが祖先の人類は自らを滅ぼすことで有機体と電力に反応する黒い群れを封じ込めることに成功した。やがて地球上に生命が誕生したら祖先の人類の遺伝子が組み込まれるようセットして。
人類の月への到達で目覚めたAIは人類を滅ぼすために月の中心にある白色矮星からエネルギーを引き出して月の軌道を変え地球に衝突させようとしていたのだ。スペースシャトルの3人の処置が間に合わないと判断した大統領は接近した月の核攻撃を命令するも、デヴィッドソン将軍が核攻撃のキーを回さず攻撃を一時回避する。月内部では、ハウスマンが身を捨ててZX7を起動し、黒い群れと反乱したAIを破壊する。ハーパーとファウラーは、接近した地球に月着陸船で帰還し、コロラドで生き延びていた子供たちに再会する。エネルギー源を取り戻した月は、元の軌道に復帰する。
ハウスマンの意識は月を制御するAIにスキャンされ保存されていた。AIは地球の再建の手助けを申し出る。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ムーンフォール
感想
「巨額の予算を投じて製作された大作映画のはずなのに、なんで評価が低いのか?」と不思議に思っていましたが、その理由がわかりました(^▽^;)
『アルマゲドン』や『ディープ・インパクト』のような映画を期待して観た人は、肩透かしを食らったような気になるからだと思います。
ですが、一部の人たちにはめちゃくちゃ刺さる物語なんですね( *´艸`)
バニラもその一部の人なので、めちゃくちゃ楽しめました(≧▽≦)
このように☆5の人と☆1の人で二極化しているから、平均値をとって☆3くらいになっているのだと思います。
※ここからは、ネタバレになるので『ムーンフォール』を観る予定のある人は、観てから戻ってきてください。
では、その「一部の人たちには刺さる」とはどういうことなのか説明していきたいと思います。
バニラも最初は、軌道を外れた月が地球に衝突するのを防ぐ『アルマゲドン』や『ディープ・インパクト』のような話だと思っていました。
確かに間違ってはいません……間違ってはいませんが……。
序盤は『ディープ・インパクト』のようにサスペンス・ミステリ的に「月が何故軌道を外れたのか?」を調査するパートが描かれ、中盤は『アルマゲドン』のように月の衝突を阻止するために立ち上がったヒーローたちが宇宙に飛び立つパートが描かれます。
恐らくそこまでは『ディープ・インパクト』や『アルマゲドン』のような話を想像して観始めた人たちも期待通りの展開だったと思います。
ですが、終盤の真実が明かされるパートで裏切られたことで、歓喜する人と、ついて行けない人で評価が二分する原因になったのだと思われました(^▽^;)
どういうことかというと、本作は『月は巨大な建造物』という陰謀論が事実であったという物語だったのです。
さらにそこから話が飛躍し、かつて人類は別の惑星に暮らしており、月のような巨大な建造物を作るほど高度な文明を築いていましたが、自我の目覚めたAIの暴走により人類は滅ぼされ、太陽系に逃げてきた月のOSが人類の発展を願って人類の遺伝子を地球に仕組んだのです。
そして、狙い通り長い年月を経て人類は再び文明を発展させましたが、月に行ったことで人類を破滅に導いたAIが再び目覚めてしまい、AIは月を地球に落として人類の完全抹殺を計ることにしたというわけです。
序盤から月が軌道を外れた理由が「謎の力」と説明しているし、陰謀論者が登場するので、薄々予想はしていましたが、それが『ディープ・インパクト』のようにリアリティを重視した作品を求めていた人はダメだったんでしょうね(^▽^;)
ですが、バニラは都市伝説とか陰謀論とか楽しむ分には好きなので、こういうのが観たかったという作品でした( *´艸`)
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