概要
『サウンド・オブ・ミュージック』(英: The Sound of Music、「音楽の調べ」の意)は、1965年に公開されたロバート・ワイズ監督、ジュリー・アンドリュース主演のミュージカル映画。20世紀フォックス配給。
ドイツによるアンシュルスを逃れてオーストリアからアメリカ合衆国に亡命したゲオルク・フォン・トラップ大佐は、家族で合唱団を作り、アメリカで興行して成功を収めた(トラップ一家)。ゲオルクの妻マリア・フォン・トラップは、1949年に自叙伝『トラップ・ファミリー合唱団物語』を著し、ベストセラーとなった。この原作をリチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン二世の名コンビが1959年11月にブロードウェイでミュージカルとして初演し、大当たりとなった。
この映画はそのミュージカル版『サウンド・オブ・ミュージック』を原作とするミュージカル映画で1965年に世界的に大ヒットし、1966年には『風と共に去りぬ』が1940年に記録した歴代興行収入世界記録を更新した。
この映画は第38回アカデミー賞で作品賞、監督賞(ロバート・ワイズ)、編集賞(ウィリアム・H・レイノルズ)、編曲賞(アーウィン・コスタル)、録音賞(ジェームズ・P・コーコランとフレッド・ハインズ)の5部門を獲得し、リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン二世のコンビによる最後の作品でもあった。
引用元:サウンド・オブ・ミュージック (映画) - Wikipedia
登場人物・キャスト
引用元:サウンド・オブ・ミュージック (映画) - Wikipedia
ストーリー
1930年代、オーストリア・ザルツブルク。修道女見習いのマリアは自由奔放な性格が修道院の規律に合わず、修道院長の勧めでトラップ大佐の7人の子供たちの家庭教師として派遣される。厳格な元海軍大佐ゲオルクは、亡き妻の死後、子供たちを軍隊のように育てていたが、マリアは明るさと音楽の力で子供たちの心を開いていく。
最初は反発していたゲオルクも、子供たちの歌声に心を動かされ、マリアの教育方針を受け入れるようになる。やがてマリアとゲオルクは互いに惹かれ合い、ゲオルクは婚約者エルザとの関係を解消し、マリアと結婚する。
その頃、オーストリアはナチス・ドイツに併合され、ゲオルクにもドイツ海軍への復帰命令が届く。愛国心からこれを拒否したゲオルクは、家族と共にスイスへの亡命を決意。歌唱コンクールへの出場を口実に脱出を図る。
コンクールの舞台で歌いながら一家は少しずつ姿を消し、修道院に身を隠す。追っ手の目をかいくぐり、修道女たちの助けも得て、ついに一家はアルプスを越え、自由を求めてスイスへと旅立つのだった。
参考元:サウンド・オブ・ミュージック (映画) - Wikipedia
作成元:Copilot
感想
『トラップ・ファミリー合唱団物語』という実話をベースにした物語
ドイツによるアンシュルス(ナチス・ドイツがオーストリアを併合した出来事)を逃れ、アメリカへ亡命したゲオルク・フォン・トラップ大佐たちは家族で合唱団を作り、アメリカで興行して成功を収めた。
その出来事を妻のマリア・フォン・トラップ綴った『トラップ・ファミリー合唱団物語』を原作にブロードウェイで製作されたミュージカルの映画化作品『サウンド・オブ・ミュージック』
感想を書くためにWikipediaを調べ、本作が『トラップ・ファミリー合唱団物語』という実話をベースにした作品であることを知り驚きました。
ちなみに日本でも1991年に世界名作劇場が『トラップ一家物語』というタイトルで全40話で製作しているそうです。
つまりこの『サウンド・オブ・ミュージック』は『トラップ・ファミリー合唱団物語』の前日譚という位置づけです。
ロケーションがとんでもなく美しい映画
物語の舞台は1938年ぐらいのオーストリア。
アルプス山脈に囲まれた町にある修道院に、マリアという修道女見習いの女性がいました。
しかしマリアは木登りするたび服を破り♪ 廊下で踊り口笛は吹き♪ ベールの下の髪はカールしているわ♪ 修道院の中で歌い♪ ミサには毎度のように遅刻するのに食事の時間には遅刻しません♪
仲間の修道女からは「シスターには向いていない」と言われる始末。
そんなマリアをみかねた修道院長は、オーストリア=ハンガリー帝国海軍大佐ゲオルク・フォン・トラップの家へ、マリアを家庭教師として派遣することにします。
マリアは早速トラップ家を訪れてみると、子供たちは兵士のように堅苦しくしつけられていることに啞然とします。
しかし、父親の見ていないところでは快活で、マリアは早速子供たちからいたずらの洗礼を受けることに……。
子供たちのいたずらで前任の家庭教師たちは長続きしなかったそうですが、マリアは持ち前の明るさと、歌の力ですぐさま子供たちと仲良くなり、次第にゲオルクとも惹かれあっていき……。
色々あってゲオルクとマリアは晴れて結婚!
これでめでたしめでたしかに思われましたが、物語はこれだけでは終わらないのです。
まるで『アルプスの少女ハイジ』のように自然豊かな美しいロケーションで忘れてしまいますが、時代は第二次世界大戦の時代。
ヨーロッパでは、ナチス・ドイツによる侵略行為とユダヤ人大量殺戮の真っ只中です。
その運命のうねりはトラップ家も巻き込み、アンシュルスでナチスと併合したオーストリア海軍にゲオルクを引き戻そうとナチスがやって来るんですね。
そこから、ナチスとの手に汗握る逃亡劇が始まるのです!
からくもナチスの魔の手から逃げ延びたトラップ一家は、アメリカに渡り合唱団を作ることになりますが、それはまた別のお話しです。
すべてが最高クラスの完成度
やっぱり名作と呼ばれるには呼ばれるだけの理由があることを思い知らされますね。
3時間近くある映画ですが、最初から最後まで面白く、ストーリー・構成、歌や踊り、構図、美術・装飾、すべてが最高峰の完成度を誇っています。
特に構図はどこを切り取っても一枚絵のような完成度の美しさなんですよ。
個人的な感想ですが、今までに見た映画の中で一番構図が美しいと感じたかも知れません。
1939年に製作された『風と共に去りぬ』を抜いて、歴代興行収入世界記録を更新したしたのも納得だと思います。
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