ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメーション映画 日常/コメディ『聖☆おにいさん』「ジョニー・デップに似ている青年と、ブッダに似ている青年の日常コメディ」

引用元:kinenote.com

ストーリー・解説

聖人イエスブッダが東京・立川で過ごす日常を描いた中村光の人気ギャグ漫画をアニメーション映画化。世紀末も無事に超えることができたブッダとイエスは、バカンスとして下界に降臨。立川のアパートで共同生活を送っていた。素性がばれないようにと注意しながらも、事あるごとに小さな奇跡を起こしてしまう日々。それでも2人の人間味あふれる行いに、人々の間に心地よいつながりが芽生えていく。俳優の森山未來がイエス役、ミュージシャンの星野源ブッダ役で声優に初挑戦。アニメーション制作は「黒執事」「青の祓魔師」などで人気のA-1 Pictures

2013年製作/89分/G/日本
配給:東宝映像事業部
劇場公開日:2013年5月10日

引用元:https://eiga.com/movie/77548/

 

笑う角に“ネ申”きたる!?“笑い”でも世界を救う!ダジャレやお笑いをこよなく愛し、新しいモノ好きな浪費家イエスと、自分とお金に厳しく、シルクスクリーンでTシャツを作るのが大好きなブッダ。世紀末を無事に超えた二人は、東京・立川のアパートをシェアし、日本の四季を堪能しながら下界でバカンスを過ごしていた。二人はマイペースに日常生活をエンジョイしているが、ついつい神パワーを発揮し、あちこちでセイントな奇跡を起こしてしまう。 ©中村光講談社/SYM製作委員会 [コメディ/ギャグ][日常/ほのぼの]

引用元:https://www.amazon.co.jp

登場人物・キャスト

主要人物

ブッダ
 - 星野源 /  - 染谷将太
本作の主人公で目覚めた人。世紀末を乗り越えたことから、しばらく有休をとってバカンスとして人間界に降り、イエスと共同生活を送る。
螺髪、額の白毫、長い耳たぶが特徴の青年。螺髪及び白毫は神通力で毛を1本ずつ丸めた物で、元に戻すと周囲が暗闇に包まれるほどの相当な長さになる[注 3]。耳たぶは丸めて耳に詰めることで耳栓になる他、夏は冷たい手触り。小学生(天敵と言われている)や酔っ払いから白毫を「ボタン」として押されたり、イエスに耳たぶで涼を取られたりと、何かと身体的特徴をネタにされる。これらは天部衆による身体改造の結果で、彼自身は「16本に増やされた親知らず」だけは消化の助けになると喜んでいる[注 4]
下界の生活では家事全般を担当。菜食主義者[注 5] のため肉料理は基本的に作らない。修行時代の苦行経験から倹約家となり、特売セールや広告などには敏感で数百円使うのにも厳格。天界から振り込まれる給料が「2人合わせて26万円[5][注 6]」ということもあって無駄遣いしやすいイエスをたしなめることが多い。家電製品が大好きで、節約して貯めたお金で最新型の炊飯器を買い求めたり、誕生日にイエスから石釜スチームオーブンを贈られた時はすごく喜んでいた。
普段は大人しく温厚。徳のある言葉を言ったり、逆に怒っても頭が発光する(後光)。4度怒らせるととても危険なことになるらしい(「仏の顔も三度まで」)。喜びなどの感情が高まると奇跡を起こし、触れたものを凛々しいデザインに変えたり、芽が出たばかりの植物を花が咲くほど成長させたりする。六神通を始め様々な神通力に通じ、座禅を組んで浮遊したり、アンテナ無しでデジタル放送をテレビに映すことが出来る。
シルクスクリーンを趣味にしており、2人が普段着るプリントTシャツは、三割が彼のお手製である。このことはイエスには秘密にして「どのTシャツを一番気に入っているか」を「Tシャツ聖戦(バトル)」と呼び、チェックしている。どんなことも苦行にするところがあり、イエスに注意される(「苦行スイッチ」)他、他人にやたらと出家を勧める癖がある。悟りを開き解脱すれば幸せなのは当然だが、自身が修行のために現世の幸せ(家族)を放棄したことは気にしており、松田さんや静子さんの言葉にグサリと来ることも多い。
元々運動(乗馬など[注 7])が趣味だったこともあり、「ガンジス河ランブルフィッシュ」の異名をとるほど泳ぎが上手く関節も柔らかい。本人は痩せていたいらしいが、天部は「ブッダははんぺん系(太っている)がいい」と考えているらしく、毎回ダイエットしたい彼自身とあの手この手で栄養補給(食べないなら毛穴から直接流し込む)をさせる天部という熾烈な争いが繰り広げられている。究極の三日坊主で大抵のことは三日もやれば極めてしまい、特に自身の肉体改造はお手の物。
漫画喫茶で手塚治虫が描いた自分の人生の物語(『ブッダ』)を読んで感動し、手塚ファンとなって全巻を買い揃えた。砂絵で漫画を描いたことがあるなど元々絵には関心があり、イエスに貰った漫画家入門セットを機に本格的に漫画を描き始めた。著作の「悟れ!アナンダ!」は天界で単行本化を果たしており、この作品のギャラを生活の足しにしている。
写真を撮ったり撮られたりするのが苦手で、成仏したいと近づいてくる幽霊が写ってしまうので、それを避けるために変なアングルになったり、顔を撮ろうとすると、緊張して変顔になってしまう。
生まれながら動植物に好かれる。油断すると動物達に囲まれたり、窮状を助けようと動物がどこからともなく現れ、特に病気で体力が低いときなどは自ら食材になろうとさえする。そのため、一度で良いから動物達から嫌われたいと思っている。また、動物だけなく植物からも好かれていて、イエスが観葉植物を買ってきた時には畳のイグサや寺院の菩提樹などを巻き込んだ大騒動を引き起こしている。座禅を組んでいるとお年寄りなどから供え物をされることもある。また、本人が操作するゲームキャラにも周囲のプレイヤーからアイテムをプレゼント(お供え)されている。
イエス
声 - 森山未來 / 演 - 松山ケンイチ
本作のもう1人の主人公で神の子。世紀末を乗り越えたことから、しばらく有休をとってバカンスとして人間界に降り、ブッダと2人暮らし中。
普段はブッダの事は「ブッダ」と呼んでいるが、一度だけ、「シッダールタ」と本名で呼んでいた(イエス本人は、「思わず本名で呼んじゃったよ」と言っていた)。
ロン毛、髭面で、頭に茨の冠を着けた青年。ジョニー・デップに似ていると言われることがあり、本人も意識している。茨の冠にはGPSとブザーが内蔵されており、ブザーを鳴らすと5秒で天使が飛んでくる。濡れると茨に葉が生い茂る(シャンプーハット)。
ブッダとは対照的にやや子供っぽくてノリが良く、何事も形から入るタイプ。天然ボケなところもある。小学生からその道の人(勘違いされた結果ではあるが)まで様々な人と打ち解けている。基本はブッダを引っ張り回す役で、浪費家ゆえにしばしばブッダを怒らせる。
額の聖痕は極度のストレスや恐怖を感じると出血し、その際には迫害を危惧した天界の住人(天使)が迎えに来ることもある。ジャンプしたり高い所に上がった場合にも(天に帰りたがっていると勘違いした)天使が来ることがある。
嬉しいことがあったりお笑いでツボに入ったネタがあると奇跡を起こし、石や食器をパンに、水を葡萄酒に変えたり、病人を治療したりすることができる。逆に世界の貧困や戦争など悲しいことを考えると、パンが器や石になる(逆奇跡)。彼の血には万病を治療・予防する加護があり、彼の血に触れた器物は片っ端から聖遺物になり、その使用者も芝居がかった(ブッダ曰く「完全にイエスの」)キャラになる。彼の血を吸った蚊は「意識の高い蚊」となり、かゆみ成分を分泌しなくなるため刺されると痛い。彼が近づくだけで病人はほぼ勝手に治ってしまうため、まともな看病をしたことが無い(ただしブッダの風邪は治らなかった。本人曰く「聖人相手だと難しい」とのこと)。温泉をぶどう味のジュースに変える奇蹟を起こし「私の血はぶどう味なら何でも良いのか」と悩んだことがある。
ブッダが師弟関係に厳格であるのと対照的に弟子に対してもかなりフランク。笑いの沸点がかなり低く、自分をネタにした弟子のジョークにすら大ウケし、自分を売ったユダとも良好な関係。あまりの無警戒さにむしろブッダや天界の住人に心配されるほど(復活前にラファエルのカウンセリングを3日間受けるなど、弟子の不信行為自体には傷ついている)。
普段は部屋でゴロゴロしていることが多く、かなりの暇人。乗り物に弱く、すぐ酔う。水嫌い英語版で、苦手なあまり洗礼の手法を変えてもらったり、波を起こす海に怒って波を止めさせてしまったり、やむを得ない時には水上を歩くなど、自然現象に対してはかなり強気。「ベツレヘムの流れ星」を自称しているが、スポーツは得意ではなく、ブッダと一緒にランニングした際、すぐに息切れを起こしている。だが、唯一得意なスポーツとして卓球を挙げ、極楽サイドの伝統スポーツ「ショムジョ」においては、ブッダと組んで名を馳せたプレーヤーでもある。ボウリングに関しても超越した力を持っているが、彼自身はスポーツと思っておらず、ボウリングの起源である悪魔祓いの儀式として行っている。このように、自分の好きなことや得意なことには素早い動きを見せ、ブッダからは「こんな時だけはベツレヘムの流れ星なんだから」と思われている。
パソコンやネットを嗜む。最新型のパソコン等には敏感で秋葉原を聖地と思っている。弟子と共にオンラインゲームに興じたり、「いえっさのドラマンダラ」というテレビドラマ感想ブログでランキング1位を取るほどの有力ブロガーとなっている。ハンドルネームは統一して「いえっさ」。
コスプレも好む。特に新選組のコスプレが好みで新選組参謀・伊東甲子太郎のファンらしい。
お笑い好きでネタ帳を作っており、ひょんなことからブッダとお笑いコンビ「パンチとロン毛」を結成。ゆくゆくはM-1グランプリ優勝を目標としているが出来は微妙で、ネタの見解の相違からブッダを怒らせかけることも。
「シュワッキマッセーリ」をロシア語か何かの歌だと勘違いしていた(後にカラオケで賛美歌として歌っている)。聖書に蛇がアダムに知恵の実(リンゴ)を食べるよう唆した描写があるため、蛇が全体的に苦手。そのためムチリンダ弁才天の蛇も敬遠しているが、ブッダが風邪をひいて発熱した際は普通に「ヘビ呼ぶ?」とも言っている。リンゴやリンゴの入った食べ物を食べたりリンゴのマークのOA機器に触れると、リンゴが体外に出されるか手放すまで、宗教の開祖らしい性格(ブッダ曰く「絡み辛い」)に豹変する。他にも磔刑にされた経験から、スプラッタなども苦手。
彼の所有物を本人に内緒で所持・使用すると、地獄の最下層「コキュートス」への道が開く。一度経験したブッダは恐怖の余り「無」になった。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/聖☆おにいさん

感想

『月刊モーニングtwo』にて2006年一月号より連載中。

宝島社「このマンガがすごい!2009」オトコ編1位、2009年、手塚治虫文化賞短編賞受賞。

2019年時点の発行部数は1600万部、2024年現在1700万部突破の大ヒット漫画。

世紀末を無事乗り越えたブッダとイエスが、有休をとって下界でのバカンスを満喫しようと、日本の東京都立川の安アパート「松田ハイツ」の一室で「聖」(せい)という名字でルームシェアして暮らすという設定で描かれる日常コメディ。

引用元:映画『聖☆おにいさん

なんと、主人公は仏教の教祖であるシッダールタことブッダと、キリスト教の教祖イエスです。

仏教のブッダならまだしも、キリスト教のイエスを作中に登場させたのはすごく衝撃でした。

日本が宗教に寛容といっても、宗教関連のことはデリケートなことが多いので、規制している出版社も多いのですが、講談社は平然と登場させています。

それも、この漫画の独特の雰囲気がなせる技なのかもしれません。

ブッダとイエスが東京都立川市で、同居生活するというユニークの設定により、独特な雰囲気の作品に仕上がっているんですよね( *´艸`)

とにかく「ゆる~い」作品です。

大きな事件が起きるわけでもなく、大きなストーリーがあるわけでもなく、ただただ、ブッダとイエスが日常の些細を幸せを見つけて、下界でのバカンスを楽しむ作品です。

 

ブッダとイエスが主人公ですが、宗教色はほとんどなく、例えるなら日本にやって来た外国人の同居生活を見ている感じなんですよね。

外国人が慣れない日本の文化や、人々と触れ合いながら、わちゃわちゃ生活している構図ですね。

普通に考えたら、おじさん? おにいさん? たちの同居生活を観ているだけなのですが、すごく癒されるんですよ(n*´ω`*n)

二人とも優しくて、おおらかで、ほっこりした気持ちになります。

そんな「ゆる~い」雰囲気が良いんですね。

本作は劇場版ですが、どちらかというと30分アニメで、一エピソードずつ描いた方が、キリもいいし、日常系なので観やすいと思いました。

日常系作品が好きな人、何も考えず気楽に観れる作品を探している人にはオススメです( ̄▽ ̄)ゝ

予告

www.youtube.com

アニメーション映画 ファンタジー/ドラマ『空の青さを知る人よ』「井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る」

 

引用元:natalie.mu

ストーリー・解説

埼玉県・秩父を舞台に描いた「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」の監督・長井龍雪、脚本家・岡田麿里、キャラクターデザイン&総作画監督田中将賀が再結集し、前2作同様に秩父を舞台にオリジナルストーリーで描いた長編アニメ映画。秩父の町に暮らす高校生の相生あおいは、進路を決める大事な時期なのに受験勉強もせず、東京へ出てバンドをやることを目指して大好きなベースを弾いて毎日を過ごしていた。あおいには唯一の家族である姉のあかねがいるが、2人は13年前に事故で両親を亡くしており、当時高校3年生だったあかねは恋人・金室慎之介との上京を断念して地元で就職し、妹の親代わりを務めてきた。あおいは自分を育てるために多くのことを諦めた姉に対し、負い目を感じていた。そんなある日、町の音楽祭に大物歌手の新渡戸団吉が出演することになり、そのバックミュージシャンとして、あかねと別れたきり音信不通になっていた慎之介が町へ帰ってくる。時を同じくして、まだあかねと別れる前の慎之介が、13年前の過去から時を超えてあおいの前に現れる。吉沢亮が慎之介、吉岡里帆があかね、松平健が新渡戸団吉の声を演じるなど豪華俳優陣が声の出演。

2019年製作/108分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2019年10月11日

引用元:https://eiga.com/movie/90981/

 

山に囲まれた町に住み、暇さえあれば大好きなベースを弾いて音楽漬けの毎日を過ごす17歳の高校二年生・相生あおい。そんなあおいが心配でしようがない姉・あかねの二人は、13年前に事故で両親を失って以来、二人きりで暮らしている。そんなある日。町で開催される音楽祭のバックミュージシャンとして、あかねのかつての恋人であり、あおいに音楽の楽しさを教えてくれた、金室慎之介の名前が発表された。過去と現在をつなぐ、「二度目の初恋」が始まる。(C)2019 SORAAO PROJECT
引用元:https://www.amazon.co.jp

登場人物・キャスト

相生あおい(あいおい あおい)

声 - 若山詩音[5]
本作の主人公[注 1]。あかねの妹。高校2年生。ボブカットに太い眉が特徴。慎之介同様、左目の白目にほくろがある。将来は東京に出てバンドで天下を取ることが夢。学校での交友関係はほとんど出てこず[注 2]スマートフォンでクラスメートなどと連絡を取り合うこともしていない[注 3]。正嗣によると勉強は苦手[10]
感情表現が激しく、慎之介から自分を見下すような言葉を投げられたときや、正道が団吉を呼んだ真意を聞いたときには、怒りを示す態度や行動を取ったり[11]、千佳と慎之介との不純異性交遊を疑い、千佳を「股ゆる」呼ばわりもした(翌日千佳に謝っている)[12]。同じ理由で慎之介に対しても「ろくでなし」と表現した場面がある。
おにぎりの具は昆布が好み。好きなおかずはあかね手作りのメンチカツ[13]
幼少時に慎之介たちのバンドの練習を見てベースに興味を抱き、慎之介からは「でっかくなったら、うちのベースな」と言われていた[14]
金室 慎之介(かなむろ しんのすけ[7]
声 - 吉沢亮
31歳。高校を卒業してからミュージシャンを目指して上京、一度はソロデビューを果たすが、今は新渡戸団吉のバックバンドでギターを担当。高校時代は正道や番場、阿保とバンドを組んでいた[15]。上京する際に、練習場所のお堂に愛用のギター(「あかねスペシャル」という愛称)を残していった。
「ビッグなミュージシャンになってあかねを迎えに来る」ことを目指していたため、現実と理想の違いと演歌歌手のバックバンドとして帰郷したことにやさぐれて屈折した感情を抱いているが、あおいや正道の問題点をはっきり指摘するなどプロ意識は高い。
左目の白目にほくろがある。おにぎりの具はツナマヨが好み[15]。また、しんのによると「出べそ[注 4]。高校3年当時の場面ではあおいに「デブ」と罵倒され「体脂肪率7%」と話している。
しんの
声 - 吉沢亮
慎之介のあだ名であるが[注 5]、作中では13年前の意識と姿を持ったまま出現した、もう一人の慎之介を指して使われる。学生服姿で髪は赤く染めており、裸足である。
13年前の意識のため、スマートフォンの便利さに感動したり[17]、『こち亀』が終わったと知って驚く描写がある[18]
相生 あかね(あいおい あかね[7]
声 - 吉岡里帆[5]
31歳。あおいの姉で、慎之介の元恋人。通勤に使う自家用車であおいを日頃送迎している[19]。勤務先は市民生活課[20]。あおいからは「あか姉(ねえ)」と呼ばれている[21]
あおい同様太い眉が特徴で高校時代から眼鏡をかけている。あおいと異なり、感情を表現することは少ない。
高校時代は慎之介たちのバンドの練習におにぎりの差し入れをしていたが、具はあおいが好む昆布だけで慎之介の好むツナマヨは一度も作っていなかった[15]
新渡戸 団吉(にとべ だんきち[7]
声 - 松平健[5]
紅白にも出場歴のある大物演歌歌手。音楽祭で唄うことになり、バックバンドを連れて秩父を訪れる。いつも首にペンダントをかけている。非常にポジティブな性格で、細かいことは気にしない。
「地元の心を知ることが必要」とバンドメンバーとともに市役所の費用で秩父周辺を物見遊山していた[22][注 6]
バンドメンバーが食中毒で倒れても「カラオケをバックで歌うことだけは断固として拒否します」と主張し、あかねからの代役(あおいと正道)起用の提案を受け入れた[23]
鷺宮による小説版では、慎之介から「空気が読めないし無神経なところもあるけれど、そういう部分(引用者注:レコード会社から引き出した金で、バンドメンバーを美食やレジャーに連れて行くこと)は大物らしく本当に人格者」と評されている[24]
中村 正道(なかむら まさみち[7]
声 - 落合福嗣[25]
慎之介とあかねの同級生。あかねと同じく市役所の職員で、現在は観光課に勤務[26]。音楽祭に新渡戸団吉を呼ぶことを画策した。高校時代は慎之介や番場、阿保とバンドを組んでドラムを担当していた[15]
妻の浮気による離婚歴があり、本人曰く「相手に浮気された被害者」「清く正しいバツイチ」[27]
あおいやあかね、慎之介らからは「みちんこ」と呼ばれている。
中村 正嗣(なかむら まさつぐ[7]
声 - 大地葉[25]
正道の息子で小学5年生。眠そうな目付きを除けば高校時代の正道に瓜二つ[注 7]
落ち着いて大人びたところがあり、しんのに向かっては自分があおいに恋心を抱いていることを話し、しんのを恋敵と名指しした[10]
正道やあかね、あおいからは「ツグ」と呼ばれている。
大滝 千佳(おおたき ちか[7]
声 - 種﨑敦美[25]
あおいの同級生。甘ったるい声が特徴[29]
バンドマンの彼氏を作るのが目下の目標で、その興味からあおいにつきまとい(あかねの送迎を「彼氏」と勘違いしていた)、慎之介に会いに行ったりして、成り行きで音楽祭を手伝う。
番場(ばんば[15]
声 - 上村祐翔
慎之介や正道のかつてのバンド仲間で、ボーカル担当だった[15]。回想シーンのみの登場。
阿保(あぼ[15]
声 - 吉野裕行
慎之介や正道のかつてのバンド仲間で、ベース担当だった[15]。あおいは彼を見てベースに興味を持った[15]。現在は埼玉県警察の警察官[30]。回想シーンと終盤に登場。
マネージャー
声 - 江越彬紀
新渡戸団吉とそのバックバンドのマネージャー。真面目な性格の常識人で伊藤と児玉が食中毒(しっかり火を通さずに食べた鹿肉が原因)で入院するはめになったときは厳しく叱った[31]
あかねの同僚
声 - 貫井柚佳
市役所の職員。あかねと会話するシーンのみに登場。
 
新渡戸団吉バンド
キーボード
声 - 土田大
喫煙者で眼鏡をかけている。慎之介が一度ソロデビューしたことを知っている。
伊藤(いとう[32]
声 - 木島隆一
ベース担当。
児玉(こだま[32]
声 - 小林親弘
ドラム担当。
トロンボーン
声 - 杉崎亮
サックス
声 - 前田弘喜
トランペット
声 - 楠大典
役名無し
声 - 小形満相馬康一日野まり高梨謙吾河村梨恵高宮彩織田所陽向所河ひとみ原奈津子

引用元:東宝https://ja.wikipedia.org/wiki/空の青さを知る人よ

感想

高校2年生の相生(あいおい)あおいは、秩父市の山あいに31歳の姉のあかねと二人暮らし。

引用元:映画『空の青さを知る人よ』

二人の両親は13年前に交通事故でそろって他界した。

当時高校3年生だったあかねは、同じ高校でバンドのギター担当だった金室(かなむろ)慎之介(通称:しんの)と交際していたが、

引用元:映画『空の青さを知る人よ』


一緒に東京に出るという約束を断念して地元の市役所に就職し、あおいを育てる傍ら独身を貫いていた。

あおいは高校を卒業したら東京に出て働きながらバンドをすると決めており、放課後は一人でベースの練習に明け暮れる日常だった。

引用元:映画『空の青さを知る人よ』

そんなある日、相生姉妹の住む地区で大物演歌歌手の新渡戸(にとべ)団吉(だんきち)を呼んで音楽祭を開く話が持ち上がる。

仕掛け人は、あかねと幼馴染で同じ市役所に務める中村正道。

正道は慎之介のバンド仲間でドラム担当でもあった。

歯根歴のある正道はあかねに気があり、あおいにもそれをほのめかしていた。

正道は、別の部署にいるあかねを「ヘルプ」として音楽祭の要員に加えてしまう。

月曜日、あおいが近所のお堂でベースの練習をしていると、13年前のしんののような高校生が突然現れる。

あおいは幼い頃、このお堂でしんののバンドの練習を姉と眺めた記憶があった。

引用元:映画『空の青さを知る人よ』

引用元:映画『空の青さを知る人よ』

あおいが驚いて姉のいる自宅に帰ったところに正道が訪れ、姉妹は団吉の到着を歓迎する手伝いをさせられる。

団吉は西武秩父駅前にステージトラックで歌いながら現れ、そのバックバンドでは31歳の慎之介がギターを弾いていたのだ。

13年ぶりに逢った慎之介の目からは光が失われ、まっすぐだった性格はひねくれて、ささくれていた。

引用元:映画『空の青さを知る人よ』

そんな変わり果てた慎之介に反発していたあおいは、団吉のバックバンドでドラムとベース担当の二人が火を通さずに食べた鹿肉が原因で食中毒に倒れ入院してしまったことをしり、あかねの提案であおいと正道が代役を務めることになり……。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/空の青さを知る人よ

 

本作はアニメ監督の長井龍雪(ながい たつゆき)、脚本家の岡田磨里、キャラクターデザイナー田中将賀(たなか まさよし)で結成されたアニメ制作チーム「超平和バスターズ」によるオリジナル作品を原作とした『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(通称:あの花)』や『心が叫びたがってるんだ。(通称:ここさけ)』とともに三部作として位置付けられており、前2作同様に埼玉県秩父市周辺が舞台として設定されているそうです。

 

バニラは『あの花』と『ここさけ』も観ていますが、「超平和バスターズの作品だな」という作品でした。

知らない人のために制作チームとなっている「超平和バスターズ」の名前の由来を一応記しておくと、「超平和バスターズ」とは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の作中に登場する主人公グループのチーム名のことです。

作中に登場したチーム名をそのまま長井龍雪、岡田磨里、田中将賀、制作チームのチーム名として使っています。

超平和バスターズの作品に共通するテーマというか設定は「幼馴染」「青春」「恋愛」でしょうか?

 

中でも「恋愛」要素はかなり独特だと思います。

岡田磨里さんという方が脚本を書かれているそうで、岡田磨里さんの書く「恋愛」要素は結構ドロドロしているんですよね(^▽^;)

バニラの観た岡田磨里さんが脚本などで関わった作品をあげても『この花』『ここさけ』『凪のあすから』『花咲くいろは』『さよならの朝に約束の花を飾ろう』ですが、いい意味でドロドロしていて、印象的でした。

ですが、『この花』『ここさけ』そして本作『空の青さを知る人よ』は岡田磨里さん特有のドロドロ感はありながら、青春映画として爽やか余韻が残る作品なので万人受けすると思います。

ドロドロした要素を詰め込みながらも、あえてドロドロした要素を抑え、長井龍雪・監督と田中将賀作画監督がマイルドに調理している感じでしょうか?

本当に良いチームだと思います( ̄▽ ̄)ゝ

予告

www.youtube.com

映画 アドベンチャー/コメディー『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』「ジュマンジ!」

引用元:ソニー・ピクチャーズ

ストーリー・解説

1995年製作の大ヒット作「ジュマンジ」の続編で、「ワイルド・スピード」シリーズのドウェイン・ジョンソンが主演を務めたアドベンチャーアクション。高校の地下室で居残りをさせられていた4人の生徒たちは、「ジュマンジ」というソフトが入った古いテレビゲーム機を発見する。早速そのゲームで遊ぼうとする4人だったが、キャラクターを選択した途端にゲームの中に吸い込まれ、各キャラクターのアバターとなって危険なジャングルの中に放り込まれてしまう。マッチョな冒険家やぽっちゃりオヤジなど本来の姿とかけ離れた姿に変身した彼らは、ゲームをクリアして現実世界に戻るため、それぞれ与えられたスキルを使って難攻不落のステージに挑む。共演に「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラック、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのカレン・ギラン。「バッド・ティーチャー」のジェイク・カスダンがメガホンをとった。

2017年製作/119分/G/アメリ
原題または英題:Jumanji: Welcome to the Jungle
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2018年4月6日

引用元:https://eiga.com/movie/87667/

登場人物・キャスト

キャスト

※括弧内は日本語吹替[7][8]

ジュマンジ世界
現実世界
その他の日本語吹き替え - 下川涼土井真理髙梨愛ふしだりほ織部ゆかり仲村かおり斉藤こず恵青山玲菜俊藤光利平修西谷修一須田祐介吉田丈一郎赤坂柾之宮本淳、中澤星児、GO羽鳥
日本語版制作スタッフ - 演出 - 簑浦良平/字幕翻訳 - 松崎広幸/吹替翻訳 - 野口尊子/翻訳監修 - 今田利枝/録音・調整 - 黒崎裕樹、藤田寛大、水村真衣、石森健斗/日本語版コーディネーター - 齋藤学、野田笑子(グロービジョン)/Mixed at Culver City Sony Pictures Studio, CA/日本語版制作 - ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントグロービジョン(株)

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

感想

引用元:映画『ジュマンジ

1996年、かつてアラン・パリッシュとサラ・ウィットルが川に投げ捨てた「ジュマンジ」を発見したヴリークは自宅に持ち帰り、息子アレックスに手渡すが、アレックスは古いボードゲームには興味を持たなかった。

その日の夜、「ジュマンジ」はボードゲームからロムカセットに変化し、ゲームを始めたアレックスは行方不明になってしまう。

 

それから時は流れ、2016年、ブラントフォード高校の学生スペンサー、フリッジ、マーサ、ベサニーの4人はそれぞれ問題行動を起こしてベントレー校長に呼び出され、罰として地下室の掃除をするように言われる。

引用元:映画『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』

掃除の途中で「ジュマンジ」のロムカセットの入ったゲーム機を発見した4人は掃除をサボって「ジュマンジ」をプレイしようとするが、4人はテレビの画面の中に吸い込まれ、それぞれ自分が選んだアバターとしてジャングルの中に放り出されてしまい……。

引用元:映画『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

 

昔、地上波で初代『ジュマンジ』を観たことがあって、すごく面白かったことを憶えています。

初代『ジュマンジ』では少年が「ジュマンジ」という双六みたいなボードゲームを拾ってきて、プレイしてしまうと、ジュマンジの世界に吸い込まれてそれから二十年以上?月日が流れてしまうはずです。

当時観た時は、解決されることなく二十年以上時間が過ぎてしまう、この絶望感がたまらなく怖かったです。

そして、二十何年後、子供たちが再びジュマンジを開きゲームに巻き込まれることになるはずです(うろ覚えですが(。´・ω・)?)。

 

本作はその『ジュマンジ』を現代版にした続編という位置付けです。

本作では、双六だった「ジュマンジ」がテレビゲームに姿を変えてしまったり、みんなゲームの世界に吸い込まれてしまったりと改変ポイントはありましたが、ジュマンジの系譜を継ぐ作品であることは間違いありません。

ゲームオタクくんや、ジャイアンぽい男の子、真面目ちゃんに、ギャルという現代っ子が、ゲームのキャラクターに姿を変えてジュマンジ攻略を目指すのですが、それがゲーム的な要素の強いツッコミどころ満載なんですね(^▽^;)

 

ケーキ食べたら爆発するという属性を与えられたり、踊りながら戦うダンシングファイト属性を持っているキャラクターがいたり(´艸`*)

旧作よりもゲーム感、コメディ色が強くなっている印象です。

ちょっと個人的な意見を言うとすれば、旧作と同じように双六ふうのゲームにして、舞台をゲームの中ではなく現実世界にして欲しかったかな~という感想です。

ここは好みの問題なのですが、旧作では、現実世界とゲームがリンクしていて、ゲームの中の動物や人物が現実世界に出て来て、わちゃわちゃ大暴れするパニック映画的な展開も見ものだったと思うのですが、本作では全員ゲームの世界に入ってしまって、現実世界とのリンクはあまりなく、パニック要素が物足りない感じがするんですよね(^▽^;)

 

あと、1990年代の雰囲気というか、ひと昔前のアメリカの雰囲気が『ジュマンジ』という映画に哀愁のような独特の味を与えていたと思うのですが、本作はCGや雰囲気やらが洗練されていて、良くも悪くも普通のアドベンチャー映画になっている印象を受けました。

バニラ的には旧作の『ジュマンジ』の方が好みですが、本作も単体で観るなら面白い作品だと思います( ̄▽ ̄)ゝ

あ、あとちなみに『ジュマンジ』と同じような映画に『ザスーラ』という映画があるのですが、旧作『ジュマンジ』が好きな人は、そちらもオススメです。

予告

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映画 アクション/コメディ『トゥルーライズ』「敏腕スパイが職権乱用して妻の不倫相手を追い詰め……」

引用元:amazon.co.jp

ストーリー・解説

妻や子にも正体を隠し、家族思いの父親と凄腕の秘密諜報部員という二重生活を送るヒーローの珍無類の活躍を、アクションとユーモア豊かに描いたスパイアクション・コメディ。1億2000万ドルの巨費を投じ、「ターミネーター2」のジェームズ・キャメロン監督とアーノルド・シュワルツェネッガーが3度コンビを組んだ超大作。米海軍の協力でハリアー戦闘機の実機が使用されたのをはじめ、アクションシーンの見せ場はたっぷり。フランス映画『La Totale』に目を付けたシュワルツェネッガーがキャメロンに企画を持ち込み、彼の監督・製作・脚本で実現。共同製作は「T2」でも監督と組んだステファニー・オースティン。撮影は「ハード・ターゲット」のラッセル・カーペンター、音楽は「T1」「T2」に続き、監督とは3作目のブラッド・フィーデル、美術は14本の「007」シリーズに参加し、「エイリアン2」に続いて監督とは2作目のピーター・ラモント。「アビス」以降、キャメロン作品に参加しているジョン・ブルーノがSFXスーパーバイザーを務め、特殊視覚効果はキャメロンが設立したデジタル・ドメイン社が担当。名コメディエンヌぶりを発揮した「マイ・ガール2」のジェイミー・リー・カーティスほか、「ライジング・サン」のティア・カレル、「コーンヘッズ」のトム・アーノルド、「トゥームストーン」のビル・パクストンらが共演。

1994年製作/144分/アメリ
原題または英題:True Lies
配給:日本ヘラルド
劇場公開日:1994年9月10日

引用元:https://eiga.com/movie/47170/

登場人物・キャスト

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/トゥルーライズ

感想

ハリー・タスカーは、妻・娘と共にロサンゼルスで暮らすコンピュータ会社のセールスマン。

引用元:映画『トゥルーライズ

だが、彼の本当の姿は、大統領直属のスパイだった。

彼は、中東で暗躍するテロリストの資金ルート解明という使命を帯び、そのカギを握っているとされる古美術商の女・ジュノに接近する。

だが、彼女と行動を共にしていたテログループ”真紅のジハード”のリーダー、アジズはハリーを不審に思い、手下とともに彼の命を狙うが、間一髪でハリーはこれを撃退するもアジズは逃がしてしまう。

このゴタゴタでホームパーティーの約束を破ってしまったハリーは謝罪しようと妻・へレンが務める法律事務所に向かうが、そこで見たのは見知らぬ男と密会の約束の電話をしていたヘレンの姿だった。

ハリーは、「ヘレンが男と不倫している」と思い込み、組織の力を使って捜査を開始。

ハリーは組織の力を職権乱用して不倫男を追い詰めて行くが……。

引用元:映画『トゥルーライズ

アマゾンプライムの評価数は多いので、有名な作品なのかもしれませんが、シュワちゃん主演のコメディ映画にこんな作品があったことを初めて知りました。

「もっと、映画サイトとかで取り上げられてもいいんじゃないか」と思うほどコメディとしても、アクションとしても完成度の高い傑作だと思います。

Wikipediaの情報によると、1991年のフランス映画『La Totale!』を見て気に入ったシュワちゃんが、ジェームズ・キャメロン監督にリメイクを持ちかけて制作された映画らしいんですね。

いち俳優のリクエストで映画が制作されるなんてことがあるんですね。

しかも、制作費は1億ドル(日本円で約100億)を突破したそうです。

1億ドルを突破したのは、本作がアメリカ映画史上最初の作品らしいですよ。

ちなみに、Wikipediaの『製作費が高額な映画一覧』というのを調べると、本作の公開からわずか3年後に、同じくジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』が製作費2億ドル(日本円で約200億円)で記録を更新しているそうです。

豆知識として憶えておくと、何かの役に立つかも( ̄▽ ̄)

 

映画の良し悪しは製作費だけで決まるとは思っていませんが、漫画で例えると画力のようなものなので、画力が高いと表現できる幅も増えるし、それだけで見て観たくなりますよね。

製作費のことばかり話していますが、映画のストーリーも素晴らしくて、先の展開が読めない構成も評価したいです。

シュワちゃんが不倫相手の男と接近して、話をするシーンなんてニヤニヤが止まりませんでした( *´艸`)

引用元:映画『トゥルーライズ

そのまま、尺を使って妻の不倫を知ったハリーが、不倫男と妻を追い詰めて、懲らしめるコメディ展開になると思ったら、物語の三分の一あたりで不倫男との問題は終わって、思いもよらなかった大きな展開に発展していくんですね。

そして、最後の最後にもう一つ大きな出来事があって、二転、三転、最後の最後まで予想の斜め上を行く展開で大満足の完成度でした(≧▽≦)ゝ

引用元:映画『トゥルーライズ

予告

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映画 歴史/ドラマ『ベン・ハー(1925年)』「聖書の一エピソードのようなリアリティ」

引用元:amazon.co.jpamazon.co.jp

ストーリー・解説

舞台は紀元前、ヘロデ大王の治世のパレスティナである。ユダヤ人の住む地域にベン・ハー(ラモン・ノヴァロ)、その幼友だちのメッサーラ(フランシス・X・ブッシュマン)がいた。ベン・ハーが16歳になったとき、ローマの武人となったメッサーラと再会した。メッサーラはローマ人であることをかさにきて、ユダヤ人のベン・ハーを馬鹿にした。ベン・ハーはこのことを心に刻み込んだ。

ローマから、グロウタスが執政として赴任した日に、ベン・ハーは誤って怪我をさせてしまう。ベン・ハーは母(クレア・マクドウェル)や妹(キャスリーン・ケイ)とともに、メッサーラによって捕らえられる。ベン・ハーは奴隷に堕ちた。

海賊がローマ海軍を襲撃し、ローマ側は全滅したが、軍艦の漕ぎ手奴隷だったベン・ハーは、アリウス提督(フランク・カリアー)を助け、2人だけが生き残った。アリウスはベン・ハーを養子に迎え、豊かな暮らしを与えるが、ベン・ハーは母と妹を探して旅に出た。

アラビアにたどり着いたベン・ハーは豪商シモニデス(ナイジェル・ド・ブルリエ)、その娘のエステル(メイ・マカヴォイ)に出会う。ベン・ハーエステルはたがいに惹かれあうが、翌日、戦車競争の対戦に出場することとなる。対戦相手はメッサーラである。数万人の観衆を前にかつての友人、いまは民族どうしの威信を賭けた争いの相手である。メッサーラは卑怯な方法でベン・ハーの戦車を倒そうとしたが、そのおかげで命を落としてしまう。

対戦に勝利したベン・ハーは、この勢いに乗じてユダヤ民衆を煽り、ローマ人が処刑しようとしているユダヤ預言者イエス・キリストを救おうと呼びかける。たどりつくとキリストは、ベン・ハーの申し出を拒否する。

キリストが病気を快癒させた2人の女性がいるとベン・ハーは知る。それがまさに探していた母と妹なのだった。キリストは受難を甘受したが、そのことにより、神の恵みは、母にも妹にも、ベン・ハーにも、世界中の誰に対しても降り注ぐ。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ベン・ハー_(1925年の映画)

登場人物・キャスト

ラモン・ノヴァロ - ベン・ハー
フランシス・X・ブッシュマン - メッサーラ
メイ・マカヴォイ - エステル、シモニデスの娘
クレア・マクドウェル - ベン・ハーの母
キャスリーン・ケイ - ティルダ、ベン・ハーの妹
カーメル・マイヤーズ - アイラス
ナイジェル・ド・ブルリエ - 豪商シモニデス
ミッチェル・ルイス - 旅長イルデリム
レオ・ホワイト - サンバラット
フランク・カリアー - アリウス提督
チャールズ・ベルチャー - バルタザール、エジプト人
ベティ・ブロンソン - 聖母マリア
デイル・フラー - アムラ
ウィンター・ホール - ジョゼフ
大衆モブシーンエキストラ
レジナルド・バーカー(Reginald Barker)
ジョン・バリモア
ライオネル・バリモア
クラレンス・ブラウン
ジョーン・クロフォード
マリオン・デイヴィス(Marion Davies)
ダグラス・フェアバンクス
ジョージ・フィッツモーリス(George Fitzmaurice)
シドニー・フランクリン
ジョン・ギルバート
ドロシー・ギッシュ
リリアン・ギッシュ
サミュエル・ゴールドウィン
シド・グローマン(Sid Grauman)
ルパート・ジュリアン(Rupert Julian)
ヘンリー・キング
ハロルド・ロイド
コリーン・ムーア
メアリー・ピックフォード

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ベン・ハー_(1925年の映画)

感想

舞台は紀元前、ヘロデ大王の治世のパレスチナ

ユダヤ人の住む地域にベン・ハーと、幼友メッサーラがいた。

ベン・ハーが16歳になったとき、ローマの武人となったメッサーラと再会した。

メッサーラはローマ人であることをかさにきて、ユダヤ人のベン・ハーを馬鹿にした。

ベン・ハーはこのことを心に刻み込んだ。

ローマから、グロウタスが執政として赴任した日に、ベン・ハーは誤って怪我をさせてしまう。

ベン・ハーは母や妹とともに、メッサーラによって捕らえられる。

ベン・ハーは奴隷に堕ちた。

それから3年、ベン・ハーはローマ海軍の軍艦の漕ぎ手奴隷となっていた。

ベン・ハーの乗る軍艦が海賊の襲撃を受け、ローマ側は全滅。

海に放り出されたベン・ハーはアリウス提督を助けたことで、アリウスの養子となり自由となった。

自由となったベン・ハーは、生き別れになった母と妹を探す旅に出るが……。

 

以前『ベン・ハー(2016年)』版を観たことがありますが、今作『ベン・ハー(1925年)』版とは受ける印象が大きく違うと感じました。

ベン・ハー(2016年)』版は因縁の相手メッサーラとの戦いに重きを置かれているのに対し、本作は「歴史ドラマ」「イエス・キリスト」の物語に重きを置かれてストーリーが展開しています。

もともと、アメリカの小説家ルー・ウォーレスが1880年に発表した原作の『ベン・ハー』の副題は『キリスト物語』らしいんですね。

そうです、この物語はベン・ハーの物語であると同時にイエス・キリストの物語でもあり、物語はイエスの誕生から始まり、ベン・ハーの人生とイエスの人生が交互に描かれながら、違う人生を歩んできた二人が最後に交わる構成で作られているのです。

ベン・ハーたちが最後に、イエスにたどり着く場面は感動的で、イエスの神聖さが際立ち、ユダヤ人が求めた救世主(メシア)という存在を強く感じることができました。

 

ですが、一番新しい『ベン・ハー(2016年)』版では、ベン・ハーメッサーラの闘いをドラマチックに描くことに力を入れているため、『キリストの物語』を減らしているんですね。

そのために、フィクション色が強くなり、イエスベン・ハーが出会う場面の感動が弱くなっている印象です。

ここは好みの問題で、メッサーラとの戦いやアクションをメインに観たい方は『ベン・ハー(2016年)』版を、キリストの物語・歴史メインに観たい方は『ベン・ハー(1925年)』版をお勧めします。

個人的には『ベン・ハー(1925年)』版の方が好みでした。

ほとんどの構図がロングで撮影されていて、まるで絵画のような構図が多いのですが、そのために客観的に観ることができて、歴史ドラマ感を強く感じられるからです。

ロングでの撮影方法は『東京物語』や『ゴッドファーザー』などが有名だと思いますが、ロング撮影のいいところは、観客と映画との距離を保てるところです。

そのため、観客は客観的に映画を観ることができ、ベン・ハーがフィクションではなく、歴史上に存在した実在の人物のように感じられ、『聖書の物語』の一エピソードを見ているような神聖な気持ちにさせられるのです。

今からほぼ100年前の作品ですが、現在でも色あせない、これから先も残り続けるであろう作品だと思いました(≧▽≦)ゝ

邦画 SF/コメディ『リバー、流れないでよ』「2分が一生繰り返す、ネバーエンディング脱出劇」

引用元:lifeisashowtime.hateblo.jp

ストーリー・解説

舞台は、京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」。静かな冬の貴船。ふじやで働く仲居のミコトは、別館裏の貴船川のほとりに佇んでいたところを女将に呼ばれ仕事へと戻る。だが2分後、なぜか再び先ほどと同じく貴船川を前にしている。ミコトだけではない、番頭や仲居、料理人、宿泊客たちはみな異変を感じ始めた。ずっと熱くならない熱燗。なくならない〆の雑炊。永遠に出られない風呂場。自分たちが「ループ」しているのだ。しかもちょうど2分間!2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまう。そして、それぞれの“記憶”だけは引き継がれ、連続している。そのループから抜け出したい人、とどまりたい人、それぞれの感情は乱れ始め、それに合わせるように雪が降ったりやんだり、貴船世界線が少しずつバグを起こす。力を合わせ原因究明に臨む皆を見つつ、ミコトは一人複雑な思いを抱えていた―――。©ヨーロッパ企画/トリウッド 2023

引用元:https://www.amazon.co.jp

 

上田誠率いる人気劇団「ヨーロッパ企画」が手がけたオリジナル長編映画第2作。国内外で高評価を得た長編映画第1作「ドロステのはてで僕ら」に続いて上田が原案・脚本、同劇団の映像ディレクター・山口淳太が監督を務め、冬の京都・貴船を舞台に繰り返す2分間のタイムループから抜け出せなくなった人々の混乱を描いた群像コメディ。

京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」で仲居として働くミコトは、別館裏の貴船川のほとりにたたずんでいたところを女将に呼ばれ、仕事へと戻る。だが2分後、なぜか先ほどと同じ場所に立っていた。そしてミコトだけでなく、番頭や仲居、料理人、宿泊客たちもみな、同じ時間がループしていることに気づく。2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまうが、それぞれの記憶は引き継がれるのだ。人々は力をあわせてタイムループの原因究明に乗り出すが、ミコトはひとり複雑な思いを抱えていた。

貴船神社と料理旅館「ふじや」の全面協力を得て、冬の貴船で撮影を敢行。ミコト役の藤谷理子をはじめ、ヨーロッパ企画の俳優たちが多数出演し、鳥越裕貴、本上まなみ、早織、近藤芳正らが共演。舞台「夜は短し歩けよ乙女」などで上田やヨーロッパ企画と縁のある、人気アイドルグループ「乃木坂46」の久保史緒里が、物語の鍵を握る役どころで友情出演。

2023年製作/86分/G/日本
配給:トリウッド
劇場公開日:2023年6月23日

引用元:https://eiga.com/movie/96976/

登場人物・キャスト

ふじや

京都貴船の老舗料理旅館。

ふじやのスタッフ
ミコト
演 - 藤谷理子[5]
仲居。タクと交際している。彼のフランス渡航の企みに気付いて時間を止めたいと考え、貴船川に「流れないでよ」と祈っている。
タク
演 - 鳥越裕貴[5]
料理人見習い。フレンチの修行のため密かにフランスに渡航をしようとしている。
キミ
演 - 本上まなみ[5]
女将。スタッフをしきりに気遣う。ループの状態の確認のため近隣の旅館などを廻ったりする。
チノ
演 - 早織[5]
仲居。ループのため客から注文された熱燗ができないなど困惑している。
番頭[注 2]
演 - 永野宗典[7]
自身もループに混乱する中、変な行動をしようとする客を必死に説得する。
料理長
演 - 角田貴志[7]
ループの説明をしようとするエイジに質問を繰り返し、スタッフを時間切れでループの初期位置に戻してしまう。
エイジ
演 - 酒井善史[7]
板前。中心になってループの原因究明を試み、スタッフに集合をかけ説明をしようとする。
宿泊客など
ノミヤ
演 - 諏訪雅[7]
クスミと二人連れの客。ループのため〆の雑炊を何度も食べるはめになる。
クスミ
演 - 石田剛太[7]
何度もループを繰り返すうちにノミヤと本音をぶつけ合うようになる。
オバタ
演 - 近藤芳正[5]
宿泊中の作家。原稿を何度入力しても消えるが、締め切りも来ないと知り、ループのままでもいいと言い出す。
スギヤマ
演 - 中川晴樹[7]
オバタの担当編集者。番頭の注意を聞かず入浴し、風呂場から出られなくなる。

その他

[編集]
ヒサメ
演 - 久保史緒里乃木坂46[2]
旅行者風の女性。貴船神社の本宮や結社(ゆいのやしろ)にお参りしている。物語の鍵を握ることになる。
猟師
演 - 土佐和成[7]
ループのため山から出られないと出会ったミコトたちにこぼす。
モリオカ
演 - 諸岡航平[6]
近隣の店の板前。板長がパニックになって番頭を刺したと血まみれの割烹着でふじやに来る。
シラキ
演 - 黒木正浩[6]
近隣の店の板前。逃げようとするミコトとタクを制しようとして、タクに殴り倒される。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/リバー、流れないでよ

感想

上田誠率いる人気劇団「ヨーロッパ企画」が手掛けた長編映画『リバー、流れないでよ』。

劇団の人達が演じているということで、映画俳優さんたちが多く出ている映画とはまた違った雰囲気を感じる映画です。

 

京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」で仲居として働くミコトは、別館裏の貴船川のほとりにたたずんでいたところを女将に呼ばれ、仕事へと戻る。

だが、2分後、なぜか先ほどと同じ場所に立っていた。

引用元:映画『リバー、流れないでよ』

そしてミコトだけでなく、番頭や仲居、料理人、宿泊客たちもみな、同じ時間がループしていることに気づく。

2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまうが、それぞれの記憶は引き継がれているのだ。

人々は力をあわせてタイムループの原因究明に乗り出すが、ミコトはひとり複雑な思いを抱えていた。

 

タイムリープものというよくある設定ですが、本作の斬新なところはタイムリープで巻き戻る時間なんですね。

バニラの観た、タイムリープもので巻き戻る周期は一日だったり、数日だったり、結構時間の猶予があるのに対し、本作『リバー、流れないでよ』は2分です。

「いや、短すぎだろ!」と思うくらい短いです。

だから、ストーリーの進行よりも、移動時間で尺を稼いでいるのではないでしょうか(^▽^;)

ですが、その短さが巻き起こすドタバタ劇が本作の肝でもあります。

これはバニラの感想ですが、「吉本新喜劇」と「東京03」を足して2で割ったような印象を受ける作品でした。

キャラクターの掛け合いが、なんだか「東京03」の雰囲気と似ている気がするんですね( *´艸`)

2分間タイムリープという今までにない斬新な設定で巻き起こる、キャラクターの素っとん狂な行動が本作の見どころです。

果たして、貴船の2分間に囚われた人々は、時間の牢獄から抜け出すことはできるのか!

予告

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映画 コメディ/ドラマ『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』「犬は高級車も豪邸もブランド服も求めない。枝が一本あればそれで十分だ。あなたが金持ちでも、貧乏でも、利口でも、鈍くても、犬は気にしない。愛すれば必ず応えてくれる」

引用元:disneyplus.com

ストーリー・解説

子育ての予行演習のつもりで、ラブラドール・レトリーバーの子犬を飼い始めた新婚夫妻のジョンとジェニー。マーリーと名付けたその犬のやんちゃな振る舞いに、さんざん手を焼く2人だったが、いつしか喜怒哀楽を共にするかけがえのない存在になっていく。犬との生活を通して人生を学んでいくカップルの姿を描いたドラマ。監督は「プラダを着た悪魔」のデビッド・フランケル。主演はオーウェン・ウィルソンジェニファー・アニストン

2008年製作/116分/アメリ
原題または英題:Marley & Me
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2009年3月27日

登場人物・キャスト

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/マーリー_世界一おバカな犬が教えてくれたこと

感想

子育ての予行練習のつもりで、ラブラドール・レトリーバーの子犬を飼うことにした新婚夫婦のジョンとジェニー。

引用元:映画『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』

ブリーダーから子犬を引き取り、引き取った子犬にボブ・マーリーから名前を取り、マーリーと名付け飼い始めた。

しかし、マーリーのやんちゃな振る舞いに、二人はさんざん手を焼くことに……。

マーリーとの生活を通して、人生を学んでいくカップルの姿を描いたハートフル・コメディ・ドラマ『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』。

 

以前、観たことがありましたが、そのときはあまり感動しなかったんですよね。

いや、動物のハートフル・コメディは好きなので、そのときも面白く観た記憶はあるのですが、若かったこともあり今回のような感動はしなかったと思います。

ですが、今回観てみると、すごく感動しました。

マーリーのやんちゃな振る舞いに手を焼きながらも、ジョンとジェニーは愛情をもって一緒に生活するんですね。

今思うと、とても素晴らしい飼い主だと思いませんか?

世の中には、飼ったはいいものの理想と現実の差に、捨ててしまう人もいるそうです。

酷い話ですが、もしも、もしもですよ。

この映画のマーリーのようなやんちゃな犬だったら、飼えるかな……と悩んでしまうと思います。

ですが、ジョンとジェニー夫婦は、「世界一おバカな犬」といいながらも、家族として愛情をもち最期まで責任をもって飼うのです。

引用元:映画『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』

子供が生まれて、忙しくなり妻のジェニーは一時期マーリーにきつくあたってしまうこともありましたが、そはれ一時の気の迷いで、ちゃんと最期まで看取るのです。

当たり前のことですが、当たり前のことって本当は当たり前ではないと思います。

何気ない夫婦と犬の生活を描いただけですが、人生が詰まっている。

長い人生の観る時期によって感じ方の変わってくる素晴らしい映画だと改めて思いました(≧▽≦)ゝ

予告

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