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ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

映画 ドラマ『ゴッドファーザーⅠ』「彼が断われないオファーをするさ」

引用元:hmhm

 

ストーリー

アメリカのマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラー小説を、当時32歳のフランシス・フォード・コッポラ監督が映画化した壮大なファミリードラマ。イタリア・シシリー島からアメリカに移住し、巨万の富を築き上げたビトー・コルレオーネ一族の跡目相続や、世代交代を謀る周囲のマフィアとの間に起こる抗争が重厚なタッチで綴られる。主演はマーロン・ブランドアル・パチーノ。72年度のアカデミー賞では作品賞を含む3部門を受賞した。日本でも1972年に劇場公開。2004年6月にデジタルリマスター版でリバイバル上映されている。

引用元:https://eiga.com/movie/44529/

登場人物・キャスト

ドン・ヴィトー・コルレオーネ マーロン・ブランド 鈴木瑞穂 麦人
マイケル・コルレオーネ アル・パチーノ 野沢那智 山路和弘 森川智之
ソニー・コルレオーネ ジェームズ・カーン 穂積隆信 谷口節
フレド・コルレオーネ ジョン・カザール 大塚国夫 牛山茂
ケイ・アダムス・コルレオーネ ダイアン・キートン 鈴木弘子 山像かおり
トム・ヘイゲン ロバート・デュヴァル 森川公也 田原アルノ
ピーター・クレメンザ リチャード・カステラーノ 富田耕生 辻親八 後藤哲夫
コニー・コルレオーネ・リッジ タリア・シャイア 小谷野美智子 渡辺美佐 斎藤恵理
カルメラ・コルレオーネ モーガナ・キング英語版 沼波輝枝 竹口安芸子 新田万紀子
マクラスキー警部 スターリング・ヘイドン 北山年夫 糸博 仲野裕
ジャック・ウォルツ ジョン・マーリー英語版 加藤精三 水野龍司
ドン・エミリオ・バルジー リチャード・コンテ 真木恭介 水野龍司 仲野裕
バージル・ソロッツォ アル・レッティエリ 小林清志 銀河万丈 楠大典
カルロ・リッジ ジャンニ・ルッソ 青野武 内田直哉 桐本琢也
モー・グリーン アレックス・ロッコ 家弓家正 佐々木梅治 青山穣
サルバトーレ・"サル"・テッシオ エイブ・ヴィゴダ 塩見竜介 水野龍司
ポーリー・ガットー ジョン・マルティーノ英語版 伊武雅之 樫井笙人  
ファブリツィオ アンジェロ・インファンティ英語版 里居正美  
カーロ フランコ・チッティ英語版 納谷六朗 星野充昭  
ロッコ・ランポーネ トム・ロスキー英語版 宮下勝    
ジョニー・フォンテーン アル・マルティーノ 山内雅人 大川透 内田直哉
ドン・フィリップ・タッタリア ビクター・レンディナ英語版 宮川洋一 島香裕 佐々木梅治
ルカ・ブラージ レニー・モンタナ英語版 今西正男  
ブルーノ・タッタリア トニー・ジョルジオ英語版 寺島幹夫 宝亀克寿 木村雅史
ドン・リオネーレ・トマシーノ コラード・ガイパ英語版 河村弘二
ドン・ジョセフ・ザルキ ルイス・ガス英語版 北川国彦 西村知道  
アメリゴ・ボナセーラ サルヴァトーレ・コルシット 富田仲次郎   佐々木梅治
ナゾリーネ ビド・スコッチ   稲葉実  
エンツォ ガブリエル・トッレイ 小川真司   髙階俊嗣
サンドラ・コルレオーネ ジュリー・グレッグ英語版 沢田敏子 佐藤しのぶ  
クレメンザ夫人 アーデル・シェリダン 斎藤昌子    
ルーシー・マンチーニ ジニー・リネロ英語版   片桐真衣  
アンソニー・コルレオーネ アンソニー・グナリス 冨永みーな 三浦智子  
フランク・コルレオーネ ルー・マティーニ・Jr. 松田辰也 亀井芳子  
アポロニア・ヴィテッリ・コルレオーネ シモネッタ・ステファネッリ 信沢三恵子    
ヴィテッリ氏 サーロ・ウルツィ英語版 寄山弘 稲葉実  
トニー トニー・キング 小関一    
看護婦 キャロル・モーリー 三枝みち子    
ドン・カーメン・クネオ ルディ・ボンド英語版      
ドン・ビクター・ストラキ ドン・コステロ英語版      
その他 - 上田敏也
千葉耕市
作間功
斎藤恵 白熊寛嗣
加納千秋
田代有紀
清和祐子
田中晶子
津川祝子
寺門真希

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴッドファーザー_(映画)

感想

 イタリアのシチリア島からニューヨークにやって来たヴィトー・コルレオーネ(通称ドン・コルレオーネ)は一代でニューヨーク五大の一角に成り上がった。ニューヨーク最大の犯罪組織のドンだが、義理堅く慈悲深い彼は多くの人々から慕われ、時にはマフィアならではのやり方で、もめ事を解決してやることも……。

引用元:映画『ゴッドファーザー

 だが、ある日マフィアの抗争によってヴィトーは暗殺されそうになり、家業から距離を置き表社会で生きようと考えていたマイケルは、次第に否応なくマフィアの抗争に巻き込まれ、二代目として生きる決意を固めるのだった――。

 

 世代を超えて描かれる大河叙事詩の傑作です(≧▽≦) シチリア島で生まれ育ったヴィトーがニューヨークでマフィアのドンになり、子供のマイケルがコルレオーネ・ファミリーを更に大きくする過程が丁寧に描かれています。

 

 始めは表社会で生きることを決めていたマイケルが、コルレオーネ・ファミリーのボスを継ぐと決めてからの行動が「そこにシビれる! あこがれるゥ!」なんですよ。コルレオーネファミリー以外の五大ファミリーのボスの暗殺を決行し、身内の粛清も決行してしまうのです( ̄▽ ̄)

 

 物語の前半は人一人殺すことすらためらっていたのに、後半からの変わりようと言ったら(^▽^;) まるで別人のような変わりようなんですね。マフィア的な性質は秘めていたにしろ、恐らく舐められないようにマフィアのドンというペルソナを被って着丈に振舞っていた節があります。

 

 物語は終始淡々としていて、正直好みは分かれると思います。けれど、近年のハリウッド映画のようなCGやアクションを多用した派手な物語と違った面白さがあるということをわかって欲しいんですよ(≧◇≦)

 

 近年のダイナミックで美麗な映像も良いですが、バニラは1980~90年代のアメリカ映画の方が名作が多い気がするのです(個人差はあります)。その当時の映画はCGや特殊撮影技術が劣りますが、補って余りあるストーリー構成と言葉では説明できない哀愁のようなものがあります。

 

 登場するのはむさくるしいおじさんばかりなんですが、おじさんがカッコいい話に外れはありません(≧▽≦) おじさんたちの重厚な人間ドラマを掘り下げられている映画史に残る名作です('◇')ゞ

予告

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