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映画 アドベンチャー/ドラマ 『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』「この世は~でっかい宝~島ぁ~!」

引用元:GYAO!-yahoo! JAPAN

 この世はでっかい宝島ですね( ̄▽ ̄) 人類の手が及んでいないフロンティアは宇宙と深海と南極の氷の下くらいしかないと言われていますが、今からまだ数百年前は世界中の至る所が宝島だったでしょう。

 

 夢に憑りつかれ失われた黄金都市Z発見に生涯を捧げた男の物語。良いですね~、好きですね~、ロマンですね~( ̄▽ ̄) そうさ~今こそアドベンチャー♪ですよ(≧▽≦) この物語の主人公パーシー・フォーセットは『インディ・ジョーンズインディアナ・ジョーンズ)』のモデルになったと言われている人物らしいです。

 

 パーシーはロンドンの地理学協会に呼び出され、南米オリビアとブラジルの国教の測量を依頼されることで、アマゾンの奥地に第一回目の探検に出かけることになります。ヨーロッパ人からすれば、オリビアとブラジルはまだ未開で野蛮な部族がいると恐れられていたので、測量は命がけだったでしょう。

 

 今もいるかはわかりませんが実際、南米アマゾンの奥地には、人間の肉を食べることで食べた人の魂や霊験を自らの体に取り込めると考える食人部族がいたそうです(>_<) ちょっと怖いですが、それで野蛮な民族だと安易に避難することはできないのですよ(´▽`*)

 

 世界各国に食人文化が散見されますからね。世界一有名な宗教である、キリスト教だって、パンやワインをイエスの肉や血に例えて飲み食いしているし、つまり世界各国に死んだ人を食べることで、その人が持っていた能力なり力を体内に取り込めるという思想はあったのです。

 

 それ以外にも色々な食文化があって、自国の食文化の価値観で他国の食文化を野蛮だと非難する方が傲慢です(*´▽`*) だから、野蛮人、未開人というのはヨーロッパ人からみた偏見で、現在では野蛮人・未開人という言葉は使われていないみたいですね。

 

 アマゾンの奥地の人だろうと話し合いによって解決できる人たちもいます。その証拠に、パーシーは彼らに襲われはしますが話し合いによって、彼らと仲良くなることに成功するのです。

 

 そんな冒険がありながら国境の測量を続けていたとき、パーシーの運命を変える古代都市の土器を発見して、この近くには失われた古代都市があるのだと確信します。この調子で、周辺を探せば古代都市が見つかる可能性がありましたが、都合上泣く泣くイギリスに引き返らざるを得ませんでした(´-ω-`)

 

 イギリスに帰ってからも、パーシーは古代都市のことを諦めきれず、あるスポンサーの力を得て、再びジャングルに向かうことになります。が、またも古代都市Zを見つけられず仕舞いで、引き返すことに……。

 

 ジャングルで酷い目に何度遭っても、パーシーは諦めないのですね(´・ω・`) 戦争に駆り出されたり、家族と不仲になったりしても、パーシーの頭の中は古代都市のことばかりなのです。

 

 月日が流れ、息子も大きく成長し、パーシーは息子と二人で、再びアマゾンに向かって、二人とも帰らぬ人になったというところで物語は終わりです……。モヤモヤな感じで終わってしまいました……。

 

 最後、古代都市を見つけていればいいですよね(´-ω-`) このように散っていった探検家の方が多いのでしょう。マチュピチュを見つけられたり、ファラオの墓を発掘したり、トロイア戦争の遺跡を見つけたりできたのは、ごく一部の人たち。

 

 だけど、パーシーは愚か者ではなかったと思います。人生を捧げられることがあるのって、幸せなことじゃありませんか(≧▽≦) それに、パーシーたちは帰ってきませんでしたが、この映画では、もしかしたら古代都市Zを見つけて、そこに永住してしまったから帰って来ないんじゃないかっていう希望を持たせる説が提示されていました。

 

 物語の後半でパーシーは長年使い続けていた方位磁石をある人物に見せて、このようなことをいうのです。「もし、古代都市Zを見つけたら。この磁石を送る」って。ニュアンスは違いますが、意味は同じです。

 

 で(≧▽≦) その、方位磁石が最後届くのですよ。つまり、死んでいればその方位磁石が届けられることがないので、届けられたということは古代都市Zを見つけて、そこに永住しているという想像もできるわけです。

 

 まあ、希望は薄いでしょうけど、だけど死んでしまったのなら、どうやって方位磁石を送って来たのか? 謎が深まるばかり(。´・ω・)? 重厚のストーリーで、視聴後の余韻もそれほど悪くはありませんでした('◇')ゞ

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