ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

アニメーション映画 SF 『映画 ドラえもん のび太の 新恐竜』「失敗してもいいさ、あたたかい目で見守ってやろう」

引用元:Amazon

 映画ドラえもんには夢と希望と冒険、友情・努力・勝利が詰め込まれていますね(≧▽≦) 『ドラえもん』大好きです(*´▽`*) 物心が付いた時からドラえもんクレヨンしんちゃんがあって、映画はもちろん、昔はアニメ版も欠かさず観ていました。バニラの血と肉は冗談ではなく、ドラえもんクレヨンしんちゃんで形作られています(≧▽≦) 成長すると、ドラえもんのような物語は綺麗ごとのように感じてしまうこともあるでしょうけれど、それでもドラえもんが大好きなんですね~( *´艸`)

 

 終わらない物語に対して色々言う人もいることは知っていますが、それでもドラえもんクレヨンしんちゃんはこれからも、制作され続けて子供たち、そしてバニラのようなドラえもん好きに夢と希望を与えて欲しいです(≧▽≦) ドラえもん愛を語るのに、文字数を使い過ぎてしまいました(;^ω^) 観よう観ようと思っていた、完全オリジナル『映画 ドラえもん のび太の新恐竜』をやっと観ました。

 

 新恐竜とタイトルには、恐らく二つの意味があります。『映画 ドラえもん のび太の恐竜』という映画が記念すべきドラえもん映画第一作で制作されていて、更に声優が大山のぶ代さんから水田わさびさんに交替してから『映画 ドラえもん のび太の恐竜2006』が制作されているのですね(*´▽`*) つまり今回、新恐竜とタイトルが付いているのはリメイク版ではない新しいのび太の恐竜という意味と、のび太くんが発見した新種の恐竜という二つの意味があるのです。

 

 完全オリジナルではありますが、のび太の恐竜2006版のリンク点と、オマージュが見られて面白いですよ~(´艸`*) 2006版では、スネ夫ティラノサウルスの爪の化石を自慢されたのび太くんは、悔し紛れに「自分の手で恐竜まるごと一匹の化石を発掘してみせる」という無謀なことを言って、それだけなら良かったのですが「もしできなければ鼻からスパゲッティを食べてやる」と約束してしまうのですね(;^ω^) 口ではないどこかで食べ物を食べるというのは、ドラえもん映画あるあるなのです(´艸`*) 

 

 2006版の方では鼻からスパゲッティでしたが、新恐竜ではまぶたでピーナッツを噛むという約束になっていました( ̄▽ ̄) そのような理由から、2006版ではのび太くんは崖のむき出しの地層で化石の発掘を始めますが、結局見つからず、その崖の下の家の主人に怒られて、ゴミ捨て穴を掘らされることになるのですが、そこで恐竜の卵の化石のような形の石を見つけて、のび太くんは家に駆け帰り、ドラえもんに見せるとナウマンゾウの糞の化石かもしれないみたいなことを言われていたと思いますね。

 

 ですがのび太くんは恐竜の卵だと信じて疑わず、ドラえもんにタイムふろしきを出してもらい確認してみることにします。時代が戻るのを待っている間、ドラえもんは「失敗してもいいさ、あたたかい目で見守ってやろう」

引用元:映画ドラえもん のび太の恐竜2006

という、このあたたかい目をして、新恐竜でもあたたかい目を期待していたのですが、残念ながらありませんでした(´-ω-`) このあたたかい目ドラえもん好きの間では、語り草になっています(゚∀゚) そして、タイムふろしきの時間が戻ると、何とフタバスズキリュウの卵であったことが判明して、のび太くんは生まれたフタバスズキリュウの赤ちゃんにピー助と名付けて、大きくなって、スネ夫ジャイアンをぎゃふんと言わせるまで育てることを決めます。で、ですよ。ピー助が新恐竜の方でも登場したのです! 

 

 のび太くんとキューという新恐竜が海で溺れたとき、ピー助が助けに来て、そのときの感動といったら……(;´∀`) のび太くんは物語の都合上なのか、世界線が違うせいなのか、ピー助のことを知っていませんでしたが、明らかにピー助はのび太くんのことを知っているようなのです(T_T) その他にも、色々なオマージュがあって、キューが最初に食べたものはマグロの刺身なのですが、2006版のピー助も確か、一番最初に食べたものはマグロの刺身だったはずです。2006版を観ていれば、より一層楽しめます。やっぱり、ドラえもんは良いですね(≧▽≦)

 

PS ついでなので、ドラえもんの映画の中でバニラのお気に入りの10作品を紹介しましょう(´艸`*)

『映画ドラえもん のび太の恐竜2006

 ボクノートが流れるシーンと、ピー助との別れは鳥肌もの!

『映画ドラえもん のび太と鉄人兵団

 ドラえもんの映画史上最高傑作と呼び声高く、人間とは何かに対する哲学的問題を扱った傑作。

『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~』

 序盤から張られた伏線が終盤に繋がる構成の秀逸さと、魔法の世界になったらどのように世界が変わっているのかにワクワクドキドキが溜まらない!

『映画ドラえもん のび太太陽王伝説』

 昔観たときトラウマになった( ;∀;) だけど、ドラえもん映画屈指の名作だと思う。

『映画ドラえもん のび太と夢幻三剣士』

 ドラえもん映画史上もっとも謎に包まれた謎作。おどろおどろしい中世RPGのような世界観で、のび太くんが無双する。

『映画ドラえもん のび太と雲の王国』

 人間が犯した自然破壊によって種は絶滅する。自然と人間はいかに向き合うべきか?

『映画ドラえもん のび太と翼の勇者たち』

 鳥人たちの世界で巻き起こる、冒険活劇。

『映画ドラえもん のび太と銀河超特急』

 夢と希望が詰まった銀河鉄道の旅先で待ち受けるものは!

『映画ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』

 イチとのび太くんの時空を超えた友情。ドラえもん映画の中で、のび太の恐竜2006と並ぶ感動作( ;∀;)

『映画ドラえもん のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~』

 旧作も捨てがたかったけれど、新作の主題歌が掛かってからの終盤の演出が凄い!

となります。本当はもっと加えたいドラえもんの映画があるのですが、あくまでバニラの感想で、強いて10作品に絞って挙げるとすればこうなりました。順位付けはできませぬ……(>_<)